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医療映像制作を手掛ける株式会社クウェスデイヴィッド（本社：京都府舞鶴市 代表取締役社長：斉藤浩）は2018年4月20日から「医療IC（インフォームドコンセント）/医師完全説明CG/アプリ無料制作」Smart iC（スマートIC）の提供を開始します。 医師と患者の「推定理解」（医師の暗黙の常識と、患者の暗黙の依存）による深刻なICトラブルや訴訟の低減のために、全く新しいICツールで医療の質を高めます
治療法やそのリスクを十分に説明して患者の同意を得るインフォームドコンセント（以下、ICと言います）。治療方針の決定の場となるICは、医師の多忙さや患者家族の理解不足により一方通行となり、治療以外での後々の深刻なトラブルや訴訟など両者にとって大きな後悔の時間になってしまうことも少なくありません。
Smart iC（スマートIC）は1人1人の医師の説明そのものを無料でわかりやすくCG化し、インデックス別に自動でタイムラインアプリのトラックに格納して、患者や家族が主治医の説明を十分に理解しておけます。医師は手元のアプリコントロールフォームからいつでも説明資料を修正、更新してリアルタイムにアップデートができます。（医師はICの前後でアプリ/CGを使って説明を十分に補完しておけます）


Smart iCは、今までの医師と患者家族の「推定理解」による双方の不利益（医師の説明義務違反や自己決定権侵害、患者の主体性の低い理解による後悔やトラブル/訴訟）を低減して、さらには医師業務の負担を軽減し医療の質を高めるために開発されました。
※推定理解とは：医師による「患者がわからないと言うまではわかったものとみなす医師側の常識」
　　　　　　　 患者による「何も言わなくても医師は自分のことをわかってくれているという根拠のない信頼/タブー感」

■Smart iCのサービス概要

（1）Smart iCアプリは、個別医師や診療科チームに対応して各種説明素材/情報の十分な設定ができる、患者にとっても使いやすくわかりやすい今までにない医療ICツールです
（2）タイムラインアプリの魅力的なインターフェイスは、医師と患者相互に確認や質問ができるコンテンツナビゲーター/説明ガイダンス/インデックス機能を備えており、すべての端末画面に応じてサイズを自動変更します
（3）タイムライン上のイベントやコンテンツやデータ等はWeb経由で医師自身によるリアルタイム更新や修正が可能で、医師の説明素材や情報をいつも新鮮でダイナミックに保つことができます（情報の修正や更新のたびに業者に発注したり、余分な時間やコストを費やす必要がありません）
（4）説明光景や手術光景など医師側での自撮り動画像やDICOMデータ、グラフやチャート、PDF等の関連資料もいつでもアプリに自由に編集して修正/アップデートできます
（5）患者家族はスマートフォンやタブレット、PCで利用できます。一度CGやアプリを制作して設定しておけば、医師個人での使用以外に診療科チーム内でも定型化や共有化/資産化することができ、病院やクリニックとしても日々の医師やコメディカル業務の負担軽減と効率化につながります
（6）医師1人1人の専用のオリジナルフォームを使って、患者家族の質問/確認などを把握するために患者さんごとに個別対応のアプリの設定もできます
（7）また、医師による最初の原稿制作負担の軽減のために、以前に作っていた手元にお持ちの「患者向け説明用DVD」や「説明用Power Point/Keynote」「PDF」等資料での入稿も可能です（各著作権処理等が生じる場合は弊社にて無償対応致します）
（8）その他「タイムギフト」「スマホ/タブレットレンタル」「引用/CGテンプレート」「CGリクエスト」「紹介特典」「Smart iCダイレクト」「IC炎上保険」「個別患者対応App」等サービスを準備しております

【医療関連以外の方にもご利用頂けます：一般の方向けにも2つのサービスを準備】
（A）【IC炎上保険】ネット風評被害対策サービスの利用も可能で、いわれのない誹謗中傷をいち早く監視チェックして医師や医療施設、さらには一般個人の方や企業のイメージ悪化を早期段階で防ぐためにご利用頂けます
（B）【パーソナルタイムラインアプリ】 IC向けタイムラインアプリを個人向けに転用した「パーソナルタイムラインアプリ」で、時間軸や管理軸でタイムライン/レイヤーを組んで自由に制作、管理できます
時間軸〈例〉：年表/バイオグラフィー/社史/病院史/医師チームスタッフ紹介/イベント記録/成長記録、等
管理軸〈例〉：治療アルゴリズム/クリニカルパス/各種マニュアル/作業手順書/プレゼン/実験記録/情報管理、等

■たとえば、乳がんになられた芸能人の方とICの問題
ここ数年来、日本の芸能人の方の乳がん患者も増え、その方と主治医とのICの内容やその経緯もマスコミを介して情報として詳しく伝わるようになってきました。主治医からの説明を十分理解するのに時間を要してしまい、治療法を決めるのに数ヶ月間もの空白の期間を過ごされることもあるようで、中には主治医への不信感もあらわに「がんの進行スピードが速く手術できなかった」「主治医の説明では乳房切除の手術ばかりが強調されていた」「その主治医の説明では選択肢がないと判断して治療を拒否したのでは」などという憶測情報もありました。

実際のICの現場では、患者さんがどんなにショックを受けても、どんなに理解できていなくても、医師による説明は淡々粛々とされてしまう傾向があります。もしあの時Smart iCがあれば、前もって医師の説明をもっとくわしく把握できていたり、時間をかけて頭の中を整理することができて、たとえ真夜中であっても患者自身の考えるタイミングで確認や質問をしておけたり、医師に積極的に何度もくり返し確認してその細かなニュアンスまで洞察することができていたかもしれません。医師と患者さんの関係はさらに熟（こな）れて互いに治療の選択肢や可能性、危険性をはじめ多様な解釈にまで触れて考えておくことができ、患者や家族はしっかりとした納得（主体性の高い理解と選択）のもとで、医師への過剰な期待や遠慮をすることなく治療法選択やリスクの判断ができていたかもしれないのです。

■患者家族のICリテラシーも高めて十分な理解へ
医師の多忙さもあって、治療方針の決定の場となる患者にとって最も大事なICは、ほぼ一度限り。その時は、医師が患者さんにどんなに分かりやすく伝えているつもりでも、「内容が難しくてさっぱり分からなかった」と感じる人も少なくありません。患者の高齢化が進んでいく中で、この傾向は益々高まるばかりです。治療方法をすべて医師任せにしてしまう人もおり、何か起きたときに「こんなはずではなかった」と思う患者も多くいることでしょう。患者の高齢化に伴い患者家族を巻き込んだ説明トラブルや訴訟が増え、疲弊し消耗する医師の日常業務への負担は年々増えるばかりです。
Smart iCは医師の業務負担を軽減するのみならず、患者家族にとっては、手術などの治療後に後悔したりトラブルになるようなことのないように、医師の説明を十分にしっかりと理解でき確認しておける使いやすいツールです。「何も言わなくても先生は自分のことをわかってくれている」「よくわからないけれど任せて同意書にサインするしかない」「いい患者でいたい、文句を言っていると思われたくない」という暗黙の依存や従属感、遠慮など、医師へ気がねなく質問や確認もできる専用フォーム等で、医師とさらに熟（こな）れた新しい関係のもとで、医師への「推定理解」を超えて真に深い納得の上での選択と意思決定が可能になります。

■Smart iCは、全国の病院/クリニック/歯科クリニック/獣医クリニックの医師やコメディカル、及び医療関連企業や教育機関を対象に、（1）制作後、月単位での利用をご希望の医師には、医療業界では異例の月額380円（1分）〜の月額利用料（要アプリ/サブスクリプション）（2）所有をご希望の医師には、1分あたり50,000円〜150,000円の従来の制作受託制作料、の2つの制作モデルをご用意しております。いずれの方法でも今までにない低コストとアプリ機能で、十分な説明義務を果たしながら医師業務の負担を軽減できます。医師は今まで通りのICにSmart iCを追加するだけで、患者の知る権利と自己決定権を尊重した患者家族との関係性を中心に、患者主体のICに変革してさらに医療の質を高めることができます。