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ワコム--- 20年3月期は増益、テクノロジーソリューション事業が堅調に推移

注目トピックス 日本株
ワコム<6727>は8日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.0%減の885.80億円、営業利益が同34.1%増の55.67億円、経常利益が同25.2%増の51.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%増の39.17億円となった。また、2020年3月期の期末(年間)配当金(基準日2020年3月31日)については、配当方針に基づき、2019 年5月に公表した配当予想(6円50銭)よりも50 銭増配し、1 株当たり7円00 銭と増額した。

ブランド製品事業の売上高は前期比6.3%減の425.87億円、セグメント利益は同6.3%減の17.06億円となった。主力のクリエイティブビジネスにおいて、ディスプレイ製品の新製品の拡販に努めたが、ペンタブレット製品などの販売が前期を下回ったことにより同ビジネスの売上高は前期を僅かに下回った。さらに、コンシューマビジネスとビジネスソリューションの売上高も前期を下回った。セグメント利益は、売上高の減少に伴って販管費の最適化を実施したが、米国の対中追加関税の直接的な影響(約−10億円)や為替の円高影響(約−8億円) などにより前期を小幅に下回った。

テクノロジーソリューション事業の売上高は前期比4.4%増の459.92億円、セグメント利益は同14.9%増の76.50億円となった。デジタルペン技術の事実上の標準化に取り組むとともに、タブレット・ノートPC市場での利用拡大や教育市場での事業機会の拡大に努めた。当連結会計年度では、タブレット・ノートPC向けの売上高が、主要顧客群への販売は増加するも全体としては前期を僅かに下回った。スマートフォン向けの売上高は前期を上回った。セグメント利益は、粗利率の改善や販管費の最適化などにより前期より上回った。

2021年3月期通期の連結業績予想については、レンジ形式により開示しており、売上高が前期比0.5〜3.3%増の890.00〜915.00億円、営業利益が同0.6〜16.8%増の56.00〜65.00億円、経常利益が同7.8〜25.1%増の56.00〜65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1〜17.4%増の40.00〜46.00億円を見込んでいる。2021年3月期の期末(年間)配当金(基準日2021年3月31日)については、1 株当たり50銭増配の配当金7円50 銭を見込んでいる。




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