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東都水 Research Memo(4):あらゆる水産物を世界各地から集荷

注目トピックス 日本株
■事業概要

1. 事業内容
同社グループは、東都水産<8038>と子会社10社、関連会社1社で構成されている。主要事業は卸売市場で生鮮・加工水産物の受託・買付販売を行う水産物卸売事業で、関連する事業として冷蔵倉庫業及びその関連事業(水産物の製造加工含む)、不動産賃貸事業を行っている。2019年3月期第2四半期の売上高構成比は水産物卸売事業94.0%、冷蔵倉庫及びその関連事業5.4%、不動産賃貸事業0.6%で、営業利益の構成比はそれぞれ62.1%、6.2%、31.7%、セグメント営業利益率はそれぞれ0.5%、0.8%、39.4%となっている。祖業で社会性は高いが収益性の低い水産物卸売事業及び関連事業に対し、採算の良い不動産賃貸事業によって利益のポートフォリオバランスを取っていると言うことができる。

同社の水産物卸売事業は大物部や鮮魚部など5つに分けられる。大物部では最高級と言われる本マグロを始め多種のマグロを集荷・販売している。生鮮マグロは鮮度が保たれた状態で、冷凍マグロは船内で瞬時に冷凍された状態で国内外から入荷する。主な取扱品は本マグロ、インドマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、カジキマグロなど生鮮・冷凍マグロ全般である。

鮮魚部では日本近海や世界各国から集荷された鮮魚・養殖魚などを扱っている。取り扱う魚種は多岐にわたり、近年では技術の発達により良質な養殖魚が増えている。また、鮮度保持が命で、多彩な魚種を手際良く扱う技術とノウハウが必要である。主な取扱品は鮮魚でタイ、ヒラメ、アジ、サバ、イカ、イワシ、タコ、カツオ、ブリ、キンメ、秋鮭、ワラサ、サワラ、カレイ、サンマ、カニ、タラなど、養殖魚でタイ、ハマチ、カンパチ、サーモン、ヒラメなどである。

特種部で扱う水産物は、寿司屋や料理屋のケースに並ぶウニやアワビ、活魚など業務用高級魚がメインである。このため熟練した目利きと商品知識が要求される。グルメブームによる需要の増加に伴い急拡大している分野で、海外からの輸入も増加している。主な取扱品のうち業務用高級魚介類はフグ、タイ、ヒラメ、ウニ、エビ、カニなど、貝類はカキ、アワビ、平貝、ミル貝、赤貝、北寄貝など、活魚はタイ、ヒラメ、カンパチ、ハマチなどである。

加工品部では幅広い種類の干物・練製品・合物を扱っている。品種は、鮮魚と加工品の間に位置するサンマやアジの開きなど合物、シラス・煮干しなどの干魚、かまぼこ・おでん種などの練物、ウナギの蒲焼などと多種にわたり、このためすべての商品に対応できる広い知識と柔軟な営業スタイルが必要となる。主な取扱品のうち加工品はかまぼこ、ちくわ、惣菜など、合物はウナギ、干物(アジ、サンマ、カマス、イカ、サバ)など、干魚はシラス、煮干し、干スルメ、ワカメ、シシャモなどである。

冷凍塩魚部では冷凍品から伝統的な塩蔵品まで扱っており、多種多様の魚卵類や魚介類を集荷し販売している。発達した冷凍技術を駆使することで、日本近海のみならず世界各地に広がった産地から安定供給することも可能になってきた。主な取扱品は、冷凍品がサケ、マス、ギンダラ、赤魚、サバ、エビ、カニ、イカ、タコなど、塩蔵品がサケ、マス、身欠きニシン、数の子、イクラ、タラコ、筋子などである。

ほかに、海外事業部では世界の漁場で目利きした本物の味を輸入する一方、世界に広がる寿司ブームなど魚ビジネスに合わせて輸出も行っている。販売促進部門は、スーパーや水産物専門の量販店などへの季節や旬に合わせた商品供給とプロモーション、テレビショッピングなどの通販会社への商品供給も行っている(2017年4月に加工品部に統合されたが業務内容は変わらない)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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