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新興市場見通し:ミクシィやサイバーダイン売買低下、日替わりでのテーマ物色

注目トピックス 市況・概況

先週の新興市場は、好決算を発表したミクシィ<2121>の上値追いが主導し、戻りを試す展開となった。決算発表前まで大幅下落となっていたミクシィがリバウンドの動きを強める中で、直近で需給面主導によって大きく下落していた銘柄にも見直しの動きが波及した。ただし、イラクやウクライナ情勢など地政学リスクが燻る中で、週後半は上値の重さが意識される格好にも。また、週末にかけてはお盆休み入りで取引参加者が減少する中で、物色は値動きの軽いテーマ株の一角などに留まった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+3.7%であったのに対して、マザーズ指数は+10.8%、日経ジャスダック平均は+2.1%だった。なお、ミクシィのウェートが高いマザーズコア指数は約14%の大幅高となった。

個別では、ミクシィが週間で約33%の急伸となった。スマホ向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」を中心としたコンテンツ事業の拡大を背景に、上期の業績計画を大幅に上方修正したことが好感された。また、サイバーダイン<7779>やサイバーエージ<4751>、PD<4587>など、マザーズ市場の主力株が強含んだ。その他、Dガレージ<4819>は今期の大幅増益見通しが好感されたほか、DMP<3652>はウエラブル端末関連や自動運転関連のテーマ性が材料視され、それぞれ大幅高となった。一方、クルーズ<2138>は第1四半期の大幅減益決算が嫌気され、ゲーム関連の中では逆行安。また、じげん<3679>やVTHD<7593>、レーサム<8890>なども決算内容がネガティブ材料視された。

今週の新興市場は、外部環境の不透明感が燻るほか、手掛かり材料も欠ける中で方向感が乏しい展開となりそうだ。ウクライナやイラク情勢などは予断を許さない状況となっており、地政学リスクが心理的な重しとなる公算。国内では決算発表が一巡したほか、今週は目立ったイベントもなく、手掛かり材料難となることが見込まれる。また、好決算を受けて大幅高となったミクシィが、先週末にかけて急速に伸び悩んだ点も懸念材料。信用取引規制の強化が続いていることが背景とみられるが、ミクシィやサイバーダインの売買が盛り上がりに欠ける場合には、物色の柱となる銘柄が見出せない中で手詰まり感も意識されよう。

個別では、値動きの軽いテーマ株などの物色が中心となりそうだ。ミクシィやサイバーダインなど、直近で物色の柱となっていた銘柄の売買が細る中で、短期資金は徐々に値動きの軽いテーマ株へと分散することが想定される。先週末はゲーム関連からバイオ関連などへの資金シフトが散見されており、日替わりでのテーマ株物色が盛り上がりを見せることになろう。その他、決算発表が一巡したことであらためて好決算銘柄に見直しの動きが期待されるものの、先週末には新興企業の4-6月期経常利益が5年ぶりにマイナスだったとも報じられており、業績面を手掛かりとした物色は強まりづらいか。

なお、先週はロックオン<3690>、リアルワールド<3691>、AMBITION<3300>と3社の上場が承認された。とりわけ、ロックオンとリアルワールドについては、ネット関連のIPO銘柄として関心が高まることになりそうだ。ちなみに、ロックオンの大株主にはサイバーエージやセプテーニHD<4293>、フルスピード<2159>など、リアルワールドにはオークファン<3674>やアドウェイズ<2489>が名を連ねている。



<TN>

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