JASDAQ平均は小幅に5日続伸、1部アフターコロナ主役のなか小型内需の物色は限定的
[21/06/02]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3897.77 +1.01/出来高 9467万株/売買代金 894億円
J-Stock Index 3865.88 -26.33
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって下落した。値上がり銘柄数は295(スタンダード277、グロース18)、値下り銘柄数は286(スタンダード272、グロース14)、変わらずは、65(スタンダード61、グロース4)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。休場明け6月1日の米株式市場でNYダウは45.86ドル高と小幅に4日続伸。米国の成人でワクチンを少なくとも1回接種した人が5割を超えたことで、経済活動正常化への期待が高まったほか、原油価格の上昇なども背景に景気敏感株が買われた。ただ、ダウは最高値圏では上値が重く、ハイテク株は長期金利の上昇も重しとなりナスダックは軟調に推移した。一方、米長期金利が上昇したとはいえ1.6%台前半にとどまっており、ナスダックの下落率も0.09%と軽微だったため、投資家心理は悪化せず、本日の日経JASDAQ平均は続伸してスタート。しかし、その後は伸び悩むと一時はマイナス圏に沈む場面も見られた。日経JASDAQ平均はその後小幅ながらプラス圏に返ってきて終えたが、JASDAQ-TOP20は軟調な動きが続いた。今月21日から大学や職場でもワクチン接種が始まるなど、国内でのワクチン体制の整備進展を受けて、本日は陸運業のJR各社や空運業の航空大手、レジャー、大型百貨店など、東証1部のアフターコロナ関連が軒並み大幅高となる地合いだった。中小型の内需系銘柄が多く属するJASDAQ市場でも、ワクチン接種進展を背景に概ね堅調となったものの、東証1部銘柄が主役のなか物色は限られていた。
個別では、中国市場に特化した広告会社との業務提携を発表した博展<2173>が17%
高のストップ高で値上がり率トップとなった。東電HDが公募した「処理水からのトリチウム分離技術」に応募準備したことが材料視されたイメージワン<2667>が6%高、21年7月期の営業利益予想を上方修正したことが好感されたウチダエスコ<4699>も6%高となった。また、時価総額上位銘柄ではユニバーサルエンターテインメント<6425>が堅調に推移した。そのほか、クリエアナブキ<4336>、シキノハイテック<6614>、IMV<7760>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、新株予約権発行による株式の希薄化懸念をネガティブ視されたリプロセル<4978>が9%安、直近で大幅に上昇していたANAP<3189>は利食い売りが優勢から8%安となった。時価総額上位では、5月の既存店売上高の伸びが4月より鈍化したワークマン<7564>が大きく売られたほか、東映アニメ<4816>が冴えなかった。そのほか、高度紙<3891>、NEWART<7638>、ジェイテック<2479>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、東洋合成工業<4970>、ユニバーサルエンターテインメント、ユビAI<3858>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2173|博展 | 536| 80| 17.54|
2| 4336|クリエアナブキ | 709| 100| 16.42|
3| 7042|アクセスGHD | 1132| 150| 15.27|
4| 1400|ルーデン | 332| 19| 6.07|
5| 7760|IMV | 606| 70| 13.06|
6| 2304|CSSHD | 287| 20| 7.49|
7| 6629|テクノHR | 1922| 132| 7.37|
8| 4699|ウチダエスコ | 3620| 230| 6.78|
9| 2667|イメージワン | 815| 50| 6.54|
10| 2469|ヒビノ | 1623| 95| 6.22|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4978|リプロセル | 367| -39| -9.61|
2| 3189|ANAP | 500| -48| -8.76|
3| 3891|高度紙 | 3540| -270| -7.09|
4| 7638|NEWART | 1134| -80| -6.59|
5| 2479|ジェイテック | 262| -17| -6.09|
6| 7571|ヤマノHD | 69| -4| -5.48|
7| 1787|ナカボーテック | 6010| -340| -5.35|
8| 7357|ジオコード | 1310| -70| -5.07|
9| 3326|ランシステム | 659| -35| -5.04|
10| 4193|J−ファブリカ | 7430| -370| -4.74|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6629|テクノHR | 1922| 132| 7.37|
2| 6565|ABホテル | 1444| 75| 5.48|
3| 6957|芝浦電子 | 5230| 250| 5.02|
4| 3323|レカム | 108| 5| 4.85|
5| 6425|ユニバーサル | 2459| 89| 3.76|
6| 2162|nmsHD | 393| 13| 3.42|
7| 8844|コスモスイニ | 485| 15| 3.19|
8| 2484|出前館 | 1860| 57| 3.16|
9| 9908|日電計 | 1772| 44| 2.55|
10| 6626|SEMITEC | 4650| 115| 2.54|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4978|リプロセル | 367| -39| -9.61|
2| 3891|高度紙 | 3540| -270| -7.09|
3| 4582|シンバイオ | 1968| -75| -3.67|
4| 4764|NexusBank | 136| -5| -3.55|
5| 7564|ワークマン | 7260| -220| -2.94|
6| 4235|UFHD | 1461| -37| -2.47|
7| 1407|ウエストHD | 3375| -85| -2.46|
8| 7774|J・TEC | 687| -17| -2.41|
9| 3857|ラック | 975| -21| -2.11|
10| 2454|オールアバウト | 796| -15| -1.85|
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JASDAQ平均 3897.77 +1.01/出来高 9467万株/売買代金 894億円
J-Stock Index 3865.88 -26.33
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって下落した。値上がり銘柄数は295(スタンダード277、グロース18)、値下り銘柄数は286(スタンダード272、グロース14)、変わらずは、65(スタンダード61、グロース4)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。休場明け6月1日の米株式市場でNYダウは45.86ドル高と小幅に4日続伸。米国の成人でワクチンを少なくとも1回接種した人が5割を超えたことで、経済活動正常化への期待が高まったほか、原油価格の上昇なども背景に景気敏感株が買われた。ただ、ダウは最高値圏では上値が重く、ハイテク株は長期金利の上昇も重しとなりナスダックは軟調に推移した。一方、米長期金利が上昇したとはいえ1.6%台前半にとどまっており、ナスダックの下落率も0.09%と軽微だったため、投資家心理は悪化せず、本日の日経JASDAQ平均は続伸してスタート。しかし、その後は伸び悩むと一時はマイナス圏に沈む場面も見られた。日経JASDAQ平均はその後小幅ながらプラス圏に返ってきて終えたが、JASDAQ-TOP20は軟調な動きが続いた。今月21日から大学や職場でもワクチン接種が始まるなど、国内でのワクチン体制の整備進展を受けて、本日は陸運業のJR各社や空運業の航空大手、レジャー、大型百貨店など、東証1部のアフターコロナ関連が軒並み大幅高となる地合いだった。中小型の内需系銘柄が多く属するJASDAQ市場でも、ワクチン接種進展を背景に概ね堅調となったものの、東証1部銘柄が主役のなか物色は限られていた。
個別では、中国市場に特化した広告会社との業務提携を発表した博展<2173>が17%
高のストップ高で値上がり率トップとなった。東電HDが公募した「処理水からのトリチウム分離技術」に応募準備したことが材料視されたイメージワン<2667>が6%高、21年7月期の営業利益予想を上方修正したことが好感されたウチダエスコ<4699>も6%高となった。また、時価総額上位銘柄ではユニバーサルエンターテインメント<6425>が堅調に推移した。そのほか、クリエアナブキ<4336>、シキノハイテック<6614>、IMV<7760>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、新株予約権発行による株式の希薄化懸念をネガティブ視されたリプロセル<4978>が9%安、直近で大幅に上昇していたANAP<3189>は利食い売りが優勢から8%安となった。時価総額上位では、5月の既存店売上高の伸びが4月より鈍化したワークマン<7564>が大きく売られたほか、東映アニメ<4816>が冴えなかった。そのほか、高度紙<3891>、NEWART<7638>、ジェイテック<2479>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、東洋合成工業<4970>、ユニバーサルエンターテインメント、ユビAI<3858>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2173|博展 | 536| 80| 17.54|
2| 4336|クリエアナブキ | 709| 100| 16.42|
3| 7042|アクセスGHD | 1132| 150| 15.27|
4| 1400|ルーデン | 332| 19| 6.07|
5| 7760|IMV | 606| 70| 13.06|
6| 2304|CSSHD | 287| 20| 7.49|
7| 6629|テクノHR | 1922| 132| 7.37|
8| 4699|ウチダエスコ | 3620| 230| 6.78|
9| 2667|イメージワン | 815| 50| 6.54|
10| 2469|ヒビノ | 1623| 95| 6.22|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4978|リプロセル | 367| -39| -9.61|
2| 3189|ANAP | 500| -48| -8.76|
3| 3891|高度紙 | 3540| -270| -7.09|
4| 7638|NEWART | 1134| -80| -6.59|
5| 2479|ジェイテック | 262| -17| -6.09|
6| 7571|ヤマノHD | 69| -4| -5.48|
7| 1787|ナカボーテック | 6010| -340| -5.35|
8| 7357|ジオコード | 1310| -70| -5.07|
9| 3326|ランシステム | 659| -35| -5.04|
10| 4193|J−ファブリカ | 7430| -370| -4.74|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6629|テクノHR | 1922| 132| 7.37|
2| 6565|ABホテル | 1444| 75| 5.48|
3| 6957|芝浦電子 | 5230| 250| 5.02|
4| 3323|レカム | 108| 5| 4.85|
5| 6425|ユニバーサル | 2459| 89| 3.76|
6| 2162|nmsHD | 393| 13| 3.42|
7| 8844|コスモスイニ | 485| 15| 3.19|
8| 2484|出前館 | 1860| 57| 3.16|
9| 9908|日電計 | 1772| 44| 2.55|
10| 6626|SEMITEC | 4650| 115| 2.54|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4978|リプロセル | 367| -39| -9.61|
2| 3891|高度紙 | 3540| -270| -7.09|
3| 4582|シンバイオ | 1968| -75| -3.67|
4| 4764|NexusBank | 136| -5| -3.55|
5| 7564|ワークマン | 7260| -220| -2.94|
6| 4235|UFHD | 1461| -37| -2.47|
7| 1407|ウエストHD | 3375| -85| -2.46|
8| 7774|J・TEC | 687| -17| -2.41|
9| 3857|ラック | 975| -21| -2.11|
10| 2454|オールアバウト | 796| -15| -1.85|
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