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今日の為替市場ポイント:ドル・円は主に124円台前半で推移か、東京市場休場のため、動意薄の状態が続く見込み

注目トピックス 市況・概況
17日のドル・円相場は、東京市場では124円23銭から123円92銭で推移。欧米市場でドルは一時124円17銭まで反発し、124円09銭で取引を終えた。


本日20日のドル・円は主に124円台前半で推移か。東京市場が休場となるため、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続きそうだ。


報道によると、欧州委員会のドムブロフスキス副委員長(ユーロ政策担当)は17日、「EU28カ国が合意を承認したため、ギリシャが直ちにデフォルト(債務不履行)に陥ることは回避されたと話した。同副委員長によると、ギリシャへのつなぎ融資は欧州連合(EU)の救済基金である欧州金融安定化メカニズム(EFSM)が活用されるようだ。ギリシャは20日に欧州中央銀行(ECB)に対して債務を返済することが可能となる。


ドルは主要通貨に対して強い動きを続けている。米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で年内利上げの方向性が示されたことから、ドルが短期間で大きく下げる状況ではないとみられる。ただし、ドル・円は、日本銀行の黒田東彦総裁が「口先介入」を行ったとされる水準(124円台後半)に接近しつつあり、ドル高進行に対する警戒感が浮上している。ドル上昇につながる具体的な材料が提供されない場合、1ドル=124円台でリスク選好的なドル買いが強まる可能性は低いと予想される。







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