AOI Pro. Research Memo(1):TVCMを軸としてデジタル分野や海外展開にも注力する広告制作会社
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
AOI Pro.<9607>は、大手CM制作会社の一角として、TVCMの企画・制作を主力としている。需要が拡大しているWeb等のデジタルコンテンツや海外展開にも積極的に取り組む。好調なTVCM制作に加えて、デジタル関連及び海外事業への新たな取り組みが、直接的間接的に事業に貢献し同社の成長をけん引している。
2014年3月期の業績は、売上高が前期比9.4%増の27,976百万円、営業利益が同29.0%増の1,783百万円、経常利益が同23.2%増の1,704百万円、当期純利益が同107.7%増の645百万円と過去最高の売上高、営業利益、経常利益を更新した。主力の広告制作事業において、国内TVCM制作が好調であったことや、デジタル関連及び海外事業の伸びが増収に寄与した。一方、利益面でも、増収効果に加え、先行投資的な費用負担の一巡により大きく増益となった。
2015年3月期の業績予想についても、同社は、売上高が前期比7.2%増の30,000百万円、営業利益が同17.8%増の2,100百万円、経常利益が同17.4%増の2,000百万円、当期純利益が同39.5%増の900百万円と増収増益を見込んでいる。引き続き好調な広告需要に加えて、デジタル関連及び海外事業の伸長が増収に寄与する計画である。また、利益面でも増収効果やメディア関連事業の収益改善により増益を予想している。
同社の成長戦略は、TVCM制作を軸とした既存ビジネスの強みに加え、需要が拡大しているデジタル分野や海外展開など、新たなビジネスの展開による強みの創造により、その相乗効果を発揮することで市場の伸びを上回る成長を目指すものである。2015年3月期の業績予想に基づけば、中期経営計画における売上高目標を2年前倒しで達成する見込みであり、ここまで順調な進捗を見せていると言えよう。
Check Point
・TVCM制作の伸びに加え、デジタル分野や海外展開との相乗効果で成長を加速
・2014年3月期は過去最高の売上高、営業利益を更新
・2015年3月期で中期経営計画における売上高目標を2年前倒しで達成する見込み
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
2014年3月期の業績は、売上高が前期比9.4%増の27,976百万円、営業利益が同29.0%増の1,783百万円、経常利益が同23.2%増の1,704百万円、当期純利益が同107.7%増の645百万円と過去最高の売上高、営業利益、経常利益を更新した。主力の広告制作事業において、国内TVCM制作が好調であったことや、デジタル関連及び海外事業の伸びが増収に寄与した。一方、利益面でも、増収効果に加え、先行投資的な費用負担の一巡により大きく増益となった。
2015年3月期の業績予想についても、同社は、売上高が前期比7.2%増の30,000百万円、営業利益が同17.8%増の2,100百万円、経常利益が同17.4%増の2,000百万円、当期純利益が同39.5%増の900百万円と増収増益を見込んでいる。引き続き好調な広告需要に加えて、デジタル関連及び海外事業の伸長が増収に寄与する計画である。また、利益面でも増収効果やメディア関連事業の収益改善により増益を予想している。
同社の成長戦略は、TVCM制作を軸とした既存ビジネスの強みに加え、需要が拡大しているデジタル分野や海外展開など、新たなビジネスの展開による強みの創造により、その相乗効果を発揮することで市場の伸びを上回る成長を目指すものである。2015年3月期の業績予想に基づけば、中期経営計画における売上高目標を2年前倒しで達成する見込みであり、ここまで順調な進捗を見せていると言えよう。
Check Point
・TVCM制作の伸びに加え、デジタル分野や海外展開との相乗効果で成長を加速
・2014年3月期は過去最高の売上高、営業利益を更新
・2015年3月期で中期経営計画における売上高目標を2年前倒しで達成する見込み
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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