26日の米国市場ダイジェスト:ダウは29ドル高、S&P500指数は2000ポイントを上回り最高値更新
[14/08/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは29ドル高、S&P500指数は2000ポイントを上回り最高値更新
NYダウ ナスダック
終値 :17106.70 終値 :4570.64
前日比:+29.83 前日比:+13.29
始値 :17079.57 始値 :4563.81
高値 :17153.80 高値 :4575.59
安値 :17079.57 安値 :4556.78
26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は29.83ドル高の17106.70、ナスダックは13.29ポイント高の4570.64で取引を終了した。連休を控えて閑散取引となる中、6月FHFA住宅価格指数や8月消費者信頼感指数が予想を上回ったことで買いが先行。イスラエルとハマスがガザ地区での停戦に合意したことも好感され、終日堅調推移となった。S&P500指数は2000ポイントの大台に乗せ過去最高値を更新。セクター別では、エネルギーや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方、公益事業や運輸が下落した。
ドーナツチェーンのティムホートンズ(THI)はファストフードのバーガーキング(BKW)と買収交渉を行っていることを公式に認め、著名投資家バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK/B)が資金調達を支援することが明らかとなり上昇。一方で、家電小売のベストバイ(BBY)は慎重な業績見通しを示したことで軟調推移となった。オンライン旅行予約サイトのオービッツ・ワールドワイド(OWW)は、アメリカン航空(AAL)は契約交渉不調で同サイト上での航空券販売を取りやめることを明らかにして下落。
ロシアとウクライナの首脳会談が実現したものの、主張には依然として大きな隔たりがあり具体的な成果はなかった。米国株式相場は殆ど反応していない。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル・円は104円06銭、米早期利上げ観測を受けたドル買いが優勢
ドル・円は103円85銭から104円17銭まで上昇し104円06銭で引けた。予想を上振れた米国の7月耐久財受注や8月消費者信頼感指数を受けて米連邦公開市場委員会(FOMC)による早期利上げ観測が強まりドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.3209ドルから1.3164ドルへ下落し1.3169ドルで引けた。プーチン・ロシア大統領とポロシェンコ・ウクライナ大統領の協議を警戒したユーロ売り、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を織り込むユーロ売りが加速した。ユーロ・円は、137円41銭へ上昇後、137円02銭へ反落。欧日金利差の縮小観測に伴うユーロ売り・円買いが上値を抑制した。ポンド・ドルは、1.6593ドルから1.6540ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9149フランから0.9181フランへ上昇した。
■NY原油:反発で93.86、米消費者信頼感指数の大幅上振れを好感
NY原油は反発(NYMEX原油10月限終値:93.86 ↑0.51)。94.35ドルまで上昇後、93.35ドルまで下落したが、再び94ドル近辺に戻す展開になった。この日発表された米国の8月消費者信頼感指数が92.4となったことを受けて(予想は89.0、7月が90.3に下方修正)、需要の先行き期待感による買いが優勢になった。
ただ、日本時間27日夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の在庫減少幅が縮小する一方、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫増が続くと予想されており、相場の上値抑制要因になったとみられる。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.33ドル +0.04ドル(+0.25%)
モルガン・スタンレー(MS) 34.40ドル +0.20ドル(+0.58%)
ゴールドマン・サックス(GS)177.90ドル +0.03ドル(+0.02%)
インテル(INTC) 34.80ドル -0.01ドル(-0.03%)
アップル(AAPL) 100.89ドル -0.65ドル(-0.64%)
グーグル(GOOG) 577.86ドル -2.34ドル(-0.40%)
フェイスブック(FB) 75.96ドル +0.94ドル(+1.25%)
キャタピラー(CAT) 108.06ドル +0.09ドル(+0.08%)
アルコア(AA) 16.59ドル +0.11ドル(+0.67%)
ウォルマート(WMT) 75.52ドル -0.17ドル(-0.22%)
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