2017年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期に比べ売上高24.9%減、営業損失の計上により減収減益
株式会社カプコンの2017年3月期第1四半期連結業績(2016年4月1日〜2016年6月30日)は、売上高109億27百万円(前年同期比24.9%減)となりました。利益面では営業損失7億26百万円(前年同期は営業利益20億26百万円)、経常損失20億80百万円(前年同期は経常利益21億35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失14億11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益15億69百万円)となりました。
2016年7月28日
報道関係者各位
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻 本 春 弘
(コード番号:9697 東証第一部)
株式会社カプコンの2017年3月期第1四半期連結業績(2016年4月1日〜2016年6月30日)は、売上高109億27百万円(前年同期比24.9%減)となりました。利益面では営業損失7億26百万円(前年同期は営業利益20億26百万円)、経常損失20億80百万円(前年同期は経常利益21億35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失14億11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益15億69百万円)となりました。
当第1四半期は、主力となるデジタルコンテンツ事業において、目玉タイトルを期の後半に集中させるなど下期に重点を置いた事業戦略により、当該期間は小型タイトル中心の商戦となりました。コンシューマ事業では人気シリーズの最新作『逆転裁判6』が安定した人気に支えられ概ね計画通りに推移したほか、デジタル販売が堅調に収益を下支えしました。
またアミューズメント機器事業では、新規パチスロ機『スーパーストリートファイター?』を計画通りに販売したものの、前年同期におけるヒット作の反動減により減収減益となりました。
この結果、売上高は109億27百万円、営業損失726百万円となりました。また、期末における急激な円高の進行に伴い為替差損13億35百万円円を計上した結果、経常損失は20億80百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は14億11百万円となりました。
なお、2017年3月期の業績予想につきましては、2016年5月9日決算発表時の業績予想を変更しておりません。
1. 2017年3月期第1四半期 連結業績
売上高:営業利益:経常利益:親会社株主に帰属する四半期純利益(単位:百万円)
2017年3月期第1四半期:10,927:△726:△2,080:△1,411
2016年3月期第1四半期:14,541:2,026:2,135:1,569
2. 2017年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:親会社株主に帰属する当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
2017年3月期:85,000:13,600:13,300:9,000:160 06
3. 2017年3月期第1四半期 各事業セグメントの概況
(1) デジタルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:6,294:6,740:7.1%
営業利益:1,107:8:△99.2%
営業利益率:17.6%:0.1%:-
A. 当事業におきましては、シリーズ作品『逆転裁判6』(ニンテンドー3DSシリーズ用)がコアユーザーに支えられ、おおむね計画どおり推移したほか、バイオハザードの派生タイトル『バイオハザードアンブレラコア』(プレイステーション4、パソコン用)を6月23日に発売いたしました。しかしながら、大型タイトルの投入サイクルが端境期となりましたため小型タイトルが大半を占めたほか、利幅が大きいリピート販売も伸び悩みました。
B. また、オンラインゲームおよびモバイルコンテンツにつきましては、局面打開に向けた事業展開を行ってまいりました。
C. この結果、売上高は67億40百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益8百万円(前年同期比99.2%減)となりました。
(2) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:1,932:2,157:11.6%
営業利益:35:107:205.9%
営業利益率:1.8%:5.0%:-
A. 当事業におきまして、風適法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の改正が今年の6月に施行されたことにより、夜間の入店規制が緩和された環境のもと、各種イベントの開催や快適な店舗運営など、周辺住民に愛される地域密着型の施設展開によりリピーターの確保、中高年齢者や親子連れのファミリー等、幅広い客層の取り込みに努めてまいりました。
B. また、ビジネスチャンスを切り開くため、キャラクターグッズ等の販売を目的とする新業態の「キャラカプ」を店舗に併設するなど、新機軸事業を推し進めてまいりました。
C. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく34店舗となっております。
D. この結果、売上高は21億57百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益1億7百万円(前年同期比205.9%増)となりました。
(3) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:6,042:1,662:△72 .5%
営業利益:1,772:△61:-
営業利益率:29.3%:-:-
A. パチスロ機部門は、下期からの本格的な攻勢を控え、『スーパーストリートファイター?』を投入したほかは、受託ビジネスに取り組んでまいりました。また、業務用機器部門につきましても、既存商品主体の販売に注力したため、弱含みに展開いたしました。
B. この結果、売上高は16億62百万円(前年同期比72.5%減)、営業損失61百万円(前年同期は営業利益17億72百万円)となりました。
(4) その他事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:272:366:34.5%
営業利益:50:126:152.9%
営業利益率:18.4%:34.4%:-
その他事業につきましては、主なものはゲームガイドブック等の出版やキャラクターグッズなどの物品販売で、売上高は3億66百万円(前年同期比34.5%増)、営業利益1億26百万円(前年同期比152.9%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 カプコン 秘書・広報IR部 広報IR室
〒540-0037 大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
TEL: 06-6920-3623/FAX: 06-6920-5108
2016年7月28日
報道関係者各位
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻 本 春 弘
(コード番号:9697 東証第一部)
株式会社カプコンの2017年3月期第1四半期連結業績(2016年4月1日〜2016年6月30日)は、売上高109億27百万円(前年同期比24.9%減)となりました。利益面では営業損失7億26百万円(前年同期は営業利益20億26百万円)、経常損失20億80百万円(前年同期は経常利益21億35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失14億11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益15億69百万円)となりました。
当第1四半期は、主力となるデジタルコンテンツ事業において、目玉タイトルを期の後半に集中させるなど下期に重点を置いた事業戦略により、当該期間は小型タイトル中心の商戦となりました。コンシューマ事業では人気シリーズの最新作『逆転裁判6』が安定した人気に支えられ概ね計画通りに推移したほか、デジタル販売が堅調に収益を下支えしました。
またアミューズメント機器事業では、新規パチスロ機『スーパーストリートファイター?』を計画通りに販売したものの、前年同期におけるヒット作の反動減により減収減益となりました。
この結果、売上高は109億27百万円、営業損失726百万円となりました。また、期末における急激な円高の進行に伴い為替差損13億35百万円円を計上した結果、経常損失は20億80百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は14億11百万円となりました。
なお、2017年3月期の業績予想につきましては、2016年5月9日決算発表時の業績予想を変更しておりません。
1. 2017年3月期第1四半期 連結業績
売上高:営業利益:経常利益:親会社株主に帰属する四半期純利益(単位:百万円)
2017年3月期第1四半期:10,927:△726:△2,080:△1,411
2016年3月期第1四半期:14,541:2,026:2,135:1,569
2. 2017年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:親会社株主に帰属する当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
2017年3月期:85,000:13,600:13,300:9,000:160 06
3. 2017年3月期第1四半期 各事業セグメントの概況
(1) デジタルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:6,294:6,740:7.1%
営業利益:1,107:8:△99.2%
営業利益率:17.6%:0.1%:-
A. 当事業におきましては、シリーズ作品『逆転裁判6』(ニンテンドー3DSシリーズ用)がコアユーザーに支えられ、おおむね計画どおり推移したほか、バイオハザードの派生タイトル『バイオハザードアンブレラコア』(プレイステーション4、パソコン用)を6月23日に発売いたしました。しかしながら、大型タイトルの投入サイクルが端境期となりましたため小型タイトルが大半を占めたほか、利幅が大きいリピート販売も伸び悩みました。
B. また、オンラインゲームおよびモバイルコンテンツにつきましては、局面打開に向けた事業展開を行ってまいりました。
C. この結果、売上高は67億40百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益8百万円(前年同期比99.2%減)となりました。
(2) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:1,932:2,157:11.6%
営業利益:35:107:205.9%
営業利益率:1.8%:5.0%:-
A. 当事業におきまして、風適法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の改正が今年の6月に施行されたことにより、夜間の入店規制が緩和された環境のもと、各種イベントの開催や快適な店舗運営など、周辺住民に愛される地域密着型の施設展開によりリピーターの確保、中高年齢者や親子連れのファミリー等、幅広い客層の取り込みに努めてまいりました。
B. また、ビジネスチャンスを切り開くため、キャラクターグッズ等の販売を目的とする新業態の「キャラカプ」を店舗に併設するなど、新機軸事業を推し進めてまいりました。
C. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく34店舗となっております。
D. この結果、売上高は21億57百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益1億7百万円(前年同期比205.9%増)となりました。
(3) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:6,042:1,662:△72 .5%
営業利益:1,772:△61:-
営業利益率:29.3%:-:-
A. パチスロ機部門は、下期からの本格的な攻勢を控え、『スーパーストリートファイター?』を投入したほかは、受託ビジネスに取り組んでまいりました。また、業務用機器部門につきましても、既存商品主体の販売に注力したため、弱含みに展開いたしました。
B. この結果、売上高は16億62百万円(前年同期比72.5%減)、営業損失61百万円(前年同期は営業利益17億72百万円)となりました。
(4) その他事業(単位:百万円)
前第1四半期:当第1四半期:増減率
売上高:272:366:34.5%
営業利益:50:126:152.9%
営業利益率:18.4%:34.4%:-
その他事業につきましては、主なものはゲームガイドブック等の出版やキャラクターグッズなどの物品販売で、売上高は3億66百万円(前年同期比34.5%増)、営業利益1億26百万円(前年同期比152.9%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 カプコン 秘書・広報IR部 広報IR室
〒540-0037 大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
TEL: 06-6920-3623/FAX: 06-6920-5108