注目銘柄ダイジェスト(前場):KADOKAWA、図書印刷、スクエニHDなど
[14/05/14]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
KADOKAWA<9477>:3490円(前日比+340円)
大幅高。ドワンゴ<3715>と経営統合する方針を固めたと報じられていることが好感されている。来年春にも持ち株会社を設立して2社が傘下に入るもよう。ネットインフラ銘柄とコンテンツ銘柄の組み合わせはシナジー効果も大きいとの見方が先行する格好に。
図書印刷<7913>:427円(同+25円)
大幅続伸で一気に直近戻り高値をクリアし、2月半ば以来の水準を回復している。リクルートホールディングスが、10月をメドに東京証券取引所第1部に株式上場する見通しとなったとの観測が報じられており、大株主として思惑買いが集中。6月下旬にも申請すると伝えられている。もっとも短期資金集中で買い一巡後は上げ幅を縮めている。
スクエニHD<9684>:1547円(同+3円)
小幅続伸。岡三では13日付けでレーティングを「中立」から「強気」に変更している。15年3月期連結営業利益は115億円(9%増)と会社計画の上限レンジを上回ると予想。また、スマートデバイスやPC向けのタイトルで世界展開が加速する可能性があり、これらが連結営業利益のけん引役になる可能性が高いとの見解を示している。
ヤクルト<2267>:5060円(同-50円)
続落。15年3月期業績予想では、営業利益予想がコンセンサスを下回っており、ネガティブな印象との見方に。株価は一時5000円を下回る局面もみられたが、その後は下げ渋る展開に。一目均衡表では雲のねじれのタイミングであり、仕掛け的な動きが出やすいところ。
カルソカンセ<7248>:547円(同+48円)
大幅続伸。14年3月期営業利益が288億円(会社計画240億円)となったことが、ポジティブ視されている。また、15年3月期計画は300億円と、280億円程度の市場コンセンサスを上回っている。株価はギャップ・アップで一気に直近戻り高値を突破し、1月の年初来高値にあと4円に迫っている。
航空電子<6807>:1754円(同+35円)
3日続伸。4月の全社月次受注は順調な滑り出しとなり、ポジティブ視されているようだ。なお、シティでは自動車向けは前月並みで、通信向け、産業向けが前月比で増加したと推察。また、夏場以降はスマホ新製品向けで通信用コネクタの受注が増加していくと予想するため、月次受注の水準は上昇傾向が続くと考えているようである。
ハーモニック<6324>:3170円(同+45円)
買い優勢。今期売上高は前期比16.2%増の245.0億円、営業利益は同37.1%増の64.0億円と増収増益見通しとなったことが好感されている。産業用ロボット向けが中国など新興国における自動化、省力化のニーズを背景に増加すると見込んでいるほか、半導体製造装置向けも高い水準を維持すると予測している。
プラネックスH<6784>:465円(同-100円)
ストップ安。上期の営業損益見通しを1.2億円の黒字から1.2億円の赤字へ、通期計画を2.2億円から6800万円へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。情報通信・ネットワーク製品関連事業における大型案件の規模縮小、自動車流通事業における消費税増税後の需要低下を踏まえた中古車相場の大幅な下落による多額の在庫評価減の計上などが背景。同時に、今期の無配、株主優待制度の中止も発表しておりネガティブなインパクトが強まる格好に。
地盤ネット<6072>:855円(同+150円)
ストップ高。昨日本決算を発表し、15年3月期売上高は前期比60.8%増の36.4億円、営業利益は同67.2%増の11.4億円と大幅な増収増益見通しとなったことが好感されている。今期も地盤の「見える化」4STEPをより促進し、地盤関連ビジネスを徹底して展開する。四季報予想の今期営業利益は7.7億円が見込まれており、想定以上の好決算として評価へ。
SoseiG<4565>:2472円(同+136円)
大幅高。今期の営業損益は20.0億円の黒字、最終損益も20.0億円の黒字転換見通しとなったことが好材料視されている。主に、ノルレボ錠0.75mgのロイヤリティ収入のほか、「シーブリ」や「ウルティブロ」のロイヤリティ収入、米国における「シーブリ」やQVA149の承認申請に伴うマイルストン収入があるとの予測に基づくと。
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