JISDA、完全国産・原価7万円の固定翼ドローン「Shiraha」の提供を開始
[26/04/14]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「コト売り」からの脱却 : 損耗を前提とした大量消費型の訓練環境整備を支援
JISDA株式会社(Japan Integrated Security Design Agency/日本技術安全保障戦略機構、東京都千代田区、代表取締役:國井翔太、以下「JISDA」)は、このたび、完全国産の固定翼ドローン「ACM-01 "Shiraha"」の提供を開始したことをお知らせします。
「Shiraha」は、木製の機体構造を採用した、訓練用途および短距離運用用途向けの固定翼無人機です。翼長は1.9mで、コンポーネントまで含めて完全国産で構成されています。訓練用途に必要な最低限の仕様に絞ることで、原価7万円を実現しました。
本機は、高価格な高性能機を少数運用するという発想ではなく、訓練の現場で継続的に使い、必要に応じて損耗・交換しながら運用能力そのものを高めていくことを前提に設計されています。JISDAは、「Shiraha」の提供を通じて、より多くの現場で継続的な固定翼ドローン訓練が行える環境づくりを支援してまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179032/10/179032-10-e880702c996966827c9cd451b933c59a-2400x1792.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ACM-01 “Shiraha”(イメージ画像。翼長約1900mm)
■提供開始の背景
JISDAおよび無人アセットコンソーシアム「RISE」では、防衛・技術安全保障の観点から、無人機・ロボティクス・AI等の研究開発、製造、運用、後方支援を横断的に推進する取り組みを進めています。RISEは、単一の製品をつくるための枠組みではなく、技術と運用、現場と政策、研究開発と製造・整備・供給を接続し、日本国内で継続的に改善可能な無人アセット産業の基盤を構築していくための枠組みです。JISDAが今回提供を開始する「Shiraha」も、そうした考え方の延長線上に位置づけられる取り組みです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000179032.html
とりわけ無人機の領域では、機体単体の性能だけでなく、必要な部材をどのように確保するか、どこで製造し、どのように補充し、損耗時にどう立て直すかといった供給体制そのものが、運用能力の一部になります。JISDAは、国内に優れた要素技術や製造力が存在していても、それらが十分につながらず、統合された運用基盤として機能しにくいという課題認識のもと、RISEを通じた国内サプライチェーン開拓を進めています。「Shiraha」は、完全国産の構成を前提に、訓練で必要とされる数量を継続的に供給できる体制づくりを視野に入れて開発された固定翼ドローンです。
こうした問題意識の背景には、JISDA創業チームが法人設立以前から約3年間にわたり、ウクライナで継続的に現地調査を行ってきた経験があります。調査は首都や後方地域にとどまらず、実際に戦闘の影響を受ける前線周辺やロシア国境に近い地域にまで及び、最も近いところでは前線から約20kmの地点に赴いて、装備がどのような環境で使われ、どのように損耗し、どのように改修され、運用者が何を必要としているのかについて、継続的に見て、聞き、分析を重ねてきました。
その中でJISDAが得た重要な学びの一つが、装備は一度完成させて終わるものではない、ということです。現代の無人機運用では、装備は使われ、対策され、壊れ、改修され、再び使われます。前線では、周波数、映像伝送、航法、アンテナ配置、機体構成、ペイロードの扱い方などが週単位、場合によってはそれ以下のスパンで見直される現実があり、継続的に訓練し、補充し、改善できる体制そのものが戦力の一部になっています。JISDAは、戦争をするためではなく、戦争を防ぎ、平和を守るためにこそ、現代戦の現実から学ばなければならないと考えています。「Shiraha」は、その学びを日本国内の訓練基盤整備に落とし込む試みの一つです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000179032.html
また、JISDAが提供するドローン訓練・保管・補充パッケージ「Skill House」でも、継続的に運用可能な環境を整えることの重要性が強く打ち出されています。Skill Houseでは、損耗を前提とした訓練環境、機体ストック管理、修理・補充対応、実践的な訓練を一体で提供することで、利用者が訓練そのものに集中しやすい仕組みを目指しています。JISDAは、固定翼ドローンの領域においても同様に、「壊したくないから訓練できない」のではなく、「十分に飛ばし、必要な回数を重ね、損耗も織り込みながら能力を高められる」環境が必要であると考えています。「Shiraha」は、まさにその思想に基づき、固定翼機の訓練用途に必要な最低限の仕様を、導入しやすい価格帯で実現することを目指した機体です。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000179032.html
「Shiraha」は、木製の機体構造を採用し、コンポーネントまで含めて完全国産で構成されています。単に国内で組み立てるだけではなく、国内での部材調達、製造、組立、検査、品質管理までを視野に入れた供給体制と接続しやすい構成を前提としています。これにより、継続的な供給と、現場ニーズに応じた迅速な改良の両立を目指しています。
2.原価7万円の訓練用最低スペック構成
「Shiraha」の原価7万円という水準は、訓練用途での利用を前提に、必要な最低限の仕様に絞り込んだ構成によるものです。訓練の現場では、限られた回数だけ慎重に飛ばすのではなく、十分な回数を飛ばし、失敗も経験しながら操縦、整備、運用判断を磨いていくことが重要です。JISDAは、機体を大量に消耗することも想定される訓練環境においては、性能の高さだけではなく、繰り返し使える価格設計こそが現実的な価値につながると考えています。
3.短距離運用を見据えた拡張可能な設計
「Shiraha」は、訓練用途に加えて、短距離運用用途も想定した固定翼ドローンです。今回提示する原価7万円はあくまで訓練用途を前提とした最低スペック構成であり、航続距離の延伸、通信性能の強化、各種機能の追加などを行う場合には、用途に応じて価格は上昇します。一方でJISDAは、まず訓練の土台となる機体を低コストで提供し、そのうえで必要に応じた拡張へ接続できる設計思想こそが、現場にとって実用的であると考えています。
しかし、現代の意味で実戦に投入可能な無人機とは、単に空を飛ぶ機体のことではありません。無人飛行体という技術的コンセプト自体は18世紀ごろから存在しており、現在の無人機の価値は、ネットワーク接続性、リアルタイム処理、自律性、耐ジャミング性、運用戦術との統合、補給性など、多層的な技術と運用の統合によって初めて成立しています。つまり、機体の技術そのものが革新的だったというより、技術要素の小型化・民生化、ソフトウェアによる制御統合、そして社会・産業システム側の受け皿が整ったことで、防衛イノベーションが現実のものになったと私たちは捉えています。
今回の『Shiraha』では、まず必要最低限のスペックでどこまで価格を下げられるかを出発点に据えました。原価7万円という数字を示したのは、単なる価格訴求のためではありません。高価な機体を限られた場面で使う発想から脱し、無人機をサービス・ソリューションとして、現場で繰り返し使えるものとして捉える方向へ、日本のマインドセットを変えていきたいと考えているからです。
また、素材そのものを過度に神聖視する必要もないと考えています。木製であることは一つの特徴ではありますが、素材自体が本質なのではありません。重要なのは、制御の質とコストのバランスです。1機を極めて高精度に仕上げることよりも、安価な複数機体を柔軟に運用した方が全体最適になるかもしれませんし、群制御やセンサー配分の工夫によって、システム全体のコストを下げられる可能性もあります。私たちは、単機性能ではなく、全体の運用設計の中で価値を考えるべきだと考えています。
21世紀の産業構造は、ハードウェアとソフトウェアの統合によって大きく変化しました。かつてはモノそのものの性能が価値の源泉でしたが、現在では、それを通じてどのような体験、意味、秩序を提供するのか、すなわち『コト』を設計する力が競争の中心になっています。『Shiraha』は、そうした時代認識の中で生まれた機体です。私たちはこの機体を、単なる一製品としてではなく、日本における無人機のイノベーションの循環をつくるための起点として位置づけています。
【本件に関するお問い合わせ先】
社名:JISDA株式会社
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー8F
代表者:代表取締役社長 國井翔太
URL:https://jisda.jp/
E-mail: info@rise.jisda.jp
JISDA株式会社(Japan Integrated Security Design Agency/日本技術安全保障戦略機構、東京都千代田区、代表取締役:國井翔太、以下「JISDA」)は、このたび、完全国産の固定翼ドローン「ACM-01 "Shiraha"」の提供を開始したことをお知らせします。
「Shiraha」は、木製の機体構造を採用した、訓練用途および短距離運用用途向けの固定翼無人機です。翼長は1.9mで、コンポーネントまで含めて完全国産で構成されています。訓練用途に必要な最低限の仕様に絞ることで、原価7万円を実現しました。
本機は、高価格な高性能機を少数運用するという発想ではなく、訓練の現場で継続的に使い、必要に応じて損耗・交換しながら運用能力そのものを高めていくことを前提に設計されています。JISDAは、「Shiraha」の提供を通じて、より多くの現場で継続的な固定翼ドローン訓練が行える環境づくりを支援してまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179032/10/179032-10-e880702c996966827c9cd451b933c59a-2400x1792.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ACM-01 “Shiraha”(イメージ画像。翼長約1900mm)
■提供開始の背景
JISDAおよび無人アセットコンソーシアム「RISE」では、防衛・技術安全保障の観点から、無人機・ロボティクス・AI等の研究開発、製造、運用、後方支援を横断的に推進する取り組みを進めています。RISEは、単一の製品をつくるための枠組みではなく、技術と運用、現場と政策、研究開発と製造・整備・供給を接続し、日本国内で継続的に改善可能な無人アセット産業の基盤を構築していくための枠組みです。JISDAが今回提供を開始する「Shiraha」も、そうした考え方の延長線上に位置づけられる取り組みです。参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000179032.html
とりわけ無人機の領域では、機体単体の性能だけでなく、必要な部材をどのように確保するか、どこで製造し、どのように補充し、損耗時にどう立て直すかといった供給体制そのものが、運用能力の一部になります。JISDAは、国内に優れた要素技術や製造力が存在していても、それらが十分につながらず、統合された運用基盤として機能しにくいという課題認識のもと、RISEを通じた国内サプライチェーン開拓を進めています。「Shiraha」は、完全国産の構成を前提に、訓練で必要とされる数量を継続的に供給できる体制づくりを視野に入れて開発された固定翼ドローンです。
こうした問題意識の背景には、JISDA創業チームが法人設立以前から約3年間にわたり、ウクライナで継続的に現地調査を行ってきた経験があります。調査は首都や後方地域にとどまらず、実際に戦闘の影響を受ける前線周辺やロシア国境に近い地域にまで及び、最も近いところでは前線から約20kmの地点に赴いて、装備がどのような環境で使われ、どのように損耗し、どのように改修され、運用者が何を必要としているのかについて、継続的に見て、聞き、分析を重ねてきました。
その中でJISDAが得た重要な学びの一つが、装備は一度完成させて終わるものではない、ということです。現代の無人機運用では、装備は使われ、対策され、壊れ、改修され、再び使われます。前線では、周波数、映像伝送、航法、アンテナ配置、機体構成、ペイロードの扱い方などが週単位、場合によってはそれ以下のスパンで見直される現実があり、継続的に訓練し、補充し、改善できる体制そのものが戦力の一部になっています。JISDAは、戦争をするためではなく、戦争を防ぎ、平和を守るためにこそ、現代戦の現実から学ばなければならないと考えています。「Shiraha」は、その学びを日本国内の訓練基盤整備に落とし込む試みの一つです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000179032.html
また、JISDAが提供するドローン訓練・保管・補充パッケージ「Skill House」でも、継続的に運用可能な環境を整えることの重要性が強く打ち出されています。Skill Houseでは、損耗を前提とした訓練環境、機体ストック管理、修理・補充対応、実践的な訓練を一体で提供することで、利用者が訓練そのものに集中しやすい仕組みを目指しています。JISDAは、固定翼ドローンの領域においても同様に、「壊したくないから訓練できない」のではなく、「十分に飛ばし、必要な回数を重ね、損耗も織り込みながら能力を高められる」環境が必要であると考えています。「Shiraha」は、まさにその思想に基づき、固定翼機の訓練用途に必要な最低限の仕様を、導入しやすい価格帯で実現することを目指した機体です。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000179032.html
■「Shiraha」の特長
1.木製・完全国産の固定翼ドローン「Shiraha」は、木製の機体構造を採用し、コンポーネントまで含めて完全国産で構成されています。単に国内で組み立てるだけではなく、国内での部材調達、製造、組立、検査、品質管理までを視野に入れた供給体制と接続しやすい構成を前提としています。これにより、継続的な供給と、現場ニーズに応じた迅速な改良の両立を目指しています。
2.原価7万円の訓練用最低スペック構成
「Shiraha」の原価7万円という水準は、訓練用途での利用を前提に、必要な最低限の仕様に絞り込んだ構成によるものです。訓練の現場では、限られた回数だけ慎重に飛ばすのではなく、十分な回数を飛ばし、失敗も経験しながら操縦、整備、運用判断を磨いていくことが重要です。JISDAは、機体を大量に消耗することも想定される訓練環境においては、性能の高さだけではなく、繰り返し使える価格設計こそが現実的な価値につながると考えています。
3.短距離運用を見据えた拡張可能な設計
「Shiraha」は、訓練用途に加えて、短距離運用用途も想定した固定翼ドローンです。今回提示する原価7万円はあくまで訓練用途を前提とした最低スペック構成であり、航続距離の延伸、通信性能の強化、各種機能の追加などを行う場合には、用途に応じて価格は上昇します。一方でJISDAは、まず訓練の土台となる機体を低コストで提供し、そのうえで必要に応じた拡張へ接続できる設計思想こそが、現場にとって実用的であると考えています。
■代表取締役・國井翔太 コメント
私たちは、ドローンの機体そのものにこだわることは、本質的ではないと考えています。技術者やラジコンに親しんだ人からすれば、飛ぶ機体を作ること自体はそこまで特別なことではありませんし、価格を気にしなければ、ペイロードや航続距離、通信性能といったスペックはある程度引き上げることができます。しかし、現代の意味で実戦に投入可能な無人機とは、単に空を飛ぶ機体のことではありません。無人飛行体という技術的コンセプト自体は18世紀ごろから存在しており、現在の無人機の価値は、ネットワーク接続性、リアルタイム処理、自律性、耐ジャミング性、運用戦術との統合、補給性など、多層的な技術と運用の統合によって初めて成立しています。つまり、機体の技術そのものが革新的だったというより、技術要素の小型化・民生化、ソフトウェアによる制御統合、そして社会・産業システム側の受け皿が整ったことで、防衛イノベーションが現実のものになったと私たちは捉えています。
今回の『Shiraha』では、まず必要最低限のスペックでどこまで価格を下げられるかを出発点に据えました。原価7万円という数字を示したのは、単なる価格訴求のためではありません。高価な機体を限られた場面で使う発想から脱し、無人機をサービス・ソリューションとして、現場で繰り返し使えるものとして捉える方向へ、日本のマインドセットを変えていきたいと考えているからです。
また、素材そのものを過度に神聖視する必要もないと考えています。木製であることは一つの特徴ではありますが、素材自体が本質なのではありません。重要なのは、制御の質とコストのバランスです。1機を極めて高精度に仕上げることよりも、安価な複数機体を柔軟に運用した方が全体最適になるかもしれませんし、群制御やセンサー配分の工夫によって、システム全体のコストを下げられる可能性もあります。私たちは、単機性能ではなく、全体の運用設計の中で価値を考えるべきだと考えています。
21世紀の産業構造は、ハードウェアとソフトウェアの統合によって大きく変化しました。かつてはモノそのものの性能が価値の源泉でしたが、現在では、それを通じてどのような体験、意味、秩序を提供するのか、すなわち『コト』を設計する力が競争の中心になっています。『Shiraha』は、そうした時代認識の中で生まれた機体です。私たちはこの機体を、単なる一製品としてではなく、日本における無人機のイノベーションの循環をつくるための起点として位置づけています。
■JISDA株式会社について
JISDA株式会社は、2025年11月に設立された、安全保障分野における高度な研究開発およびインテグレーションを行うスタートアップ企業。国内外の運用現場に関する情報収集を通じて、技術シーズと防衛ニーズを統合的に追求する体制を有する。試作から量産に至る技術的基盤を自社内に保持するとともに、現場部隊の運用知見および中央省庁における制度設計・政策形成に関する理解を持っている。自由で開かれた市場を尊重する主体として、民間の立場から次世代の安全保障スタンダードを日本から発信することを目指す。【本件に関するお問い合わせ先】
社名:JISDA株式会社
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー8F
代表者:代表取締役社長 國井翔太
URL:https://jisda.jp/
E-mail: info@rise.jisda.jp









SEO関連




