注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、イマジカロボット、巴川製紙所など
[15/02/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
JDI<6740>:499円(前日比+36円)
急伸。米アップルの要請を受けて、中小型液晶パネルの新工場を建設する方向で検討と報じられている。2000億円超とみられる総投資額の多くをアップルが負担する仕組みで調整とされているもよう。一方、アップル向けに優先供給はするが専用工場とはしないようだ。低リスクでの業容拡大に対する期待感などが先行する格好に。なお、アップルでは鴻海とも交渉しているもようで、同社に決定するかは流動的ともされている。
イマジカロボット<6879>:693円(同+65円)
前日のストップ高に続いて連日の急伸。昨日の取引時間中に、米SDIメディアの買収が伝わっており、買い材料視される展開になっている。同社が50.1%を出資してSPCを設立、190億円でSDI株式を全株買い取る計画。資金負担は大きいものの、大幅な業容拡大につながっていくものとして、ポジティブに評価する動きが優勢になっている。
巴川製紙所<3878>:220円(同+25円)
急伸。JDI<6740>では、消費電力を99%以上削減した液晶パネルを開発したと発表している。腕時計型のウエアラブル端末向けであり、消費電力の8割を占めるバックライトが不要になるもよう。同製品は、同社の特殊拡散フィルム「ライトコントロールフィルム」を使用したものであり、高い技術力などに関心が高まる格好のようだ。本日はJDIの株価が急伸していることも支援材料。
サイバーダイン<7779>:2952円(同+59円)
反発。介護支援ロボットのレンタルを始めると報じられたことが材料視されている。体に装着すると腰のモーターが持ち上げる動きをサポートする。レンタル料は3年契約の場合で月10万円程度。千葉県の特別養護老人ホームなどへ計4台貸し出したという。建設現場向けとあわせ、16年3月期に500台以上の利用を目指すとしている。株価は25日線水準まで上昇も、頭を抑えられる格好に。
アップル<2788>:201円(同-48円)
急落。14年12月期決算を発表しており、当期純損益は10.30億円の赤字(前期は0.50億円の黒字)となった。従来予想は0.61億円の黒字だった。中国子会社における販売台数が当初予定に届かなかったほか、貸倒引当金繰入額7.71億円を営業外費用として計上。また、関係会社株式売却損3.10億円や関係会社事業損失引当金繰入額4.34億円を計上したことも響いた。なお、15年12月期の純利益は1.97億円の黒字見通しとしている。
協立エアテク<5997>:518円(同+19円)
反発。寄り付き前の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において自己株式の買付を実施。上限600000株に対し、535200株を取得したと発表している。発行済株式総数の(自己株式を除く)の10.10%に相当する。需給面での支援材料となり、好感した買いが優勢となっている。
Dガレージ<4819>:1869円(同+42円)
続伸。講談社との資本業務提携を発表している。国内を中心としたデジタル事業に関連する戦略投資を行う合弁会社を設立するほか、コンテンツのグローバル展開に向け講談社の米国子会社に資本参加する。また、講談社は同社株式の0.5%以上を市場で順次取得するという。株価は1月5日に付けた戻り高値(1919円)を一時突破したものの、利益確定売りの動きも。
ミクシィ<2121>:4415円(同-65円)
マイナス転換。女性向けファッションコマースサービス「MUSE&Co.」を展開するミューズコーの全株式を取得し、子会社化すると発表。急速な拡大が見込まれるスマホコマース市場での事業拡大を図るとしている。株式取得価額(費用含む)は概算で17.62億円。足元で株価はやや反発していたこともあり、週末要因も絡み利益確定売り優勢に。
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