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世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」の魅力を“食”で発信!米や椎茸など特産品を使った“九州山蕎麦”を作るためのクラウドファンディングが目標超えを達成

クラウドファンディングを立ち上げたのは、“日本三大秘境”にUターンし蕎麦栽培をゼロから始めた椎葉 昌史。高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村の5つからなる「高千穂郷・椎葉山地域」の名産品を活かした「米そば」「ゆずそば」「釜炒り茶そば」「椎茸そば」「純そば」を通じて地域活性化を目指します。

蕎麦栽培から蕎麦打ち加工品製造販売までを手掛けている椎葉屋(しいばや)(所在地:宮崎県東臼杵郡椎葉村、代表取締役:椎葉 昌史)は、世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」の食材を使った5種類の「ローカル蕎麦」を製造するために、2019年9月10日から10月10日にかけてクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて支援を募り、目標金額を達成したことをお知らせします。


▼ クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/180877


■“日本三大秘境”にUターンし蕎麦栽培をゼロからスタート、6次産業化も始動

椎葉 昌史は、日本三大秘境のひとつ宮崎県東臼杵郡椎葉村出身。東京の飲食店で働いていましたが、母と叔母が一念発起して蕎麦屋を開業したのを機に、家族と共に食で地域を盛り上げたいとUターンしました。しかし、高齢化と担い手不足により蕎麦の生産量が10年前の半分以下へ激減。地域の伝統食である蕎麦を消滅から守り抜きたいと、自ら蕎麦栽培を開始しました。知識経験ゼロの中、村民のサポートを受け収穫に成功し、現在では蕎麦を活用した6次産業化にも取り組んでいます。


そんな折、2015年12月に、椎葉村を含む「高千穂郷・椎葉山地域」が世界農業遺産に認定されました。この地域をもっと盛り上げ、持続可能性をさらに高めたいと思い、各地域の特産品を用いた「ローカル蕎麦」を企画。クラウドファンディングを通じて製造に必要な支援を募ったところ反響が大きく、目標額をクリアすることができました。


■世界農業遺産の5地域の個性と魅力が詰まった、5種の「ローカル蕎麦」

高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村の5つからなる「高千穂郷・椎葉山地域」の名産品はエリアによりさまざま。そこで、5地域の特産品を練りこんだ5種類の「ローカル蕎麦」の製造を目指すことにいたしました。


米の生産で名高い高千穂町の米粉を使用したモチモチ食感が特徴の「米そば」、日之影町産の香り高いゆずを使った「ゆずそば」、五ヶ瀬町の稀少な緑茶を練りこんだ「釜炒り茶そば」、諸塚村の特産品である椎茸の粉を麺に使用した「椎茸そば」など、画期的でユニークな蕎麦のアイディアが次々に誕生。そして椎葉村は、蕎麦の香りそのものが楽しめる、シンプルな王道の「純そば」で勝負します。


■大晦日の年越し蕎麦に間に合うよう、12月にリターン品を発送

クラウドファンディングでは、商品開発費と食材費のための資金40万円を目標としたところ、約50万円もの支援を受けることができました。返礼品の中心は、5種類の「ローカル蕎麦」が楽しめるセットです。11月上旬にデザインを完了、11月下旬に製造を開始し、年末の大晦日に自宅で美味しい年越し蕎麦を食べてもらえるよう、12月に提供をスタートします。12月中旬を目途に、宮崎県内にて一般販売も始める予定です。


【椎葉屋について】

本社:〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818

代表者:代表取締役 椎葉 昌史

設立:2019年9月

電話番号:0982-67-2868

URL:https://www.shiibakanko.jp/tourism/eat/eat2

事業内容:加工品製造、製粉、農業
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