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CAICAD Research Memo(5):ブロックチェーン技術者集団として、高度な技術とノウハウに強みを有する

注目トピックス 日本株
■企業特長

1. ITサービス事業における特長
(1) 高度な技術とノウハウに強み
金融業界をはじめ、流通・小売業、情報通信業等でシステムを構築し、高品質なサービスを提供してきた実績を基に、その業務経験を通じて蓄積してきた高度な技術やノウハウに強みを持つ。特に、金融機関向けインターネットバンキング等の金融戦略支援システム、流通・小売向けのインターネットを利用した購買調達システムやネットワーク監視システム、情報サービス向けの各種業務パッケージソフトの開発など、システムダウンの許されない大規模かつ高レスポンスが要求される情報処理システムを手掛けてきた。これらのシステム構築には、高い信頼性と耐障害性、高トランザクションの処理能力とともに、機能障害発生時の迅速な復旧を保証する機能が要求され、高度なシステム構築技術が必要となる。CAICA DIGITAL<2315>が長い間、この分野で実績を積み上げ、高い受注継続率を誇っているのは、参入障壁の高さと同社の実力を示すものとして評価することができる。また、注力分野である暗号資産関連システムにおいても、セキュリティ機能はもちろん、高い処理速度などが求められており、同社にとっては大きなアドバンテージとなっている。

(2) 独自のオフショア開発体制
同社は、高い技術力とコストパフォーマンスの優れたサービスを提供するため、海外の現地のパートナー企業と連携し、日本と海外で各開発工程における最適な分業体制を実現している。特に、同社のオフショア開発は、高い品質をはじめ、その動員力の高さによって案件ごとに柔軟に最適な体制を提供できるところに特長があり、長年業界から高い評価を受けてきた。

(3) ブロックチェーン技術者集団を形成
FinTech分野はもちろん、様々な社会インフラでの活用が期待されているブロックチェーン技術については、同社独自のeラーニング教材をクシム<2345>と共同制作し、同社グループ全技術者(約400名)をブロックチェーン技術者に育成中である。

2. 金融サービス事業における特長
暗号資産ビジネスの中核となる暗号資産交換所「Zaif」については、既述のとおり、過去(同社グループに入る以前)における大規模なハッキング被害(仮想通貨の不正流出)により金融庁からの業務改善命令を受け、新たな経営体制の下、しばらくはセキュリティ対策をはじめとする事業の立て直しに専念してきた。2020年8月に業務改善報告を終了すると、2021年3月から「Zaif」を擁するカイカエクスチェンジホールディングスが同社の連結子会社となり、本格的な事業拡大に向けて体制が整ってきたと言える。「Zaif」は、他の暗号資産交換所ではみられない、豊富な銘柄(トークンを含む)を取り扱っているところやトークンを暗号資産に交換できるところ、根強い人気を持つ暗号資産「ネム(XEM)」※の取引量が多いところなどで差別化を図っており、コアなファン層を多く抱えている。一方、カイカ証券については、小口からでも資金効率よく投資可能なカバードワラントやCFD取引サービスなど、各種金融商品・サービスの開発や販売に定評があり、そのノウハウは暗号資産を対象とする独自の商品・サービスの開発にも生かされるものである。

※2021年6月には国内初となるネムの新通貨「シンボル(XYM)」の上場を果たし、取扱いを開始した。


3. 各事業の連携により新たな価値を創出する体制
各事業の連携により、同社ならではの価値創出(技術やノウハウの蓄積、人材の育成等)を実現する体制を構築しているところは、独自の革新的なサービスや商品の提供により、FinTech分野でトップランナーを目指す同社にとって、大きな差別化要因になるものと評価できる。特に、第一種金融商品取引業であるカイカ証券や暗号資産交換業者を自社グループ内に抱えるシステム開発会社というユニークな事業基盤は、未来像として掲げている、金融とITをシームレスに統合したこれまでにない新しいタイプの事業モデル(新たな金融プラットフォーマー構想)の構築にもつながるものである。(一社)ブロックチェーン推進協会(BCCC)が新たに設立した「ステーブルコイン部会」※にも名を連ねており、ステーブルコイン「ZEN」の社会実験にも参加するなど、将来性のある事業への展開に向けて、ブロックチェーン技術と暗号資産交換所の両方を有する優位性を生かし、絶好のポジションを確保している。

※BCCC独自の暗号資産「Zen」を日本円のみならずグローバルなステーブルコインとして社会実験実施に向けた活動を開始している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)




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