米国株見通し:感謝祭休場控え調整含みの展開も
[17/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
S&P500先物 2573.00(-3.25) (18:05現在)
ナスダック100先物 6307.50(-5.75) (18:05現在)
18:05時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは30ドル安程度で推移。欧州市場は小幅ではあるが全般売りが先行して推移している。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや利食い優勢の展開から始まろう。
17日の米株式市場は下落。米議会下院で税制改革案が可決されたことで同法案を巡る先行き不透明感が後退したものの、上院は議席数の優位が小さく下院と法案内容に違いもあることから、改めて年内の税制改革実現に懐疑的な見方が広がり、軟調推移に。
税制改革の行方を見極めたいほか、世界的な株高の流れについても、過熱警戒感から利益確定に向かわせる動きがみられている。NYダウは25日線での攻防が続く中、これを明確に下放れてくるようだと、利益確定の流れが強まりやすいだろう。また、感謝祭の祝日を挟み、商いも膨らみづらいことも、調整含みの展開に向かわせやすいだろう。
その他、ドイツのメルケル首相は、新たな連立政権樹立に向けた取り組みが失敗したことを認めたと伝えられている。これを受け、ドイツは再選挙に向かう可能性があり、メルケル氏が政権を維持できるかどうか不透明になっていることも政治リスクの観点で買いが手控えられよう。
<KK>
ナスダック100先物 6307.50(-5.75) (18:05現在)
18:05時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは30ドル安程度で推移。欧州市場は小幅ではあるが全般売りが先行して推移している。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや利食い優勢の展開から始まろう。
17日の米株式市場は下落。米議会下院で税制改革案が可決されたことで同法案を巡る先行き不透明感が後退したものの、上院は議席数の優位が小さく下院と法案内容に違いもあることから、改めて年内の税制改革実現に懐疑的な見方が広がり、軟調推移に。
税制改革の行方を見極めたいほか、世界的な株高の流れについても、過熱警戒感から利益確定に向かわせる動きがみられている。NYダウは25日線での攻防が続く中、これを明確に下放れてくるようだと、利益確定の流れが強まりやすいだろう。また、感謝祭の祝日を挟み、商いも膨らみづらいことも、調整含みの展開に向かわせやすいだろう。
その他、ドイツのメルケル首相は、新たな連立政権樹立に向けた取り組みが失敗したことを認めたと伝えられている。これを受け、ドイツは再選挙に向かう可能性があり、メルケル氏が政権を維持できるかどうか不透明になっていることも政治リスクの観点で買いが手控えられよう。
<KK>