【LITALICO発達ナビ調査】社会や周囲の発達障害への理解「深まった」約6割。一方で保護者の57.9%が子どものサポートにあわせ働き方を調整
[26/07/31]
提供元:PRTIMES
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仕事との両立やメンタルヘルス配慮の重要性について専門家が解説
株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥)が運営する発達支援ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」は、2026年6月にユーザーを対象とした意識調査(ユーザーサーベイ2026)を実施いたしました。
近年、多様性への意識が高まる中で、当事者や家族を取り巻く環境にも変化が見られます。本リリースでは、集計データと保護者の方の生の声、そして専門家による見解を交え、発達障害に関わる家庭の現状をご報告いたします。
さらに、保護者を対象にお子さまの診断名や特性の傾向を調査したところ(複数回答/回答数580名)、ASD(自閉スペクトラム症)が78.8%と最多になり、次いでADHD(注意欠如多動症)が45.5%、知的障害(知的発達症)が24.7%という結果になりました。また、LD・SLD(限局性学習症)や境界知能、確定診断のないグレーゾーンなどの特性も一定の割合を占めています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-441b665729bde9ebfe885c8703300e33-1162x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-aa09540806549053e10cf5d9383e550a-1200x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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具体的な変化(複数回答)としては、「勤務時間・シフトの変更(181人)」や「パートへの切り替え等(76人)」「在宅勤務・時短勤務等の制度利用(61人)」など、子どもの特性やスケジュールに合わせられる柔軟な働き方を工夫・選択している姿が目立ちます。
その一方で、サポート時間を確保するために「休職・退職・転職(131人)」といった決断を迫られるケースも依然として存在しており、育児と仕事の両立における環境整備への継続的なニーズが示されています。
【保護者の声】
- 「感覚過敏、特性で学校に行けない日があるので両親のどちらかが在宅勤務をするようにしている」(中学生の保護者 / 働き方を変えた理由より抜粋)
- 「勉強や持ち物等を一人でサポートしながらのフルタイム勤務は厳しいと感じ、短時間正社員として勤務しています。」(中学生の保護者 / 働き方を変えた理由より抜粋)
子どもの豊かな発達を長期的に支えるためには、保護者自身が心身ともに健康であり、孤立しないための周囲の温かい見守りや、リフレッシュのための適切な休息(レスパイトケア)が重要です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-8bf5d2580f4d39fec2aa4847300e01ef-1162x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【保護者の声】
「支援や配慮のお願いなど、親がすべてコーディネートするのは疲れました。その子をよく知っているのは親であることはわかりますが、学校と家で様子が違うのも事実。そこも踏まえて、親に誰かが伴走してくれるような、導いてくれるような人が欲しい。」(小学校高学年の保護者 / 行政や社会への改善希望の自由記述より抜粋)
「子どもの支援に関してもそうだが、子どもに関わっている親のケアも少し考えて欲しいと思う。母親にばかり負担がいく。」(中学生の保護者 / 行政や社会への改善希望より抜粋)
専門家解説:子どもを支えるために、まず「親と家庭」を支える社会へ (井上雅彦先生)
アンケート結果から社会全体で発達障害への理解が深まっていると感じる人が増えている一方で、子育てのために働き方の見直しを余儀なくされている現状や、保護者ご自身のメンタルヘルス支援に対する高いニーズが分かります。
発達障害者支援法においても家族支援の充実が掲げられている通り、子どもだけでなく、それを支える家庭全体への支援が必要であることがうかがえるデータです。 発達障害に関する社会的な理解の広がりに比べ、家庭への具体的な支援の必要性がより際立つ調査結果だと思います。
【井上雅彦先生 プロフィール】
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授/LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
発達ナビ運営事務局より
発達障害のある方やそのご家族の状況はまさに千差万別であり、必要とされる支援も一律ではありません。「障害は個性」という言葉だけが独り歩きするのではなく、視力に合わせてが眼鏡をかけるのが当たり前なように、一人ひとりの特性に合わせた環境調整が当たり前になる社会の実現が望まれています。
LITALICO発達ナビでは、今後も読者のリアルな悩みに寄り添う情報や機能を提供するとともに、社会全体の正しい理解促進に向けて発信を続けてまいります。
■ 調査概要
調査名: LITALICO発達ナビ ユーザーサーベイ2026
調査期間: 2026年6月
総回答数: 911名
本リリースの有効回答数: 623名(「保護者(ご家族)」と回答した方のデータ)
調査方法: インターネットによる匿名調査
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-28a4b77b391e2913de2d05b9f3785bd8-700x409.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【LITALICO発達ナビについて】
2026年1月に10周年を迎えた「LITALICO発達ナビ」は、発達障害の基礎知識に関する情報の発信や、ダイアリー(ブログ)やQ&A機能によりユーザー同士のコミュニティとしての場づくりを行ってきました。発達が気になるお子さまの保護者をはじめ、支援者、当事者向けのポータルサイトです。
LITALICO発達ナビは、これからもお子さまの発達が気になる保護者の前向きな一歩を手助けできるようにサービスを進化させていきます。
【株式会社LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」のインターネットプラットフォームを軸に、障害分野で様々なサービスを提供しています。障害のある当事者向けサービスである、就労支援サービス「LITALICOワークス」及び、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」に加え、障害のある子どもの家族向けライフプランニングサービス「LITALICOライフ」や業界全体の質向上に寄与する福祉施設向け業務支援サービスを展開しています。一般教育領域でもIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開している他、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」を提供しています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更、2022年4月にプライム市場に移行しました。
株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥)が運営する発達支援ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」は、2026年6月にユーザーを対象とした意識調査(ユーザーサーベイ2026)を実施いたしました。
近年、多様性への意識が高まる中で、当事者や家族を取り巻く環境にも変化が見られます。本リリースでは、集計データと保護者の方の生の声、そして専門家による見解を交え、発達障害に関わる家庭の現状をご報告いたします。
回答者の内訳と、子どもたちの「診断・特性」
今回の調査では、総回答数911名のうち、発達障害や多様な特性のあるお子さまを育てる「保護者(ご家族)」が68.4%(623人)と大半を占めました。次いで、日々現場で向き合う「支援者」が23.2%(211人)、自身が生きづらさを抱える「障害のある当事者」が8.5%(77人)となっています。さらに、保護者を対象にお子さまの診断名や特性の傾向を調査したところ(複数回答/回答数580名)、ASD(自閉スペクトラム症)が78.8%と最多になり、次いでADHD(注意欠如多動症)が45.5%、知的障害(知的発達症)が24.7%という結果になりました。また、LD・SLD(限局性学習症)や境界知能、確定診断のないグレーゾーンなどの特性も一定の割合を占めています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-441b665729bde9ebfe885c8703300e33-1162x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社会の理解度は「約6割が深まりを実感」
こうした多様な特性の中で、ここ数年での社会や周囲の発達障害に対する理解度についての設問では、保護者の62.8%(391人)が「やや深まってきたと感じる」「とても深まってきたと感じる」と回答しました。多様な特性に対する社会の認知や受容が、着実に浸透しつつあるというポジティブな傾向が示されています。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-aa09540806549053e10cf5d9383e550a-1200x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
子どものサポートをきっかけに「柔軟な働き方」を選択・工夫する保護者が多数
お子さまの通院や療育、学校生活のサポートにあわせて、保護者の57.9%(361人)が働き方に「変化があった」「やや変化があった」と回答しました。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-a51fd7881e223d5d2828cfee301c0f7c-1200x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
具体的な変化(複数回答)としては、「勤務時間・シフトの変更(181人)」や「パートへの切り替え等(76人)」「在宅勤務・時短勤務等の制度利用(61人)」など、子どもの特性やスケジュールに合わせられる柔軟な働き方を工夫・選択している姿が目立ちます。
その一方で、サポート時間を確保するために「休職・退職・転職(131人)」といった決断を迫られるケースも依然として存在しており、育児と仕事の両立における環境整備への継続的なニーズが示されています。
【保護者の声】
- 「感覚過敏、特性で学校に行けない日があるので両親のどちらかが在宅勤務をするようにしている」(中学生の保護者 / 働き方を変えた理由より抜粋)
- 「勉強や持ち物等を一人でサポートしながらのフルタイム勤務は厳しいと感じ、短時間正社員として勤務しています。」(中学生の保護者 / 働き方を変えた理由より抜粋)
子どもの健やかな成長に不可欠な「保護者のメンタルヘルス」への配慮
「自身の睡眠や心の健康(メンタルヘルス)への変化」については、保護者の76.2%(475人)が「とても感じる」「やや感じる」と回答しており、多くの方が日々変化や負担を実感しながらお子さまを支えていることが分かりました。子どもの豊かな発達を長期的に支えるためには、保護者自身が心身ともに健康であり、孤立しないための周囲の温かい見守りや、リフレッシュのための適切な休息(レスパイトケア)が重要です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-8bf5d2580f4d39fec2aa4847300e01ef-1162x742.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【保護者の声】
「支援や配慮のお願いなど、親がすべてコーディネートするのは疲れました。その子をよく知っているのは親であることはわかりますが、学校と家で様子が違うのも事実。そこも踏まえて、親に誰かが伴走してくれるような、導いてくれるような人が欲しい。」(小学校高学年の保護者 / 行政や社会への改善希望の自由記述より抜粋)
「子どもの支援に関してもそうだが、子どもに関わっている親のケアも少し考えて欲しいと思う。母親にばかり負担がいく。」(中学生の保護者 / 行政や社会への改善希望より抜粋)
専門家解説:子どもを支えるために、まず「親と家庭」を支える社会へ (井上雅彦先生)
アンケート結果から社会全体で発達障害への理解が深まっていると感じる人が増えている一方で、子育てのために働き方の見直しを余儀なくされている現状や、保護者ご自身のメンタルヘルス支援に対する高いニーズが分かります。
発達障害者支援法においても家族支援の充実が掲げられている通り、子どもだけでなく、それを支える家庭全体への支援が必要であることがうかがえるデータです。 発達障害に関する社会的な理解の広がりに比べ、家庭への具体的な支援の必要性がより際立つ調査結果だと思います。
【井上雅彦先生 プロフィール】
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授/LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
発達ナビ運営事務局より
発達障害のある方やそのご家族の状況はまさに千差万別であり、必要とされる支援も一律ではありません。「障害は個性」という言葉だけが独り歩きするのではなく、視力に合わせてが眼鏡をかけるのが当たり前なように、一人ひとりの特性に合わせた環境調整が当たり前になる社会の実現が望まれています。
LITALICO発達ナビでは、今後も読者のリアルな悩みに寄り添う情報や機能を提供するとともに、社会全体の正しい理解促進に向けて発信を続けてまいります。
■ 調査概要
調査名: LITALICO発達ナビ ユーザーサーベイ2026
調査期間: 2026年6月
総回答数: 911名
本リリースの有効回答数: 623名(「保護者(ご家族)」と回答した方のデータ)
調査方法: インターネットによる匿名調査
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25994/217/25994-217-28a4b77b391e2913de2d05b9f3785bd8-700x409.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【LITALICO発達ナビについて】
2026年1月に10周年を迎えた「LITALICO発達ナビ」は、発達障害の基礎知識に関する情報の発信や、ダイアリー(ブログ)やQ&A機能によりユーザー同士のコミュニティとしての場づくりを行ってきました。発達が気になるお子さまの保護者をはじめ、支援者、当事者向けのポータルサイトです。
LITALICO発達ナビは、これからもお子さまの発達が気になる保護者の前向きな一歩を手助けできるようにサービスを進化させていきます。
【株式会社LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」のインターネットプラットフォームを軸に、障害分野で様々なサービスを提供しています。障害のある当事者向けサービスである、就労支援サービス「LITALICOワークス」及び、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」に加え、障害のある子どもの家族向けライフプランニングサービス「LITALICOライフ」や業界全体の質向上に寄与する福祉施設向け業務支援サービスを展開しています。一般教育領域でもIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開している他、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」を提供しています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更、2022年4月にプライム市場に移行しました。










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