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【石油・エネルギー業界】他社牽制力ランキング2017 トップ3は出光興産、大阪ガス、東京ガス

株式会社パテント・リザルトは2018年6月28日、独自に分類した石油・エネルギー業界の企業を対象に、2017年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「石油・エネルギー業界 他社牽制力ランキング2017」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。

この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

集計の結果、2017年に最も引用された企業は、出光興産、次いで大阪ガス、東京ガスとなりました。

1位出光興産の最も引用された特許は、「薄膜トランジスタ」に関する特許(特願2008-198214;取り下げにより特許権なし)で、後発の特許13件の審査過程で拒絶理由として引用されており、企業別には半導体エネルギー研究所の12件、神戸製鋼所の1件となっています。現在権利が継続している特許に着目すると、引用された数の多い特許には「有機EL素子」に関する特許(特許第5903271号や、特許第5429673号)が挙げられ、SAMSUNG DISPLAY(韓)が最も多く影響を受けています。
2017年に、出光興産の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、半導体エネルギー研究所(124件)、次いで、SAMSUNG DISPLAY(韓)(23件)、JXTGエネルギー(15件)となっています。

2位大阪ガスの最も引用された特許は、産業技術総合研究所、奈良県、日本軽金属との共同保有である「園芸用施設への二酸化炭素供給」に関する特許(特許第5578469号)で、本田技研工業による後発の特許4件などの審査過程で拒絶理由として引用されています。
2017年に、大阪ガスの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、パナソニック(30件)、次いで、三菱電機(19件)、東京ガス(17件)となっています。

3位東京ガスの最も引用された特許は、正興電機製作所との共同保有である「電力供給システム」に関する特許(特許第5268973号)で、後発の特許10件の審査過程で拒絶理由として引用されており、企業別にはパナソニックの3件、大阪ガスの2件、NTTファシリティーズ、三社電機製作所、京セラ、シャープ、三菱電機の各1件となっています。
2017年に、東京ガスの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、パナソニック(26件)、次いで、大阪ガス(23件)、三菱電機(12件)となっています。


本分析の詳細については、「石油・エネルギー 特許資産規模ランキング2017」にてご覧いただけます。

■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2018/06/fcitene.html

<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html

<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/

<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580、Fax:03-5802-8271
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/

<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
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