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米テック株安や中東情勢の緊迫化懸念から売り先行へ

日経225・本日の想定レンジ
*08:25JST 米テック株安や中東情勢の緊迫化懸念から売り先行へ
[本日の想定レンジ]
9日のNYダウは86.10ドル高の50872.11ドル、ナスダック総合指数は250.84pt安の25678.82pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比875円安の64525円だった。本日は、米ハイテク株安を映して利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日の東京市場は、米テック株高や中東情勢の先行き懸念後退を受けて買い戻しの動きが強まり、日経平均は大幅に反発した。ローソク足は陽線を形成した。25日移動平均線(63819円)が下値抵抗帯となった半面、5日移動平均線(66380円)が上値抵抗線となり、戻り売り圧力の強さも確認された。9日の米国市場は、中東情勢の先行き不透明感からハイテク株中心に値を消す銘柄が目立ち、ナスダック総合指数やSOX指数は下落したものの、出遅れ感のあるシクリカル銘柄には買いが入り、NYダウは小幅に反発するなど高安まちまちだった。トランプ米大統領は9日、ホルムズ海峡付近で8日に米戦闘ヘリが墜落したのは、イランによる攻撃だったと明らかにし、「この攻撃に対して報復する必要がある」と表明。これが投資家心理を圧迫した。一方、短期的な過熱感のある半導体・人工知能(AI)関連株には持ち高調整の売りが出た。また、10日に5月米消費者物価指数(CPI)が発表される。内容次第では米国の利上げ観測が高まる可能性があり、これを先回りした売りが出たことも重しになったとみられる。さらにナイトセッションの日経225先物は一時63100円台まで下落したこともあり、本日の東京市場はリスク回避の動きが優勢となるだろう。米ニュースサイトが「米軍がホルムズ海峡周辺のイランの防空システムやレーダーなどを攻撃した」と伝えており、中東情勢の緊迫化への警戒感も売りが膨らむ要因につながるかもしれない。ただ、直近の株価上昇に乗り遅れている投資家も多いとみられ、株価水準が切り下がれば押し目を拾う動きも出てこよう。また、株価下落局面では25日移動平均線(9日時点、63819円)付近で跳ね返されており、この水準を下値に値固め局面となるのか注目したいところだ。加えて、米CPIの発表を控えているだけに、売り一巡後は様子見姿勢が強まることも想定されよう。上値メドは、心理的な節目の66000円や66500円、67000円。下値メドは、25日移動平均線の63819円、心理的な節目の63000円、62000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限64500円−下限63500円



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