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21日の香港市場概況:ハンセン0.8%高で4日続伸、薬明生物12%上昇で最高値

注目トピックス 外国株
21日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比184.88ポイント(0.75%)高の24754.42ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が89.45ポイント(0.90%)高の10077.78ポイントとそろって4日続伸した。ハンセンは約1カ月半ぶり、本土株指数は約2カ月ぶりの高値水準をそれぞれ回復している。売買代金は1095億400万香港ドルにやや拡大した(20日は993億1900万香港ドル)。

内外の政策期待で買われる流れ。米国では、難航している追加経済対策を巡る与野党協議が前進し、「合意に近づいている」との観測が広がった。中国では来週26日に、重要会議の第19期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)がスタートする。ただ、上値は限定的。欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大に歯止めがかからず、経済活動正常化の足かせになっている点などが気がかりだ。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が11.6%高と上げが目立つ。上場来高値を更新した。新型コロナワクチンの開発が世界的に前進していることを材料視。中国では関係部局の幹部は20日、国内企業による新型コロナウイルスワクチンは4種が最終臨床試験(治験)に進み、これまでに約6万人が接種を受け、重大な副作用は報告されていないと説明した。薬明生物技術の業績について、複数のブローカーがワクチン開発の恩恵などにより、下半期は大幅に伸びると見込んでいる。

セクター別では、通信キャリアが急伸。中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が11.1%高、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が9.2%高、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が3.9%高と値を上げた。最大手の中国移動が20日引け後に報告した1〜9月期決算は0.3%減益となったものの、足元の7〜9月期ベースでは純利益がプラス成長を回復。業績の持ち直しが意識された。

香港と中国の空運セクターも高い。国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.3%、中国東方航空(670/HK)が3.1%、中国南方航空(1055/HK)が2.8%、中国国際航空(753/HK)が1.6%ずつ上昇した。香港フラッグシップの国泰航空に関しては、キャッシュフローの改善が期待されている。同社は21日、事業再編計画を発表し、香港在勤の約5300人を向こう数週間内に削減すると報告した。米ドル建て債務の比率が高い本土系キャリアについては、元高進行が支援材料。21日の上海外国為替市場では元高が急速に進み、対米ドルの人民元レートはおよそ2年3カ月ぶりの水準で推移している。

中国の銀行セクターもしっかり。招商銀行(3968/HK)が2.6%高、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.4%高、中国民生銀行(1988/HK)が2.1%高、中国農業銀行(1288/HK)が1.9%高、中国工商銀行(1398/HK)と中国建設銀行(939/HK)がそろって1.1%高で引けた。

他の個別株動向では、中国スポーツ用品大手の李寧(リーニン:2331/HK)が4.7%高と続伸し、連日で最高値を更新。同社は20日引け後、7〜9月期の既存店売上高がプラス成長を確保したことを明らかにした。

半面、スマートフォン関連の銘柄群はさえない。高偉電子(1415/HK)が4.5%安、丘タイ科技(Qテクノロジー:1478/HK)が2.2%安、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.1%安、舜宇光学科技(2382/HK)が0.8%安で取引を終えた。

一方、本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.09%安の3325.02ポイントで取引を終えた。ハイテク株が安い。不動産株、防衛関連株、インフラ関連株、食品飲料株、海運株、公益株なども売られた。半面、銀行・保険株は高い。空運株、自動車株、ワクチン関連など医薬品株の一角も買われた。

亜州リサーチ(株)




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