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サウザーEシリーズに新製品ミニが加わり3機種に。全機種E2としてより柔軟で高度なソリューション構築に対応する進化。

株式会社Doog(茨城県つくば市、代表取締役社長:大島章、以下「当社」という。)は、協働運搬ロボットサウザーEシリーズの新製品「サウザーミニ」を、2023年4月より正式販売いたします。サウザーミニの販売開始に合わせ、サウザーEシリーズの全3機種はすべてE2として進化します。




○サウザーミニの概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/43289/28/resize/d43289-28-50d44c0ec2e6cdc70ffe-0.png ]

サウザーEシリーズに新たなラインナップとして加わったサウザーミニ(型式:RMS-05E2)は、横幅45cmと小さく小回りが効く筐体でありながら、積載60kg、牽引150kg目安という運搬力も備え、サウザー製品に共通する路面走破性の高い大きな車輪構造が特長です。狭い環境で運搬作業の自動化を検討されておられるお客様には最適なベースユニットです。また、サウザーミニはこれまでの先行販売期間を通じて、運搬用途だけでなく遠隔点検ソリューションやサービスロボットのベースコンポーネントなどに応用されてまいりました。機能やカスタマイズ性は次の通りサウザーEシリーズに共通し、E2としてさらに進化しました。

○サウザーE2に共通するナビゲーション方式の改良
従来機種サウザーE1に対し、サウザーE2は標準搭載されるセンサの機種や取付位置、視野角が変更されることで基本機能が向上しました。スタンダード、ジャイアント、ミニの3機種とも荷台の下に検知距離40m、視野360度の2D-LiDAR(レーザーセンサ)を標準搭載します。筐体構造により、サウザーとしての視野はスタンダード、ミニが320度、ジャイアントが270度であり、ナビゲーションに優れる高視野を確保しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43289/28/resize/d43289-28-b593904099b3dd632d96-1.png ]


このセンサは自動追従機能、障害物検知、および標準搭載されるメモリトレース機能に使われます。従来のE1ではメモリトレース機能には追加センサが必要だったのに対し、E2では標準搭載センサのままでもメモリトレース機能が使用できるようになりました。このため、サウザーの入門モデルであるサウザーベーシックと同様に、環境の変化がほとんど無い安定した現場や環境の変化を小さく整えられる現場では、追加センサのカスタマイズ無しでメモリトレース機能をお使いいただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/43289/28/resize/d43289-28-801923bc5e7ab80cbb4b-4.png ]

しかし、低い位置に取り付けられた標準搭載のセンサは、環境変化が大きい現場、人混み、屋外など広大な環境に対応することが原理的に困難です。これに対し、ハイエンドモデルであるEシリーズでは、従来のE1と同様に高い位置に視野360度の長距離センサを追加するカスタマイズが可能です。これにより遠くの構造物や可動しない構造物をセンサが捉えやすくなることで運用に対応できるようになるため、安定的な運用の実現のためには環境に応じて使用するセンサや高さを選定することが推奨されます。
また、E1ではライントレース機能/ハイウェイ機能に用いられるセンサが標準搭載されていましたが、E2では標準搭載ではなく追加センサに変更となりました。これにより、ライントレース機能を必要としないお客様にはお買い求めやすい構成が選定できるようになりました。E2はソフトウェア/システムの点において当社独自のナビゲーションエンジンDNE4.8が搭載されます。各機能の安定性の向上だけでなく、カスタマイズ/インテグレーションに対応できる項目が増えます。

○サウザーE2に共通する多彩なカスタマイズのインタフェース


[画像4: https://prtimes.jp/i/43289/28/resize/d43289-28-8c1e89de70ed01148d19-5.png ]

Eシリーズでは従来から多様なカスタマイズインタフェースと技術情報が提供されており、これを応用して簡単な運用方法から高度なインテグレーションや自動運行まで様々なソリューションの構築が可能です。また、専用の動作環境や開発環境やツールなどの限定がなく、一般的な機械的、電気的、通信のインタフェースを提供していることから、カスタマイズの設計者は固有の制約を受けずに自由なソリューション構築に取り組むことができます。
そしてDNE4.8では従来よりもさらにカスタマイズの選択肢が増えました。例えばEシリーズが持つWi-Fiアクセスポイントを通じて端末から指示や動作をする場合に、新たにブラウザから操作ができるブラウザ版アプリのサポートが開始されました。HTML+JavaScriptによって簡単に操作アプリケーションを構築できるほか、サンプルアプリケーションや機体の状態確認用のアプリケーション、ツールが付属し、多彩な運用に対応できるようになりました。また、牽引物の自動切り離しや自動連結や設備連携用に用いるIO操作のための機能も追加されました。
なお既に現場へ導入済みのE1も、運用や現場を変更する際に新機能の導入が必要となれば、ソフトウェアアップデートによってDNE4.8を使用することが可能であり、今後もサポートが継続されます。追加のご購入時に現場でE1とE2が混在する場合やソフトウェアアップデートに関しては、サウザーのご購入元へお問合せください。なお、これらのカスタマイズの対応可否やソリューション構築の要否は、お問い合わせ先の注力領域や対応可能範囲によって回答が異なる場合があることをご承知おきください。

〇メモリトレース機能
メモリトレースは、教示再生と呼ばれる自律走行技術に分類される当社オリジナル方式であり、地図と経路の構築は作業者が一度サウザーを追従させて歩くだけで簡単にできます。自動走行させたいルート上をサウザーは追従走行しながら、LiDARセンサによる周囲の風景を録画するかのように”記憶”します。一度記憶したルートは、ボタンひとつで無人の再生走行を行うことができます。多くの現場にて誰でも自由自在にコースセッティングが出来、全く新しい場所でも現場の作業員が自動運搬をすぐに構築できる点で画期的な方式です。また、走行ルートの中に速度モードや一時停止、カスタマイズ機器用のIO操作を組み込むことができることもメモリトレースの特長です。
従来のSLAM方式のガイドレスAGVやAMRでは地図の構築には数時間を要し、専門の技術者がタブレット等の画面を用いて確認や操作が必要でした。これに対し、メモリトレースは現場運用の担当者がボタン操作のみでロボットの実機を現場で誘導し、数分でセットアップをすることができます。またEシリーズにおいては高い位置にメモリトレース用の長距離センサを配置することで、一般的なAMRでは環境変化が大きすぎて導入が難しかった、パレットに直置きされた貨物が多い現場や多数の人や台車が行き交うような現場でも、メモリトレース機能を活用いただけます。
メモリトレースは1つのルートの長さに制約はなく、総延長として100km以上をサウザーに記憶することが可能です。このため、巨大な環境や多彩なルートの組み合わせで高度な運用を構築する場合でも対応できます。入門モデルのサウザーベーシックでは5パターンのルートまでしか記憶させることができませんが、ハイエンドモデルのEシリーズでは実質無制限に、ルート名に名前をつけて保存して自由に管理することができます。メモリトレース機能をネットワークから指示・操作することでネットワークAMRとしてサウザーを使用することが可能です。

〇ライントレース機能/ハイウェイ機能
ライントレースは、ロボットの走行路の分かりやすさや、自動走行に支障を生じた場合の補修のしやすさから現在でも幅広く現場で用いられている方式です。しかし、従来の多くのAGVが磁気テープやカラーテープを使用する方式であるため、コストまたは環境特性のトレードオフを生じていました。これに対し、サウザーのライントレースは再帰反射特性のラインを用いる特長があります。
再帰反射テープは市販されている推奨品をお客様自身が手軽に購入して用いることができるだけでなく、太陽光下でも暗闇でも安定したセンサ特性を有します。また、アスファルトの路面に貼り付けられて浸水にも強い凹凸のある屋外用のテープがあるほか、テープを嫌う現場では再帰反射塗料を用いることができるなど選択肢も多彩です。また、サウザーのライントレースはこのような耐環境性が高い方式であるため、昼夜を問わず屋内外を通じて走行が可能なライントレース機能を実現しています。
さらに高度な運用を構築する場合には、ハイウェイ機能と呼ぶ再帰反射ラインで作られたバーコードマーカを用いる走行方式に拡張することができます。マーカを読み取った各地点で機能を切り替えながら、指示された目的地までルートの分岐や合流をしながら走行してゆくため多彩な経路設計が可能です。お客様ご自身でもマーカを手軽に作成できるコストメリットは、ライン構築の手軽さと同様です。最新のソフトウェアではIO操作のマーカも追加されました。ハイウェイ機能をネットワークから指示・操作することでネットワークAGVとしてサウザーを使用することが可能です。

〇ご購入や提携について
サウザーEシリーズは様々な分野のインテグレーション事業者からお客様の現場へ導入される場合が多く、多様なカスタマイズを生じることからオープン価格としてご案内をしております。当社では具体的なソリューション構築のご要望についてヒアリングをさせていただき、過去実績や地域、ご要望内容に応じて適切なサウザーパートナー事業者をご案内いたします。また、生産技術・研究開発・企画の皆様がサウザーの技術情報に基づいて自らカスタマイズに取り組まれる場合については、当社直接の技術サポートによる販売をさせていただく場合もございます。サウザーEシリーズは、1台からすぐに試してみることができるため、ステップバイステップで開発を行い、自社の現場にフィットする機器開発をされる場合にも最適です。お客様の想像力をすぐに形にすることができることから、職場の業務改革の成果が社内表彰されるお客様も少なくありません。これらのサウザー事業を推進してゆくため、当社では引き続き国内外でサウザーパートナー事業者を広く募集しております。自社の注力領域や強みで付加価値を作っていただき、自社で取り組まれない領域ではサウザー事業者が協力しあえる関係構築をすすめております。日本国外については当社シンガポール子会社より英語・中国語でサポートいたします。

〇資料配布
・各製品のチラシは以下のURLよりダウンロード可能です
https://doog-inc.com/documents/
・「サウザーEシリーズのカスタマイズ導入の流れ」を動画でご紹介しています
https://youtu.be/JN1Kijw9kc0
・「失敗しないために!新たに運搬ロボットを導入する前にご覧ください」を動画でご紹介しています
https://youtu.be/LxRftysQM-U
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=LxRftysQM-U ]



・入門モデルのサウザーベーシックは、現場での運用を検討段階のお客様にも動画集を参考にご購入いただいております
https://www.youtube.com/watch?v=MU08-jTwSOE&list=PLc4Wm1cDI1txAbC1OvZSe8TGWJWDqtrem


〇お問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせやアポイントメントのご依頼については、当社ウェブサイトのお問い合わせフォーム(https://doog-inc.com/general/)よりご連絡ください。
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