アイル Research Memo(9):2021年7月期の配当予想を上方修正
[21/04/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■アイル<3854>の株主還元策
利益還元については、業界における競争力の維持強化のための内部留保、株主資本利益率の水準、経営などを総合的に勘案して成果の配分を行っていくことを基本方針とし、配当性向30%台を目標かつ安定配当を指標としている。
この基本方針に基づいて、2021年7月期は、連結業績予想の上方修正に伴って配当予想も増額し、期初予想比3.00円増額(第2四半期末1.00円増額、期末2.00円増額)とした。この結果2021年7月期の配当は、前期同額の年間年間15.00円(第2四半期末7.00円、期末8.00円)、予想配当性向は35.9%となる。
なお、配当性向の見直しも視野に入れているようであり、収益拡大に伴って増配など株主還元の更なる充実も期待される。
■SDGsへの取り組み
同社はSDGsへも積極的に取り組んでいる。一例を挙げると、社会貢献活動の一環として、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発活動を行う一般社団法人WITH ALSによるイベントである「MOVE FES.2019」に協賛した。
また地域支援(島根県松江市)の取り組みとして、2017年に開設した「アイル松江ラボ」では、島根大学や松江工業高等専門学校を中心とする現地採用や、オフィス1Fを「IT交流スペース」として開放し、ITのスキルや関心を高められるように活動。また、現地にて行われるプログラミング言語「Ruby」市場・ビジネス拡大を目的とした「RubyWorld Conference」の支援を2017年より継続して行っている。同社は今後も、SDGsへの取り組みを強化する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<YM>
利益還元については、業界における競争力の維持強化のための内部留保、株主資本利益率の水準、経営などを総合的に勘案して成果の配分を行っていくことを基本方針とし、配当性向30%台を目標かつ安定配当を指標としている。
この基本方針に基づいて、2021年7月期は、連結業績予想の上方修正に伴って配当予想も増額し、期初予想比3.00円増額(第2四半期末1.00円増額、期末2.00円増額)とした。この結果2021年7月期の配当は、前期同額の年間年間15.00円(第2四半期末7.00円、期末8.00円)、予想配当性向は35.9%となる。
なお、配当性向の見直しも視野に入れているようであり、収益拡大に伴って増配など株主還元の更なる充実も期待される。
■SDGsへの取り組み
同社はSDGsへも積極的に取り組んでいる。一例を挙げると、社会貢献活動の一環として、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発活動を行う一般社団法人WITH ALSによるイベントである「MOVE FES.2019」に協賛した。
また地域支援(島根県松江市)の取り組みとして、2017年に開設した「アイル松江ラボ」では、島根大学や松江工業高等専門学校を中心とする現地採用や、オフィス1Fを「IT交流スペース」として開放し、ITのスキルや関心を高められるように活動。また、現地にて行われるプログラミング言語「Ruby」市場・ビジネス拡大を目的とした「RubyWorld Conference」の支援を2017年より継続して行っている。同社は今後も、SDGsへの取り組みを強化する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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