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Tektome 大林組に建設特化のエージェント知能基盤「Tektome」を提供、法令・条例調査で試験導入




Tektome株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北村 尚紀、以下「Tektome」)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美、以下「大林組」)に建設特化のエージェント知能基盤「Tektome」を提供し、同社の設計初期フェーズにおける法令・条例調査への試験導入を進めていることをお知らせします。
本取り組みは、大林組が全社的に推進する生成AI活用の一環として、設計本部建築法制部
が実施しているものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136954/14/136954-14-047260d1a616792f076cafcf295f943d-2000x1400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


?? 取り組みの背景:設計初期から法令の論点を整理できる状態へ

設計・施工業務では、建築基準法、消防法、省エネ法をはじめ、地域ごとに異なる条例や告示まで、幅広い法令の確認が必要です。
設計初期には、クライアントの要求条件が固まりきらない中で、プロジェクトに関係する法令を幅広く洗い出し、設計方針に影響する論点を早期に把握する必要があります。また、法令上の観点からのレビューに向けて、確認事項をあらかじめ整理することも求められます。

大林組では、建築基準法に基づく許認可関連業務を担う建築法制部が、設計者からの相談や設計内容の法的レビューを担っています。設計初期は関係する法令が多岐にわたるため、論点の洗い出しや整理に時間を要することも少なくありません。こうした場面では、設計者と建築法制部が早い段階から論点を共有し、共に考えていくことが、円滑な設計と品質の確保につながります。

本取り組みでは、設計者による初期調査と建築法制部による専門的なレビューの間をAIエージェントでつなぎます。設計者はAIエージェントと対話しながら確認事項を整理し、建築法制部は専門的な判断が必要な論点に集中してレビューします。法令確認を設計の節目ごとに行う「点」から、設計の進行に沿って継続的に支える「線」へと広げる取り組みです。

試験導入は段階的に進めています。建築法制部がAIエージェントの回答精度や適切な使い方を検証し、その成果を踏まえて、試行として複数の設計プロジェクトで設計者が利用しています。
検証では、法令調査・要件整理に要する時間が、1人あたり週平均4.3時間から1.4時間へと短縮され、週平均2.9時間、約67%の削減効果を確認しました(※1)。
本取り組みを通じて、法令調査の時間短縮や設計者の安心感の向上に加え、設計者と建築法制部が論点を共有しながら進める協働の円滑化、組織内での知見の蓄積と共有を目指します。

?? 法令・条例リサーチを担うAIエージェントの提供

Tektomeは、企業固有の知見を蓄積し、建設に特化した複数のAIエージェントがその知見を業務に応じて活用しながら連携するエージェント知能基盤です。専用のシステム開発を必要とせず、自然言語で指示するだけで利用でき、使うほど自社の業務に合わせて最適化されます。

AIエージェントは、各プロジェクトの用途・規模・所在地などの条件を踏まえて深く思考し、適用条件や論点を掘り下げたうえで、そのプロジェクトに即した回答を提示します。
今回、大林組では、建築基準法や関係する条例などの法令情報と、大林組独自のチェック基準や確認手法など、Tektomeの知能基盤に蓄積された知見をもとに、法令・条例リサーチを行うAIエージェントを活用しています。設計者はこのAIエージェントに問いかけることで、設計初期から継続的に法令・条例を確認できます。
具体的には、設計中に生じた疑問をその場で投げかけ、確認すべき法令や論点を整理する「壁打ち」と、建築法制部のレビュー前に検討漏れがないかを確認する「セルフチェック」の二つの方法で活用されています。こうした使い方により、調査を効率化するとともに、建築法制部のレビューに向けた論点整理の精度を高め、設計品質の向上を支援します。

AIエージェントは、質問に対してまず結論を示し、判断の根拠となる条文も提示します。設計者は、提示された根拠をもとに原文を自ら確認できます。
また、AIエージェントだけでは確定できない論点は、断定せず「要確認」として示します。最終的な判断は人が担うことを前提としています。必要な情報は表や図に整理して出力でき、設計者自身の理解に加え、社内での共有や合意形成にも活用できます。

?? Tektomeを利用した設計者のコメント

<設計本部建築設計部 鈴木 氏>
「自分一人では、自分が知っている範囲の中でしか探せません。Tektomeは、自分の頭に入っていないところまで拾ってくれるため、安心感があります。チームでは用途変更時の条件比較にも活用しており、同じ条件でまとめて整理できる点も役立っています。」

<設計本部建築設計部 菊地 氏>
「いろいろな法令を一度に調べられるため、調査時間を大きく短縮でき、その分、設計に費やす時間を増やせると感じています。回答には根拠が示されるため、自分で確かめられ、社内資料にも活用できます。事前に法令や論点を整理したうえで法制部に相談できるため、やり取りもより効率的になると思います。」

?? 今後の展望

Tektomeが目指すのは、人とAIが協働し、企業に蓄積された知見を組織全体の力へと変えていくことです。
分からないことや迷いが生じたときに、まずTektomeのAIエージェントへ尋ね、必要な情報や論点を整理したうえで人が判断する。こうした協働がさまざまな設計・施工業務に自然に根づくことで、建設プロジェクトの質の向上に寄与し、そこで生まれる価値が人々や社会へと広がっていく未来を見据えています。

今回の取り組みは、組織の知見を日々の設計判断に生かす新たな業務のあり方を、実務に即して形にしていくものです。大林組とは引き続き、本試験導入を通じて有効性を丁寧に検証し、今後の活用方法をともに検討してまいります。
Tektomeは、お客様とともに実践と検証を重ねながら、建設業界における生成AI活用を構想にとどめず、継続的に価値を生み出す形での実装を進めてまいります。
【関連リンク】
- ※1 検証結果の詳細は、大林組による発表をご覧ください。株式会社大林組による本取り組みの発表はこちら
- 法令・条例調査を支援するAIエージェント:製品ページはこちら


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136954/14/136954-14-07629e757589d49479e3e2e16da65a43-3900x865.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Tektome株式会社
Tektomeは、建設特化のエージェント知能基盤『 Tektome 』を提供する AI ソリューション企業です。最先端の AI 技術を組み合わせ、企業固有の建築設計データをもとに、建築設計における技術継承及び生産性向上をサポートするプラットフォームを提供しています。Tektomeでは、建築設計に関する AI の研究開発を継続的に進め、蓄積された膨大な設計ノウハウから技能を引き出す AI による建設 DX を実現します。

会社名:Tektome株式会社
所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル7階
代表者:北村 尚紀(代表取締役)
創業 :2023年
事業 :建築設計 AI プラットフォーム「Tektome」の提供
URL :https://tektome.jp
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