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Yperのプロジェクトがひろしまサンドボックス「D-EGGS」の「サムライインキュベート賞」を受賞 〜 自動配送ロボット「LOMBY」を活用した新たなサービス開発を本格化 〜

再配達を無くす置き配バッグ(TM)『OKIPPA(オキッパ)』を提供する物流系ITスタートアップYper株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 内山 智晴、ヨミ:イーパー、以下Yper)のプロジェクト「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」が、このたび「ひろしまサンドボックス」(※1) のアクセラレーションプログラム「D-EGGS PROJECT」三賞のひとつ、「サムライインキュベート賞」(※2)を受賞いたしました。




2021年11月20日〜21日のプロジェクト成果最終報告会は、採択された全30のプロジェクトの成果報告が広島県内7箇所からのライブ中継を含めた2日間15時間に渡るオンライン配信形式で行われ、11月21日の総括で広島県知事賞をはじめとする三賞が発表されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-3b2cdbe5445c63ea4bac-2.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-bb5d4d23df2917e895ae-0.jpg ]

自律走行型配送ロボット「LOMBY」
[画像3: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-2d733d69d6e9e5aa344b-1.jpg ]

○ 本プロジェクトの成果報告はオンデマンド映像でご覧いただけます。
https://youtu.be/FBzoZV7KxEM
(動画は「ひろしまサンドボックスチャンネル」でのOA)
(LOMBYの実証実験報告部分は「1:19:00」頃から、受賞部分は「4:30:00」頃から)

ネット通販の市場規模は急伸(※3)、さらに宅配荷物量も増加の一途をたどる一方、日本全体としては人口減少・少子高齢化が進み、特に中山間地域では「ラストワンマイル問題」が顕在化、社会課題となりつつあります。地方では物流を担う労働人口の減少や、空き家増加により配送拠点から各家庭への配送が非効率となり、配達料金の値上げや再配達の中止といった物流サービス低下が危惧されています。

そこでYperはD-EGGSの「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」プロジェクトにおいて、既存システムと各種センサーの情報を統合して自動走行する配送ロボットを融合させたラストマイル配送を提案しました。宅配物と生鮮食品など様々なモノをロボットに混載して配送することで、効率化・自動化・省人化された屋内外物流インフラの構築を目指しています。


自律走行型配送ロボット「LOMBY」を活用した実証実験

Yper自社開発の自律走行型配送ロボット「LOMBY」の最大の特徴は、宅配物と生鮮品などの自動混載機能です。

今回の実証実験では、離れた場所に設置したボックス間配送の完全自動化の実現を目指しました。AMR (※4)としての性能検証にとどまらず、中山間地域での物流の利便性を確保しつつAMRを新たな買い物支援として運用するための収益モデルの検証も行いました。


受賞のことば、および今後の予定

今回の北広島町での実証実験の目標として掲げた、1.自動混載、2.走行(遠隔操作と自律走行の組み合わせ)、3.非対面でのボックスからボックスへの自動配送、3つすべてを実証できました。そのうえ「サムライインキュベート賞」をいただけたのは、DXに熱意を持って取り組んでいらっしゃる北広島町の皆さまをはじめ、コムズ/フレスタの皆さま、町民の皆さま、事務局の皆さまのご支援のおかげです。実質半年間という短期間で挑戦の連続でしたが、プロジェクトメンバー含め、このプロジェクトを実現に導いてくださったすべてのご協力者の皆さま、本当にありがとうございました。改めてお礼申しあげます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-d596e1f0fb0e7bfc0656-5.jpg ]


今後は、今回の実証実験で明確になった具体的な課題ひとつひとつを改善・解決し、2年後には公道走行も含め、LOMBYをベースとした新しい配送サービスとして社会実装できるよう、ハードウェア、ソフトウェア、サービス開発に邁進いたします。
(Yper株式会社 代表取締役 内山 智晴)


実証実験成果の概要

(プロジェクトおよび実証実験の詳細: https://www.yper.co.jp/20211019/2731/


[画像5: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-76646a4f1b8506cd76c7-4.jpg ]




三者協定による共創

北広島町、株式会社コムズおよびYperは6月に三者連携協定を締結、プロジェクトへの全面的なご支援とご協力をいただき、この度プロジェクトを終了することができました。

■北広島町
「デジタル町民ファースト」を宣言、専門のDXチームを組成して地域課題解決のためのDXを推進し、デジタル化による新たな価値の創造に挑戦されています。今回はその一環としてデジタル技術を応用した自動配送ロボット導入による課題解決をねらい、プロジェクトに参画されました。

■株式会社コムズ
株式会社フレスタホールディングスグループ全体のDX推進を担う、北広島町のショッピングセンター「サンクス」の運営会社である株式会社コムズ(本社:広島県広島市、代表取締役社長:宗兼 陽一、以下コムズ)は、北広島町のビジョンに賛同、DX促進による新たな顧客体験創出を視野に入れていらっしゃいます。


2つの事業の相乗効果で物流ラストマイルの社会課題を解決

Yperは2017年8月に設立、世界中の各分野で「社会インフラ」を創ることをミッションに、2018年3月に、社会課題である再配達削減を実現する簡易宅配ボックス「OKIPPA(オキッパ)」サービスを開始しました。以降3年以上にわたり、国土交通省、経済産業省、環境省の協力、また主要配送会社との連携や大手EC事業者からのパートナーシップを得ながら、再配達率削減を目指してOKIPPAの利用普及に取り組んできました。現在は再配達削減のためのOKIPPAサービス拡充、環境負荷低減、および衣料破棄問題の解決への取り組みを加速させています。(https://www.okippa.life/

Yperは、ひろしまサンドボックス D-EGGSプロジェクトを皮切りに新事業「AMR(自動配送ロボット)事業」を始動、OKIPPAによる再配達削減とは別のアプローチで物流ラストマイルにおける労働力・物流効率・労働環境・生産性などの社会課題の解決に取り組んでまいります。


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(※1) ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」
https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/
広島県が中心となって運営を行う、ひろしまサンドボックスとは、AI/IoT、ビックデータ等の最新技術を活用し、これまでにない新しいソリューションを創り出し、技術やノウハウを持つ広島県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場(=プラットフォーム)を構築する事業構想です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-2bebb9c6b90c69c0c094-3.png ]


その「ひろしまサンドボックス」のネクストステップとして、令和2年11月26日からスタートした「D-EGGS PROJECT」。新型コロナウイルス感染症の拡大により顕在化またはこれから顕在化するであろう諸課題をデジタル技術を活用し、新しい生活様式や新しい価値観に適応するソリューション(製品・アプリ・サービス等)の提案を全国から広く募集。募集したアイデアから最大30件を採択し,県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件当たり最大1,300万円の支援を行うアクセラレーション・プログラムです。
(※2) 「サムライインキュベート賞」:プログラムの事務局を代表して、スタートアップ支援・事業創造支援を手がけるサムライインキュベートによる表彰。
(※3) 経済産業省 電子商取引に関する市場調査 https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html
(※4) 「AMR」:autonomous mobile robot 自動配送ロボット。自律走行型協働ロボット/自律走行型搬送ロボットとも言われる。

【参考】
■置き配バッグTM OKIPPAについて
OKIPPAは煩雑な再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックスです。不在中だけでなく在宅時でも、非対面で荷物の受け取りが可能です。 [道路, 人, 屋内, 男 が含まれている画像 自動的に生成された説明]
[画像7: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-6d175c938cc606c61152-6.png ]

玄関ドアノブに簡単に取り付けができ、設置工事は不要。使用時以外は手のひらサイズに折りたたんでおけるため、常設していても玄関の場所を取りません。EC(ネット通販)のヘビーユーザーや、宅配ボックスがない住居にお住まいの方などに好評をいただき、2018年9月の一般発売以来、全国で17万個以上が販売されています。(2021年11月1日時点)
盗難や個人情報漏洩対策として、2種の鍵(ドアノブ専用ロックと、シリンダー式南京錠の内鍵)構造を採用。連携可能なアプリでは、盗難補償保険に加入できるだけでなく(*) OKIPPA荷物通知を受け取ることができ、いつでもどこにいても荷物の受け取りと到着確認が可能になります。

(*) 東京海上日動と共同開発した専用の盗難補償「置き配保険」
https://www.okippa.life/insurance/

■ OKIPPAアプリ(iOS/Android)
配送会社9社の配送状況表示に対応。OKIPPAに荷物が配送されると、配送完了通知が届きます。
アカウント情報やメールをアプリと連携させると、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ユニクロなどの通販サイトで購入した商品情報を自動で取得し、配送状況をいつでもすぐに確認することができます。

iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/%E8%8D%B7%E7%89%A9%E7%AE%A1%E7%90%86nr/id1334541155?mt=8

Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nr_yper

■ 置き配バッグ OKIPPA 製品概要
世界3大デザイン賞受賞のエコバッグ「Shupatto」を開発した生活雑貨メーカー株式会社マーナと共同開発。
[画像8: https://prtimes.jp/i/31698/83/resize/d31698-83-12f4b50175b56b6508b4-7.jpg ]


品名: OKIPPA(バッグ・専用ロック・内鍵、専用バンド、取扱説明書他7点セット)

デザイン:
全14種 オキッパ柄ネイビー、無地(2種)、ディズニー柄(5種)SHIPS柄(2種)、FREAK'S STORE柄、楽天柄(3種)

通常販売価格:
4,980円(税・送料込)(オキッパ柄ネイビー, 無地カーキ, 無地ネイビー)
5,980円(税・送料込)(再生ポリエステル100%オリジナルデザイン)

材質: 本体/ポリエステル(撥水加工)
耐荷重: 13kg
サイズ: バッグ使用時/約70×66cm(容量57L)
折りたたみ時/約13×13cm(厚さ5cm)

■ Yper株式会社について
商号:Yper株式会社
設立:2017年8月3日
本社住所:〒150-0036 東京都渋谷区南平台町13-15
代表者:代表取締役 内山智晴
OKIPPA製品公式サイト:https://www.okippa.life/
Yper企業サイト:https://www.yper.co.jp/
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