泉州電業<9824>オリジナル商品の開発強化と海外売上高比率の引き上げ狙う
[15/02/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』2月2日放送において、泉州電業<9824>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
泉州電業<9824> は電線の総合専門商社で独立系では国内トップ。仕入先は約250 社、在庫商品アイテム数は約2 万点に上り、「必要な商品を、必要な分だけ、必要なときに届ける」というデリバリー体制に強み。自社開発のオリジナル商品で差別化を図る。
■前期の業績について
2014 年10 月期の業績は、売上高が前年同期比8.8% 増の75,931 百万円、営業利益が同28.3% 増の2,485 百万円、経常利益が同25.0% 増の2,835 百万円、当期純利益が同26.2%増の1,663 百万円となった。売上高、各利益ともに期初予想を上回り、商品別では特に電力用ケーブル、非電線が好調であった。
■今期業績の見通しは増収増益
2015 年10 月通期の連結業績は、売上高が前年同期比1.8% 増の77,300 百万円、営業利益が5.8% 増の2,630 百万円、経常利益が同1.6% 増の2,880 百万円、当期純利益が同1.0%増の1,680 百万円を見込む。足元の業界環境に比べて控えめの予想と思われ、増額修正の可能性が高い。同社では付加価値の高いオリジナル商品の開発強化と、現在売上高の4%程度にとどまっている海外向け売上高比率を中期的に30% まで引き上げることで、業績の更なる拡大を目指している。
■株主還元制度に関して
財務体質は良好であり、加えて同社は「今後は資本効率を改善し、ROE6% を目指す」と述べている。その第一歩として2014 年10 月期の期末配当を18 円に増配し、年間配当を34 円(2013 年10 月期32 円) としたのに続き、2015 年10 月期の年間配当予想を36 円としている。今後、更なる増配や自社株買いなどの資本効率の向上に向けた取り組みを進めていけば、同社株の魅力度は更にアップするものと思われる。
■足元の株価動向はさえない推移が続いているが、どう見ているか
昨年9月に高値1959円をつけた後は調整局面を迎えており、ここ数日は陰線が目立つ日足チャートとなっている。週足チャートでは、13週線に頭を押さえられ26週線も割り込んでいるが、週足の一目均衡表の雲上限が接近していることから、そろそろ調整一巡を迎える可能性も。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
泉州電業<9824> は電線の総合専門商社で独立系では国内トップ。仕入先は約250 社、在庫商品アイテム数は約2 万点に上り、「必要な商品を、必要な分だけ、必要なときに届ける」というデリバリー体制に強み。自社開発のオリジナル商品で差別化を図る。
■前期の業績について
2014 年10 月期の業績は、売上高が前年同期比8.8% 増の75,931 百万円、営業利益が同28.3% 増の2,485 百万円、経常利益が同25.0% 増の2,835 百万円、当期純利益が同26.2%増の1,663 百万円となった。売上高、各利益ともに期初予想を上回り、商品別では特に電力用ケーブル、非電線が好調であった。
■今期業績の見通しは増収増益
2015 年10 月通期の連結業績は、売上高が前年同期比1.8% 増の77,300 百万円、営業利益が5.8% 増の2,630 百万円、経常利益が同1.6% 増の2,880 百万円、当期純利益が同1.0%増の1,680 百万円を見込む。足元の業界環境に比べて控えめの予想と思われ、増額修正の可能性が高い。同社では付加価値の高いオリジナル商品の開発強化と、現在売上高の4%程度にとどまっている海外向け売上高比率を中期的に30% まで引き上げることで、業績の更なる拡大を目指している。
■株主還元制度に関して
財務体質は良好であり、加えて同社は「今後は資本効率を改善し、ROE6% を目指す」と述べている。その第一歩として2014 年10 月期の期末配当を18 円に増配し、年間配当を34 円(2013 年10 月期32 円) としたのに続き、2015 年10 月期の年間配当予想を36 円としている。今後、更なる増配や自社株買いなどの資本効率の向上に向けた取り組みを進めていけば、同社株の魅力度は更にアップするものと思われる。
■足元の株価動向はさえない推移が続いているが、どう見ているか
昨年9月に高値1959円をつけた後は調整局面を迎えており、ここ数日は陰線が目立つ日足チャートとなっている。週足チャートでは、13週線に頭を押さえられ26週線も割り込んでいるが、週足の一目均衡表の雲上限が接近していることから、そろそろ調整一巡を迎える可能性も。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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