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イエメン情勢 子どもの死者74人、現地医療体制も危機的状況に【プレスリリース】

増える子どもの犠牲 




[画像: http://prtimes.jp/i/5176/452/resize/d5176-452-575834-0.jpg ]



※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81435.html でご覧いただけます。


【2015年4月6日 サヌア/アンマン発】

ユニセフは今日、イエメン各所で激化しつつある紛争によって、子どもの死者や負傷者が
増加し、家を追われる子どもや病気のリスクが高まる子どもも増えていると伝えました。

軍事衝突が始まった3月26日以降、少なくとも74人の子どもが命を落とし、44人が大けがを
負いました。これらは少なく見積もった数字であり、この1週間で戦闘が更に激化している
ことから、ユニセフはもっと多くの犠牲者が出ていると考えています。

「子どもたちは、この紛争によって大変な犠牲を払っています」ユニセフ・イエメン事務所
代表のジュリアン・ハーネスは、ヨルダンの首都アンマンでこう話しました。
「子どもたちは、殺され、傷つけられ、家を追われています。健康は脅かされ、教育も
途絶えています。国際人道法に則って、紛争の当事者は直ちに子どもたちへの配慮と保護
に努めなければなりません」

イエメンでは、10万人以上が安全な場所を求めて国内避難民となっています。病院など
医療機関も攻撃の対象となり、医療資材が不足する一方、負傷者は増え続け、病院は
厳しい状況の中で対応に追われています。これまでに、少なくとも救急車の運転手を含む
3人の医療関係者が複数の攻撃で亡くなっています。

ユニセフのチームは治安状況が許す限り、被害を受けている人々へ安全な水や必要不可欠
な保健サービスを届けるために活動を続けています。給水システムが繰り返し被害を受け
ている、アデンを含む南部の3都市で、給水ポンプを稼働させるための燃料も提供して
います。南部のいくつかの行政区では、路上に水が溜まり、下水が溢れているとの報告も
あります。給水システムが機能しなくなった地域では、病気の流行の危険が高まっています。

ユニセフはまた、ワクチン保冷倉庫を適切な温度に保つための発電機用燃料も提供して
います。イエメン国内に備蓄されていた支援物資も役立てられており、栄養治療食や
シンプルですが下痢性疾患に高い治療効果が得られる経口補水塩などの物資も調達して
います。

影響を受けている子どもたちや保護者に向けて、不発弾の危険や紛争によって抱えている
不安や困難とどう向き合えばよいのかなどのメッセージも、国内メディアを通じて発信
していきます。

「現在、大変危険な状況です。病院は患者で溢れ、救急車さえ乗っ取られるという事態が
起きています」と、アデンにいるユニセフ職員は伝えています。

イエメンは、この地域で最も貧しい国のひとつです。食糧不足に陥りやすく、子どもたち
の間には深刻な栄養不良が広がっています。今回の紛争は、既に不安定だったこうした
子どもたちの状況を、更に悪化させているのです。


* * *

※ご参考資料
【イエメン基礎情報(出典:世界子供白書2015)】
・総人口:24,407,000人
・子ども(18歳未満)の人口:11,587,000人(総人口の47.5%)
・5歳未満児の死亡率:51(出生1,000人あたり)
・栄養不良による発育阻害率:5歳未満児の47%
・安全な水を利用できる割合:55%
・初等教育純就学率:87%
・成人識字率:66%(女性は男性の61%程度)
・出生登録率:17%

* * *


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Rajat Madhok, ユニセフ・イエメン事務所
TEL:+ 962 798 270 912(在アンマン)Eメール: rmadhok@unicef.org
Simon Ingram, ユニセフ・中東・北アフリカ地域事務所(アンマン)
TEL:+962 79 590 4740, Eメール: singram@unicef.org
Najwa Mekki, ユニセフ・ニューヨーク本部
TEL: +1917 209 1804   Eメール: nmekki@unicef.org


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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