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医療スタッフの英語力向上のために、NPO法人による医療英語検定試験が東京で初めて開催【国際医療英語検定(CBMS)】2013年11月9日、東京会場:国立国際医療研究センター、名古屋会場:ウインク愛知

今、医療現場では、国内在住200万人の外国人と、年間800万人以上の訪日外国人に対する医療対応が行われています。ある調査によると、81%の看護婦が「医療現場で外国語の必要性を感じた経験がある」と答えています。さらに、政府の経済戦略特区構想の中では、外国人医師の医療行為・英語対応の救急車や薬剤師の規制緩和(東京都)、外国人高度人材の受け入れの規制緩和(愛知県)など、医療の国際化に関する規制緩和が検討されています。このように、今、医療スタッフの間で、外国語、特に英語習得の必要性が高まっています。

 先端医療推進機構は2011年からグローバルヘルスケア財団との共催で「国際医療英語検定」(Certification For Bilingual Medical Staff:CBMS)を毎年実施してきました。これは、医師、看護師、医療事務など医療に携わるスタッフや学生にとって、医療英語のスキルを高めるきっかけとなる検定試験です。過去2回の試験で200名以上が受験しました。
 医療スタッフの英語力向上の要請に応えるため、第3回目となる今年は、初めて東京にも試験会場を設け、11月9日(土)に東京と名古屋の2会場で試験を行います。Basic(入門)とAdvanced(上級)の2コースで、合計400名以上の医療スタッフや学生の受験を見込んでいます。また、この検定試験に向けて勉強をしたい方や、医療英語に興味がある方を対象に、10月5日(土)に名古屋、10月20日(日)に東京の会場で、医療英語の専門家によるセミナーを開催します。
<検定試験受講者の声>
私は、病院に勤務しています。外国人の患者様が来られた時、何も話せなかった自分が情けなくて、セミナーと検定試験を受けてみました。少しずつ自信がつき、また次も頑張ろうと思います。外国人の患者様と楽しくコミュニケーションすることを夢見ています。(京都府 M様)

<過去の受験者の内訳>
・ 病院・診療所 32.1% (医師、看護師、医療事務ほか)
・ 大学・短大 23.5% (大学生、短大生など)
・ 民間企業 12.3% (医療機器メーカー、製薬会社など)
・ 大学教授・学校教員 8.7% (大学教授、専門学校講師など)
・ 専門学校・高校 6.2% (専門学校生など)
<国際医療英語検定(CBMS)の概要>
●目的
 医療分野に携わる方々、医療分野に関心のある方々や学生などを対象に、医療現場における英語コミュニケーション能力を認定するものです。

●特徴
 CBMSの試験問題は、医療に携わる医師や英語教育の専門家の手により、医療現場で必要な英語スキルを認定するために作られています。リスニングとリーディングの選択問題に答える形式の筆記試験です。合否判定形式ではなく、受験者が獲得した得点を認定する試験です。試験結果の通知の中で、「会話応答」、「会話要点理解」、「語彙・語法」、「専門用語」、「読解」など、各分野の正答率が示されます。受験者はこの結果をもとに、自分の医療英語力を客観的に把握し、今後の学習に役立てることができます。
 CBMSは医療英語のスキルを表す指標となります。学生の就職面接やスタッフの人事面談のときに、医療英語のスキルや、それまでの努力について説得力のあるアピールをすることができるため、就職やキャリアアップに役立ちます。

●コース
・入門(Basic) : 医療英語初心者を対象にした検定
 試験問題数:リスニング40問、リーディング50問、合計90問
 試験時間:リスニング30分、リーディング60分、合計90分
 スコア:600点満点

・上級(Advanced) : より専門的な医療英語に挑戦する上級者を対象にした検定
 試験問題数:リスニング60問、リーディング100問、合計160問
 試験時間:リスニング45分、リーディング75分、合計120分
 スコア:800点満点

●試験概要
・日程: 2013年11月9日(土)
  入門(Basic)     9:30-11:00 (受付 9:00)
  上級(Advanced)  9:30-11:30 (受付 9:00)/14:00-16:00 (受付 13:30)
・会場: 東京会場  国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)
     名古屋会場 ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
・検定料: 7,500円 (認定証発行料を含む)

●医療英語セミナー
 医療英語に関心がある人を対象に、医療英語の専門家によるセミナーを開催します。
・日程 : 【名古屋会場】 2013年10月5日(土)/【東京会場】 10月20日(日)
 入門(Basic) 9:30-11:30(受付  9:00) ※定員100名
 上級(Advanced) 13:30-15:30(受付 13:00) ※定員100名
・会場: 東京会場 国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)
     名古屋会場 ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
・受講料: 4,000円 (教材費を含む)教材は当日配布します。

【 過去のセミナー受講者の声 】
・アットホームなレクチャーで大変楽しく勉強できた
・すぐ使える表現が多く、有意義な内容であった
・実際に発音を学ぶ良い機会となり、大変勉強になった
・医療英語は辞書ではなかなかわからないので参考になった
・医療英語に関心を持つことができた
・頻出する単語を使って学べたのがよかった
・国際医療英語検定の活動が理解できてよかった
●申込み方法
申込書に必要事項を記入の上、FAX、メール又は郵送で申込み。次の期間で受け付けます。
・10/5(土)セミナー(名古屋)  : 受付期間 6/3(月)〜9/20(金)
・10/20(日)セミナー(東京)   : 受付期間 6/3(月)〜10/4(金)
・11/9(土)試験(東京・名古屋): 受付期間 6/3(月)〜10/18(金)
申込み方法: http://www.japsam.or.jp/japsam/CBMS_NEW/apply.html

<申込み先>
 一般財団法人グローバルヘルスケア財団 CBMS 事務局
  住  所 :〒464-0858  名古屋市千種区千種 2-22-8  名古屋医工連携インキュベータ411号
  Tel/Fax : 052-745-6883    E-mail  : cbms@japsam.or.jp
■特定非営利活動法人 先端医療推進機構 概要
先端医療研究・臨床にかかわる医療活動を社会レベルで支援し、人々の健康増進・生命維持に最適な医療形態を構築・普及することを目的として活動しています。
設立:平成15年10月10日
理事長:林 依理子(英文学研究者、岐阜大学講師)
事業内容:社会啓発活動、先端医療技術の開発支援、臨床試験および治験の支援
住所:(事務所)名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ411号
TEL: 052-745-6881  FAX:052-745-6883
URL: http://www.japsam.or.jp/

■一般財団法人 グローバルヘルスケア財団 概要
新たなヘルスケアシステムを提案し、先端技術の医療への導入や新産業化の促進、グローバルヘルスケアイノベーションセンター構想の実現に向けた活動を行っています。国際医療英語検定(CBMS)の運営を受託しています。
設立:平成22年4月6日
事業内容:先端医療ヘルスケア国際センター構想の実現に向けた活動、先端医療技術開発・実用化促進に関する活動、医療語学検定試験の認定事業、先端医療クリニック運営、医療学会支援など
筆頭評議員:?久史麿(日本医学会会長、東京大学名誉教授)
代表理事:林 衆治(名古屋大学大学院医学系研究科元教授)
住所:(事務所)名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ411号
TEL/FAX: 052-745-6883
URL: http://psamh.or.jp/
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