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株式会社みんがくが、東京学芸大学と教育現場における生成AI活用に関する共同研究を実施することを発表

生成AI活用による授業振り返りシステムの開発と検証をテーマにした共同研究

教育×生成AIをテーマに、教育サービス開発を手掛ける株式会社みんがく(本社:東京都目?区、代表取締役:佐藤 雄太)は、国立大学法人東京学芸大学(東京都小金井市 学長:國分 充、以下「東京学芸大学」)と教育現場における生成AI活用に関する共同研究を行うことを発表しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/79497/27/resize/d79497-27-d205f70553e28a296709-2.png ]

提携の背景と目的


昨今、教育における生成AIの活用が注目されており、より効果的な教育の提供のための新しい取り組みが求められています。このような背景のもと、先生が生成AIを活用して、授業を実施するシステムの開発、及び個別最適化した、より質の高い教育の提供の実現を目指します。この共同研究では、未来を担う子供たちの学びにどう貢献できるかを深く探求し、AIと人が協働する新しい学びのモデルを構築することを目指しています。AIを単なる学びの代理ではなく、深い学びを支援するツールとして活用し、主体的に学ぶ環境を産学連携で探求します。

研究の概要


本研究では、第20回 日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」を受賞したテクノロジーを活用した「スクールAI」を利用します。生徒がその日に学習した内容を、生徒自身で振り返り、次の学習につなげていけるようコーチング形式で生成AIと対話を進めていきます。このアプローチにより、生徒の自主性と理解の促進につながること期待し、生成AIの導入が教育現場でいかに効果的か、教師の負担を減らし、学習体験を豊かにすることができるかを検証します。この研究を通じて、教育とテクノロジーの融合を学術的な観点からも実証し、大きな可能性を示す契機となることを望んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/79497/27/resize/d79497-27-50ec1d0b2ff0fbb8a301-3.png ]

実施内容


研究実施場所:東京学芸大学芸術・スポーツ科学系 鈴木直樹研究室
研究目的:本研究では、教師と生成AIが協働して授業を実施していく為のツール開発をまず目的としています。ここで対象とするツールは、授業の中でグループ学習を実施し、生成AIを使って、学習課題を解決する上での支援となる発問をしたり、評価情報を提供したりできるシステムを開発し、その検証を行うことが目的としています。

研究への参画メンバー


東京学芸大学 准教授 鈴木直樹 先生
AIは「便利なツールである」と誰もが信じているように思います。確かにAIが発展し、私達の生活は大きく変容して来ました。このAIを教育でどのように活用するのか、未来を支える子供の学びにどのように貢献させるのかをこの共同研究で深く考えていきたいと思っています。そして、その際に大切にしたいのが、AIに学びを肩代わりさせるのではなく、AIと人が「協働する」学びにするということと、AIを活用して「深い学びにする」ということです。このような学びに「主体的に参加する」学習環境を産学連携で探っていきたいと思います。

東京学芸大学 客員准教授 藤村聡 先生
学校現場の先生がたは、とても限られた時間の中でも丁寧に授業を進めていらっしゃるので、生成AIの導入でプロンプトづくりやアプリの操作などにかえって手間と時間がかかるということにならないよう、如何にシンプルで有益なものにするかというところがひとつの大きなポイントだと思います。この共同研究を通じてそこにひとつのモデルを作れることを期待していますし、大きな可能性を感じています。

東京学芸大学附属特別支援学校 教諭 岩井祐一 先生
AIの進化が私たちの生活に革命をもたらし、教育分野においてもその可能性は大きいことは疑いありません。この共同研究を通じて、AIを教育の分野で革新的かつ効果的に活用するためのモデルを構築し、学習環境を進化させる一歩を踏み出します。私たちは大きな可能性を感じており、協力して未来の教育をより豊かなものにすることに期待を寄せています。継続的な産学連携を通じて、教育の未来を共に築いていければと思っています。

株式会社みんがく 代表取締役 佐藤雄太 氏
これまで「教育×テクノロジー」をテーマに様々な活動をしてまりましたが、どちらかというと、民間企業としての視点での活動が中心でした。AIやテクノロジーが教育に与える影響を肌では感じていたものの、アカデミックな形での論証は後回しにしてしまっていたという反省があります。この度、東京学芸大学と共同研究が実現することとなり、これまで感覚的にしか表現できていなかった成果を学術的な観点からも実証し、大きな広がりとなっていく契機となることを期待し、尽力してまいります。

東京学芸大学について


[画像3: https://prtimes.jp/i/79497/27/resize/d79497-27-b099298c6b1a33517778-3.png ]

東京学芸大学は、人権を尊重し、すべての人々が共生する社会の建設と世界平和の実現に寄与するため、豊かな人間性と科学的精神に立脚した学芸諸般の教育研究活動を通して、高い知識と教養を備えた創造力・実践力に富む有為の教育者を養成することを目的とします。
URL:https://www.u-gakugei.ac.jp/

株式会社みんがくについて


[画像4: https://prtimes.jp/i/79497/27/resize/d79497-27-0b5d76a1e817e1542a32-0.jpg ]

株式会社みんがくは、「次世代の教育をスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、「教育×テクノロジー」をテーマに現場課題と向き合う会社です。もともと、全国の教育者が協力して運営していた合同オンライン自習室から始まったプロジェクトが発展し、会社となりました。その後も、教育サービスの開発事業、教育機関へのコンサルティング・研修事業、教育メディア事業など「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開しています。現在では、生成AI×教育のサービス開発プラットフォーム「スクールAI」の開発に注力しています。
URL:https://mingaku.net/company

■本件に関するお問い合わせ
株式会社みんがく
担当 佐藤
MAIL: info@mingaku.net
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