このエントリーをはてなブックマークに追加
SEOTOOLSロゴ画像

SEOTOOLSニュース 

SEOに関連するニュースリリースを公開しております。
最新のサービス情報を、御社のプロモーション・マーケティング戦略の新たな選択肢としてご活用下さい。

ソフトクリエH Research Memo:17年3月通期は増収増益見込む、システムインテグレーション事業が業績をけん引

注目トピックス 日本株
ソフトクリエイトホールディングス<3371>は、システムインテグレーション事業、クラウドインテグレーション事業を中心に展開してきた。インフラの構築、SaaS、PaaS、IaaS の各種クラウドサービスの提供、さらには、その後のサポートなどきめ細かに対応し、併せてハードウェアやソフトウェアを販売するなど、顧客のIT基盤を全面的にサポートしている。

IT業界は、ネット通販の拡大、ネット広告の需要増加など市場規模は依然として広がる方向にあるほか、クラウドサービスなど企業のIT投資意欲の高まりを背景に、今後もビジネスチャンスの拡大余地は大きいとみられる。また、最近では、情報漏えいなどによるセキュリティに対し関心が集まっており、企業のIT投資はより活発化していくものと思われ、同社を取り巻く環境は明るさを増す方向だ。

11月2日に発表した2017年3月期第2四半期累計決算は、売上高が前年同期比13.2%増の6,569百万円、経常利益が同15.5%増の817百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.9%増の533百万円となった。売上高、経常利益とも2ケタ増収増益を確保するなど、好調ぶりが明らかになった。

セグメント利益を見ると、ECソリューション事業が売上高こそ前年同期比8.1%増の3,022百万円で増収となったもののセグメント利益で同7.7%減の643百万円と減益を余儀なくされた。しかし、システムインテグレーション事業が売上高で同35.7%増の1,594百万円、利益で同59.3%増の465百万円といずれも大幅増を達成。ECソリューション事業の減益をカバーしただけにとどまらず、収益全体を押し上げた格好となっている。物品販売事業に関しては、わずかながらではあるが、減益となった。

2017年3月期業績見通しは、売上高が前期比6.7%増の13,100百万円、経常利益が同1.6%増の1,580百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.4%増の1,022百万円を想定している。年間配当金は2016年3月期に続いて20円とする方針。安定的に配当を出す状況となっている。いずれの数値についても、期初に公表した数値を変えていない。

利益面では、売上原価が前年同期に比べて469百万円ほど増加しているが、販管費の増加が相対的に抑えられており、利益率の改善が顕著となった。この結果、第2四半期累計の営業利益は772百万円と前年同期比24.7%増と大幅な増益を確保している。親会社株主に帰属する当期純利益が伸び悩んだのは、前年同期に投資有価証券売却益を計上していたのが大きな理由で、それを除けば順調な結果となった。

■Check Point
・17年3月期第2四半期は売上高・経常利益とも2ケタ増収増益を確保する好調ぶり
・通期も増収増益の見通しながら、進捗率からみて保守的
・システムインテグレーション事業が引き続き業績に推移する見込み

今後については、主力のECソリューション事業は、EC市場、ネット広告市場が拡大するとみられ、ネット通販サイトの構築ビジネスや広告の増加が見込まれている。また、システムインテグレーション事業も、企業のクラウド投資やセキュリティIT投資の活発化が期待されるなど、売上全体のスケールアップが期待できる状況だ。とりわけ、ECソリューション事業では、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の活用に力を注ぐ。

通期の業績予想について、修正を行わなかったものの、これは保守的とみることができる。売上高については、当初の中間期計画が6,290百万円だったのに対し、実績値が6,569百万円、同じく経常利益は758百万円だったのが、817百万円と上振れしての着地となった。折り返し地点の進捗率は、売上高こそ50%をやや上回った程度ながら、経常利益は51.7%となっている。企業のIT投資の活発化、中でも、上期に好調だったシステムインテグレーション事業は、企業のセキュリティ投資意欲の高まりなどを背景に下期も順調に推移するとみられ、通期に関しては上方修正の余地があると言えそうだ。

セグメント別では、ECソリューション事業において、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売、カスタマイズ及びデータセンターでのホスティングサービスの提供に加えて、SEO対策、プロモーション等の付加価値サービスなど、トータル的なECソリューションを顧客に提供している。この分野は会社側でも戦略的な事業分野として位置付けており、将来性が期待できる。一方のシステムインテグレーション事業も、企業のおう盛なIT投資に変化が見られないことから、今後も伸びが見込めそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)



<HN>

株式会社フィスコへ
SEOTOOLS News Letter

SEOに役立つ情報やニュース、SEOTOOLSの更新情報などを配信致します。


 powered by blaynmail
SEOTOOLSリファレンス
SEO対策
SEOの基礎知識
SEOを意識したサイト作り
サイトマップの作成
サイトの登録
カテゴリ(ディレクトリ)登録
カテゴリ登録(モバイル
検索エンジン登録
テキスト広告
検索連動型(リスティング)広告
プレスリリースを利用したSEO


TOPへ戻る