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マザーズ指数は4日ぶり反発、前日の急落から押し目買い、IPOファイズは強い初値形成に

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本銀行・金融政策決定会合といった重要イベントを通過して買い優勢の展開となった。人気銘柄を中心に前日の下げが大きかっただけに、値ごろ感も押し目買いの動きを誘ったようだ。ただ、前日の下落分に比べ戻りは限定的で、目先の反発狙いといった印象もある。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、売買代金は概算で1036.26億円。騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり68銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、前日ストップ安となったDDS<3782>がマザーズ売買代金トップ。やや反発して本日の取引を終えた。その他、GNI<2160>、ITBOOK<3742>、アカツキ<3932>
も上昇し、SOSEI<4565>やミクシィ<2121>は小幅高だった。また、第3四半期決算や株式分割実施を発表したハイアス<6192>が13%超高でマザーズ上昇率トップ。通期決算が好感されたACCESS<4813>、リリースが材料視されたメディアF<6067>に加え、ユーザベース<3966>やグレイス<6541>も上げが目立った。一方、クラウドW<3900>、レノバ<9519>が軟調で、モバファク<3912>やエニグモ<3665>も小幅に下げた。また、ジェネパ<3195>がマザーズ下落率トップとなった。
 なお、上場2日目のファイズ<9325>は公開価格の約3.2倍となる高い初値を付けた。本日マザーズ市場へ新規上場したうるる<3979>も公開価格を11%上回るしっかりした初値形成だった。


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