郵政3社新規上場【BB明日まで】BB報告:日本郵政<6178>【フィスコIPOナビ】
[15/10/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
※このコンテンツは、ヤフーファイナンスストアのレポート“フィスコIPOナビスタンダード「BB報告」”より抜粋したものです。
【ブックビルディングの積み上がりは順調との観測】
ブックビルディングの積み上がりは、順調と観測されている。仮条件上限で6930億円の大型案件だが、各種報道や証券会社の情報を総合すると、需要は主要な引受証券会社で数倍程度、全体としてはゆうちょ銀行<7182>と同程度の5倍前後に積み上がっているとみられる。個人投資家については先週中にグループ3社セットで申込むケースが多かったようだが、一部で今週に入ってからの申込みもみられるようだ。また、新規顧客を含む新規資金による申込みが多いという。
グループの収益柱となっている金融2社と比べ機関投資家からの需要がやや少ないとの声も聞かれたが、ブックビルディングにおける堅調な需要を考慮すれば、セカンダリーでも個人投資家を中心とした買いが期待されよう。また、同社が保有する金融2社の株式の時価は、先に決定した公開価格で算出すると約6兆円(売出株控除後)に上る。同社の株式時価総額は仮条件上限でも約6.3兆円であることから、割安感が強く意識されてくるだろう。公開価格を上回る堅調な初値形成が想定されるため、初値メドを引き上げる。初値メドを1500円〜1600円、ブックビルディング参加妙味を「Passive+」に変更し、想定公開価格1400円を継続する。
日本郵政<6178> 市場/東1
事業内容:郵便・国内物流事業、国際物流事業、金融窓口事業、銀行業、生命保険業等を営む子会社の経営管理及びそれに付帯関連する事業
BB期間:10/08−10/23
公開価格決定日:10/26
申込期間:10/27−10/30
払込期日:-
上場日:11/04
公募株数:−株
売出株数:495,000,000株
上場時発行済株式数:4,500,000,000株
主幹事証券:野村証券
売買単位:100株
想定公開価格:1400円
仮条件:1100−1400円
単独EPS:-円
連結EPS:82.22円
単独PERレンジ:-−-倍
連結PERレンジ:13.4−17.0倍
連結売上高増収率:-0.3%
連結経常利益増益率:-22.9%
公開規模:5445.0億−6930.0億円
時価総額:5.0兆−6.3兆円
市場注目度:★★★★★
機関投資家注目度:★★★★★
参加妙味度:Passive−→Passive+
初値メド:1500円〜1600円
予想連結PER:18.2倍〜19.5倍
オーバーアロットメントによる売出0株
(☆印は5段階評価)
(EPS、PERは今期予想ベース)
※予想EPSは上場時発行済株式数で試算
「一株当たり純資産」2499.21円
(2015/6 1Q自己資本+手取概算額)/上場時発行済株式数
・推定類似企業と予想PER
日本通運<9062>:16.9倍(連)
ヤマトHD<9064>:21.9倍(連)
セイノーHD<9076>:16.5倍(連)
※「考察」から「初値予想」までの間に、評価等を変更する場合があります。
Aggressive(アグレッシブ)積極的参加:投資収益率100%以上が見込まれる案件
Active(アクティブ)やや積極的参加:投資収益率50%以上が見込まれる案件
Passive+(パッシブ・プラス)やや消極的参加:投資収益率20%〜50%未満が見込まれる案件
Passive−(パッシブ・マイナス)消極的参加:投資収益率0〜20%未満でありマイナスの可能性がある案件
Negative(ネガティブ)参加見送り:投資収益率がマイナスになる可能性が予想される案件
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