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【実況!決算説明会】ユーザベース<3966>---2017年12月期決算(2017年1-12月期)(8/11)

注目トピックス 日本株
このコンテンツは、ユーザベース<3966>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。11本に分けたコンテンツの8本目です。


質問者2:
最後に1点、グループ経営・子会社戦略についてお伺いします。もともとNewsPicksはSPEEDA事業の派生であり、一つのデータベース事業であるというご説明を受けた記憶がございます。その2つの事業っていうのは決して分かれているものではなく、一体であると。ただ一時的に他の株主が入った時期もあったかと思いますし、いろいろなご事情で2つの事業に分かれたのかなと思っています。

ここにきてFORCASやMimirなどがグループ化していますが、当初のご説明のようにいずれの事業もデータベース事業として同資産ではないかと思っているのですが、ここにきて、言い方は恐縮なのですが、新規事業を立ち上げるうえでビークルを全く別にして、かつ別会社にする意味っていうのはどこにあるのかなと。

要するに極論その一つ事業としてグループ一体のように見えますけど、会社のグループ経営が難しくなるし、間接コストも掛かるのではないかという気もする中で分かれているというのは、長期的に例えば独自性がより高まっていくというような可能性を見越していらっしゃるのかとかですね、そのあたりについて梅田さんの考え方をお聞かせいただければと思います。

梅田:

ありがとうございます。

NewsPicksを当初SPEEDAの事業の一つとしてやっていくというのは、もしかしたら最初の方に私がそうご説明したことがあったのかもしれません。NewsPicksは当初社内で検討しているとき、「SPEEDA News」という名前だったんですね。

その当時はSPEEDAのマーケティング施策の1つとして、SPEEDAとシナジーを効かせてやっていこうというふうに思ってたこともあるのは確かでございます。ただ、そこからブランドも変えて、エンティティも分けてというふうに意思決定をしてきました。

その背景にあるものとしましては、その当時はスマートフォンという非常に大きな波がありまして、メディアの産業を大きく構造から変えていくというところがありましたので、単独で高収益事業にしていくべきだと考えました。SPEEDAのためのニュース事業ではなくて、新しいメディアのビジネスモデルを作り、単独で損益を成り立たせていく。そのためには、完全に独立採算にし、独自にスピード感を持って意思決定できる
体制にする事が大切ではないかという思いに至りまして、ブランドを分け、エンティティも分け、外部から資金も調達してやってきたのがNewsPicksです。

これが我々の新規事業の学びの1つであります。新規事業をやるときはできる限りチームを分け、PLを分け、トップがオーナーシップとベンチャースピリットをもって事業を展開していくことが、事業の成功確率を上げ、スピードを加速させていくという事を学んでおります。

今ご指摘がありました通り、この意思決定には負の面はあります。間接コストが増えるとかシナジーが効かなくなっていったりですとか、そういった負の面も認識した上で、それ以上のメリットがあると考えています。

そのメリットというのは、会社が大きくなっていくと我々の一番の抵抗勢力になるのは、大企業病、大企業化した会社のカルチャーなんですね。

会社が大きくなっていっても、常にベンチャースピリットを忘れずベンチャー企業のカルチャーを維持していくためには、事業を分けていくやり方が何よりいいというのが、現時点での我々の解です。NewsPicksの成功に則り、FORCAS、entrepediaなどの新規事業は、会社を分けて経営しているという背景があります。


質問者2:
追加で一点なのですけども、今期についての投資の方向性は伺えたんですけども、当然経営としては来期以降も見ていらっしゃると思うんですけど、向こう2〜3年を見据えてですね、ここを投資してかなきゃいけないなという方向感で梅田さんが見据えているところがありましたら、差し支えない範囲で教えていただければと思います。


梅田:
現在の投資の金額が基本的にそのまま未来に対する経営の意志の表れだと受け取っていただければと思います。、そのため、今年最も多く投資をするのは米国事業になりますので、この2〜3年を見据えたときに重要な位置づけを占めて来ると考えています。

質問者2:
ありがとうございました。

(9/11)に続く

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