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紛争、文化衝突、テクノロジーの限界……2030年までの世界を読み解くカギはここにある!『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』が発売

〜いま人を動かすのは「テクノロジー」ではなく、「人文知」だ。〜

株式会社クロスメディア・パブリッシング(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表取締役:小早川幸一郎)は、3月28日、『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』を発刊しました。本書は、ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーの安西洋之氏と服飾史家の中野香織氏による共著で、これから2030年にかけて、世界・経済・ビジネスなどを考える上で重要になるであろう考え方の一つ「ラグジュアリー」について解説します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/80658/117/resize/d80658-117-ba8b82214d301e4159b5-4.jpg ]



[表: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/117_1_4a00eca639f7abfbff66509533a1a069.jpg ]




人を動かすのは、「テクノロジー」ではなく「人文知」だ。


つい最近まで、日本では歴史・美術・文学など人文系の分野は、「ビジネスで何の役に立つのか?」といわれた分野です。

数年前には大学の人文系学部の見直しが話題になり、「時代遅れの学問分野」として嘲笑さえ受けました。

たしかに、これまでのモノづくり・サービスづくりや顧客体験は、ウェブ技術をはじめとするコンピュータサイエンス、あるいは機械・材料・加工技術のような「テクノロジー」が引っ張ってきました。

しかし、過去の歴史を振り返ってみると、これらの人文系の分野が起点となったラグジュアリーが、新しい文化をつくる先導役を果たしてきたことがわかります。

さらに、技術や市場が成熟をみせる中で、今後、人々の心を動かすような「本当にほしいもの」は、テクノロジーが基礎にありつつも、歴史や文学、地理、哲学、倫理など「人文的な知識」が主導しながらつくっていく時代になるのです。


いま注目が集まる「新しいラグジュアリー」とは?


一般的に「ラグジュアリー」といえば、19世紀フランスからの歴史・伝統を持つ、いわゆる高級ブランド企業のあり方などがイメージされるかもしれません。

実際、それを研究するために、これまでヨーロッパを中心として、大学やビジネススクールでも「ラグジュアリーマネジメント」を学ぶコースが設置されてきました。

それらのうちの先進的なコースや、スタートアップなどを含めた感度の高い企業がいま注目するのは、旧来のラグジュアリーとは一線を画した考え方、いわば21世紀の「新しいラグジュアリー」です。

本書では、これから2030年にかけて、世界・経済・ビジネスなどを考える上で重要になるであろう考え方の一つとして「新しいラグジュアリー」について解説します。

では、「新しいラグジュアリー」とは何でしょうか?

オフィシャルに定義が固まっているわけではありませんが、本書では「『新しい文化の創造』を伴った社会的なイノベーション」としています。

その実践例の一つとして挙げられるのは、イタリアのウンブリア州にある小さな村・ソロメオを本拠に、地域の歴史と文化に根ざしたモノづくりを行い、創業50年も経っていないにもかかわらず「世界最高の品質」といわれ尊敬されるブルネロ・クチネリです。

「文化の創造が結果的に利益の源泉となっていく」という考え方と、クチネリをはじめとした実践の動きを、「旧来のラグジュアリーとの対比」「意味の創造」「教育」「文化盗用」「サステナビリティ」など多様な切り口から一冊にまとめたのが本書です。


本書のポイント


本書は「新しいラグジュアリー」に関する幅広い分野を取り上げ、次に示した「10の講義」からなっています。

第1講 「新しいラグジュアリー」の時代は静かに始まっている
なぜ今「ラグジュアリー」を考えることが重要なのか、現に起こっている静かな変化・事例を挙げつつ本論へつないでいきます。

第2講 「旧型」のラグジュアリー
「新しいラグジュアリー」について語る前に、それ以前のラグジュアリーがどのようなもので、その本質がどこにあったのか、語源なども含めて歴史を振り返ります。

第3講 新しいラグジュアリーと「意味の創造」
主に旧時代と対比をしながら、「新しいラグジュアリー」の考え方を明らかにしていった上で、大きなポイントのひとつである「意味の創造」について述べます。

第4講 ラグジュアリーとロマン主義
さまざまな世界でロマン主義が到来しています。ロマン主義とは何なのかも解説しながら、これが今、ラグジュアリーで起きている現象との関係を語ります。

第5講 日本のラグジュアリー
日本におけるラグジュアリーの捉え方の変遷を述べつつ、国内での新しい動きなどを紹介します。特に日本の若い世代に、これからの可能性を感じてもらえるパートにしたいと考えています。

鼎談 最先端から見える「ラグジュアリー」の向かう場所
第5講と第6講の間、ちょうど本書の折り返し地点には、特別に許可をいただき、「Forbes JAPAN」の連載から、ユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文氏を交えた鼎談を転載しています。

第6講 「ラグジュアリーマネジメント」が教えるもの
各国の大学の「ラグジュアリーマネジメント」のコースで教えられているのはどんなことか、その中身を明らかにし、ラグジュアリーマネジメントに関心を持つ方々へのヒントを提供します。

第7講 文化盗用―文化的な植民地からの解放
ヨーロッパの歴史・文化的な流れの上に立っている旧型のラグジュアリーは、これまでヨーロッパ以外の地域から「憧れ」のまなざしで見つめられてきましたが、そうしたいわば「文化的な植民地」が人々の意識と乖離を持つ時代に入っている背景を探ります。

第8講 「アート」が持つ意味
ラグジュアリーの文脈の中で「アート」が担っている役割、特にコンテンポラリーアートの隆盛を述べ、新しいラグジュアリーにおけるアート・人文学・無形文化遺産について語ります。

第9講 サステナビリティをラグジュアリーから見る
新しいラグジュアリーにおける「サステナビリティ」の考え方や、それを考えることでブランドのあり方やビジネスがどう変化してきたのか、これからどう変化していくのかについて触れます。

第10講 もうひとつのあり方、もうひとつの視点
全体を振り返りつつ、「新しいラグジュアリーの今後」を展望します。


本書を読んでいただきたい人


・アパレル、アクセサリー、自動車、アート、グルメ、ホスピタリティ、エンターテインメントなどのラグジュアリーに関連する業界のビジネスパーソン
・スタートアップ企業で働く人
・人文系の学問を専門とする大学生、大学院生
・デザイナー、アーティスト
・文化とビジネスの狭間で可能性を探る人、文化を作っていきたい人


著者プロフィール



[画像2: https://prtimes.jp/i/80658/117/resize/d80658-117-24ef95350a0317fddd1b-1.jpg ]


安西 洋之(あんざい・ひろゆき)
モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De-Tales Ltd.ディレクター

東京とミラノを拠点とした「ビジネス+文化」のデザイナー。
欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画してきた。デザイン分野との関わりも深い。

2017年、ロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP)を監修して以降、「意味のイノベーション」のエヴァンジェリストとして活動する中で、現在はソーシャル・イノベーションの観点からラグジュアリーの新しい意味を探索中。またデザイン文化についてもリサーチ中である。


[画像3: https://prtimes.jp/i/80658/117/resize/d80658-117-9f72f6857173371d998b-2.jpg ]


中野 香織(なかの・かおり)

著述家/株式会社Kaori Nakano 代表取締役

イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域へと研究範囲を広げてきた。日本経済新聞など数媒体で連載を持つほか、企業のアドバイザーを務める。

著書『「イノベーター」で読むアパレル全史』(日本実業出版社)、『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』(吉川弘文館)、『モードとエロスと資本』(集英社新書)ほか多数。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。英ケンブリッジ大学客員研究員、明治大学特任教授、昭和女子大学客員教授などを務めた。


書誌情報



[画像4: https://prtimes.jp/i/80658/117/resize/d80658-117-e57fdf73e89b38a892c2-0.jpg ]


書名 : 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義
体裁 : 四六判 / 320ページ
定価 : 2,068円(本体1,880円+税)
ISBN : 978-4-295-40663-1
発行 : 株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日: 2022年3月28日


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