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ダイキアクシス Research Memo(6):ROEは10.9%と2ケタを回復

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2016年12月期の業績概要

ダイキアクシス<4245>の2016年12月期の連結業績は売上高が32,810百万円と前期比1.4%増、営業利益が同1.6%減の931百万円、経常利益が同5.0%増の1,136百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同94.8%増の648百万円となった。仕入割引(156百万円)を営業外収益に計上するため、経常利益の金額が営業利益を上回る。期初予想比では売上高が1.9%減だったが、経常利益がほぼ予想並み、当期純利益が10.0%減だった。前期は小形風力発電機の子会社に関わるのれん代の一括減損処理(248百万円)を特別損失で行った。当期はそのような大きな特別損失が発生しなかったため、当期純利益が大幅に回復した。

環境機器関連事業は売上高が15,913百万円と前期比3.3%増、営業利益が1,198百万円、同5.5%増の増収増益を達成した。浄化槽排水処理システムが前期比4.3%の増収を達成し、うち海外売上高が795百万円、同32.2%増と大幅な伸びとなった。メンテナンスは6.4%増であった。一方、上水事業はエスコ事業に注力した結果、買取案件がなくなり、エスコの7件の導入に終わった。住宅機器関連事業は売上高が16,166百万円、前期比0.8%減、営業利益が497百万円、同12.3%減と減収減益であった。前期に異例の多さだった建設関連業者向けLED照明の販売、ホームセンターリテール商材でのトイレ関連商品販売、住機部門工事での省エネ農業温室工事が減少した。その他の事業は売上高が731百万円、同11.6%増、営業利益が22百万円と前期の83百万円の営業損失から黒字転換した。環境機器関連事業とその他の事業の増益が住宅機器関連事業の減益を補った。

2. 財務状況と経営指標

2016年12月期末の資産合計は20,023百万円と前期末比612百万円増加した。借入金を予定どおり返済したため、有利子負債が前期末比193百万円減少し、自己資本比率は30.9%と同1.3ポイント上昇した。ROE(自己資本当期純利益率)は、前期比5ポイント増の10.9%と2ケタの水準を回復した。前期は大きな特別損失が発生したため、ROEが一時的に低下した。

3. キャッシュ・フローの状況

2016年12月期末の現金及び現金同等物は、3,332百万円と前期比30百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは608百万円の収入となった。完成工事未収入金などの売上債権や棚卸資産の増加が入超額を減少させた。投資活動によるキャッシュ・フローは104百万円の支出であった。有形固定資産の取得による支出は前期に海外新工場に関わる設備投資があったが、当期は上水事業に関わるものにとどまった。財務活動によるキャッシュ・フローの出超(-451百万円)は、長期借入金の返済や配当金の支払などによる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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