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【開催報告】埼玉VDCプロジェクト合同発表会

〜 中小企業における実案件でのBIM/CIM活用による建設DXの成果を発表 〜

ペーパレススタジオジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役社長 勝目高行、以下「PLS」)は、「BIM/CIM活用による建設DX推進」を目的に、BIM/CIM事業パートナーであり、「埼玉VDCプロジェクト」の参加企業である伊田テクノス株式会社(埼玉県東松山市、代表取締役社長 楢崎亘、以下「伊田テクノス」)、岩堀建設工業株式会社(埼玉県川越市、代表取締役社長 岩堀和久、以下「岩堀建設工業」)、中原建設株式会社(埼玉県川口市、代表取締役社長 中原誠、以下「中原建設」)、平岩建設株式会社(埼玉県所沢市、代表取締役社長 平岩敏和、以下「平岩建設」)の4社と、埼玉VDCプロジェクト合同発表会を2022年6月10日に開催いたしました。




当日は、岡山や香川、石川などのBIM/CIM事業パートナー280人がオンライン視聴にてご参加いただきました。4社より「BIM/CIMを活用した建設DX推進」をテーマにした現場の取り組みの成果が発表され、発表内容に対するWeb投票が実施されました。厳正な投票の結果、最優秀賞に岩堀建設工業、優秀賞に中原建設が選定されました。
4社より実案件における一定の業務効率化、生産性向上が期待できる成果が発表されたことから、中小企業でのBIM/CIM活用による建設DX推進に今後のさらなる期待がもたれる結果となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-a89ed4449760b6fbc6df-0.jpg ]



埼玉VDCプロジェクト合同発表会とは

PLSは、埼玉県内の建設会社である伊田テクノス、岩堀建設工業、中原建設、平岩建設の4社と「埼玉VDC(Virtual Design and Construction)プロジェクト※1」を2022年3月に始動いたしました。「埼玉VDCプロジェクト」は、BIM/CIM活用をより加速させるとともに、埼玉県から全国に向けて「中小建設会社による建設DX推進のあるべき姿」を発信・展開することで、建設DX推進による建設業全体の変革に向けた足掛かりにすることを目的としたプロジェクトです。
埼玉VDCプロジェクト合同発表会は、各社の取り組み事例を他のBIM/CIM事業パートナーと共有するとともに、社内におけるプロジェクトの展開を目的とした合同発表会です。また、各社の発表後にオンライン視聴の事業パートナーによるWeb投票を行い、4社の中から最優秀賞と優秀賞を決定いたしました。

※1:埼玉県の建設会社4社とBIM/CIMパートナー契約を締結(2021年5月14日)
https://www.paper-less-studio.net/index.php?p=2011
[画像2: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-2c325e4c8aaf867ca141-1.jpg ]



「埼玉VDCプロジェクト」4社による建設DXの成果発表と各社代表によるコメント

【平岩建設】
〜BIMモデルを複数の部署と共有し、MRツール活用による現場検証で現場状況の見える化に成功〜
平岩建設では、「人材不足による業務ひっ迫」や「設計施工案件が少なく、工事競合案件が多い」などの課題を持っていましたが、建築工事部や土木工事部など部署ごとに建設DX推進に関する目標を設定し、次世代建設業への変革を推進する取り組みを実施しています。BIM設計における一連のプロセスを実施した工事案件では、電気工事や設備工事における干渉チェックで当初数百カ所あった干渉数を0にした成果だけでなく、BIMモデルを複数の部署と共有し、MRツールを活用して現場検証を実施することで現場の状況が非常に分かりやすくなったことを成果の一例として挙げていただきました。併せて、今後もBIMスキルアップに邁進し、建設現場におけるBIM/CIM活用による生産性向上に貢献する意向を示されました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-c4561cece79ad0b8c615-11.png ]

平岩建設株式会社 代表取締役社長 平岩敏和氏のコメント
BIM/CIMは我々建設業が使いこなすことにより、より早く、正確に、良いものを作れるチャンスであると考えます。例えば、これから建設する建物の動画が作れるようになることで、お客様が建物をイメージしやすくなり、食い違い防止につながったり、設計・施工段階での様々な検討が容易になるなど、様々な効果を発揮します。平岩建設では、営業部や経理部に至るまで全社員が積極的に関与しておりますが、1社だけでなく、複数社で情報交換し、時には競争しながら、時には助け合いながら、埼玉をBIM/CIMで牽引していけるよう目指してまいります。

【伊田テクノス】
〜BIMプロジェクトによる従来の建設プロセスからの脱却とさらなる飛躍への挑戦〜
伊田テクノスでは、従来の建設プロセスによる「生産性・建設効率の向上」への取り組みが頭打ちとなっている状況が続いていました。その課題を解決すべく、全社横断的な取り組みとなる目標、そして設計・施工・積算・営業と部署ごとの目標を設定することで、一部の限定的なメンバーの取り組みとならないよう建設DX推進に取り組んでいます。BIMプロジェクトを実施した案件では、埼玉県内企業初となる確認申請提出のほか、施工段階で手戻り手直しが発生することを未然に防ぐためのフロントローディングへの挑戦について発表していただきました。併せて、現状の課題や今後のBIMプロジェクトの展望について示していただき、生産性および建設効率の向上による、さらなる飛躍についての意思を表明されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-1f6e6e488b67d72519ec-12.png ]

伊田テクノス株式会社 代表取締役社長 楢崎亘氏のコメント
伊田テクノスでは、9年前にBIMを導入しましたが、使い方や利用範囲などに課題を感じ、BIM本来の目的を達成すべく、本プロジェクトに参加しました。合同発表会の内容に刺激を受け、同じ課題に悩む他社様に安堵したものの、施工フェーズではまだ先が見えていない現状です。また、協力業者様の協力を得られていない実情を踏まえ、当プロジェクトの中で勉強しながら良い方向に進めていきたいと考えます。今後は埼玉だけでなく、全国の中小建設業のトップランナーとして走っていけるよう尽力してまいります。

【岩堀建設工業】最優秀賞
〜全員参加型の建設DX推進により手戻り作業の抑止と若手への技術継承を目指す〜
岩堀建設工業では、設計変更から生じる手戻り作業に多くの労力が割かれている課題を、バーチャル空間に一度建物を建築する「デジタル竣工」を達成することで解消を目指しています。また、シニア世代が有する知識や経験を若手世代へ継承することを重要な課題として捉えており、BIM活用により確実に技術を継承していくことを目指しています。バイオマス発電所をテーマにしたBIMプロジェクト案件では、デジタル竣工に向けて意匠、構造、設備それぞれのBIMモデルを統合し、干渉チェックを行いました。また、施工時に問題がないよう事前検討を行うほか、建築物内部の発電設備を既存設備から点群データ化し、3D空間内での可視化を行いました。さらに仮設足場や重機の配置計画を入力し、施工シミュレーションを実施し、その結果を現場に共有することで日々の施工計画を確認するなど、多岐にわたる取り組みを行っています。本発表会では、「全員参加型の建設DX」をキーワードに、社内外の組織の壁を越えたプロジェクト推進への決意を示されました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-71b6e9cf129c100f524a-13.png ]

岩堀建設工業株式会社 代表取締役社長 岩堀和久氏のコメント
岩堀建設工業は、当プロジェクト参加企業様とともに、時には競争の場、時には励まし合いながら本日に至ります。真の生産性向上、社員教育を真面目に考えるとDXに挑戦しなければならないという想いは各社と一致しております。またBIMを浸透させるにはプロジェクト単位で費用を捻出していくことが一つの手法になると考えます。BIMの活用によって、わくわくドキドキできるように中小企業が協力していければと願います。

【中原建設】優秀賞
〜埼玉県のICT活用拡大、そしてすべてのステークホルダーに建設DXで寄与していく〜
中原建設では、国土交通省から発表がなされた2023年BIM/CIM原則化に向け、起工測量やマスタモデルなどの外注費のコントロールにいち早く対応していくために、一連のCIMプロセスを内製化できる体制整備を推進しています。CIMプロジェクト案件では公共工事における盛土工事をテーマとし、工事現場でドローン測量を行いました。従来の方法では現場での測量作業に10日を要しており、発注者との協議に合わせるために現場担当者が厳しいスケジュールの中で工事書類を作成していましたが、ドローンによる3次元測量を実施することで、従来の測量時間および人的コストを50%削減することに成功し、現場担当者からも土量算出のスピード感や数量算出根拠としての説得力が増したことについて評価をもらっています。関東地方整備局のICTアドバイザー制度にも認定され、今後は埼玉県のICT施工の活用拡大、建設DX推進によって生み出される効果を自社だけでなく、全てのステークホルダーに向けてメリットのある取り組みとしていきたいとの意思を表明されました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-f44660ee5946e52e1de0-14.png ]

中原建設株式会社 代表取締役社長 中原誠氏のコメント
現在国土交通省関東地方整備局の荒川下流工事事務所で行われている荒川DX勉強会に埼玉県建設業協会として参加しております。2022年6月に本事務所が荒川デジタルツイン構想運用方針を発表されており、一般市民を含めた荒川におけるあらゆる関係者が3次元河川管理プラットフォームを利用できるようにすることで、建設業従事者の働き方改革や地域住民の安全安心な生活などに繋げていくといった取り組みがスタートしています。中原建設が携わる事業は社会資本であり、そうした流れの中で広く一般の方が建設DXを活用してもらえるように今後もBIM/CIMの活用を推進していきたいと思っております。


ペーパレススタジオジャパン 代表取締役社長 勝目のコメントと今後の展望


[画像7: https://prtimes.jp/i/77063/2/resize/d77063-2-4fbc3b4fee8c716f4665-10.jpg ]

PLSでは、埼玉4社をはじめとして全国7社のパートナー企業と建設DXに取り組んでいます。今後、全国141社まで拡大する予定ですが、我々が目指すのは「次世代型建設業」の実現です。「次世代型建設業」では若者を軸としたデジタル技術によって、建設技術が融合・共有・蓄積され、世代や組織を越えたコミュニティによる建設プロセスを実現していきます。コミュニティ運営には透明性が確保された決議システムの運用と、代替性トークン(FT)・非代替性トークン(NFT)の運用が必須となり、それらを支えるプラットフォームの運用も必要となります。本発表会においても、PLS開発・運営のVDCプラットフォーム「ArchiSymphony(R)」上での公明正大な投票システムによって、優秀企業を全体総意のもとに決定いたしました。今後は、企業や個人が作成したBIMデータをブロックチェーン技術などで管理し、適正な権利保護と利益分配を行っていく方針です。全国のパートナーと築いていく未来は、時代の最先端となる「明るい建設業」を築いていけると、本発表会を通じて確信いたしました。


BIM/CIM事業パートナー 概要


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/77063/table/2_1_195f7ea06196fb5a17b31a81658b341c.jpg ]



[表2: https://prtimes.jp/data/corp/77063/table/2_2_c50aeb9d256977ada633c7511ec92f1a.jpg ]



[表3: https://prtimes.jp/data/corp/77063/table/2_3_ffc229cb2b1d119c375ea0f88521af0b.jpg ]



[表4: https://prtimes.jp/data/corp/77063/table/2_4_5179fcd858013a19e8345879d902ab65.jpg ]




ペーパレススタジオジャパン株式会社 概要


[表5: https://prtimes.jp/data/corp/77063/table/2_5_98ac0c2550486a966f62ddfc52656d84.jpg ]




本件に関するお問い合わせ先


ペーパレススタジオジャパン株式会社
TEL:03-5575-6643 FAX:03-4335-2415
E-mail : info@paper-less-studio.com
※記載された社名や製品名は各社の商標または登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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