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サイバリンクス Research Memo(6):収益拡大に伴い財務の健全化が一段と進む

注目トピックス 日本株
■業績動向

(2)財務状態

サイバーリンクス<3683>の2015年12月期末時点の総資産は前期末比80百万円減少し5,164百万円となった。固定資産が141百万円増加したものの、流動資産が222百万円減少したためだ。固定資産の増加は、合併によるのれんや継承資産の増加に加えて、「@rms基幹次期バージョン」の開発等によりソフトウェア仮勘定が増加したことが要因。一方、流動資産の減少要因は、大型工事案件の竣工、回収に伴い売掛金が減少したことによる。

負債は2,014百万円と前期末比538百万円減少した。内訳は、短期借入金返済、買掛金の減少、未払法人税等の減少に伴い流動資産が480百万円減少したことに加えて、固定負債も長期借入金返済により57百万円減少したことが要因。この結果、有利子負債残高は602百万円となり、前期末に比べ303百万円減少した。一方、純資産は前期末比457百万円増加した。利益拡大により利益剰余金が増加したことや、合併により資本金、資本準備金が増加したことによる。

キャッシュ・フローの状況をみると、2015年12月期末時点の現金及び現金同等物の残高は前期末比106百万円増加し481百万円となった。営業キャッシュ・フローは903百万円の収入となった。資金の増加要因は、税引前当期純利益の増加、売上債権の回収等がプラス寄与した。投資キャッシュ・フローは419百万円の支出となった。@rms次期バージョンの開発等によりソフトウェア仮勘定が増加したほか、データセンター設備の取得などが要因。また、財務キャッシュ・フローは、長短借入金の返済及び配当金の支払いにより461百万円の支出となった。

以上のことから、健全性を表す指標である流動比率、自己資本比率はそろって改善した。収益性を表す指標については、合併と利益拡大に伴い自己資本が大きく伸びた影響により数値が悪化したROEを除いて、ROA、営業利益率は業績拡大を反映し改善した。今後については、2017年4月以降「@rms基幹次期バージョン」のサービス開始に伴う償却費の負担がマイナス要因として働くものの、流通分野を中心とした業績拡大により健全性及び収益性を表す指標ともに改善トレントが鮮明になるとみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)



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