13日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、通信株の上昇が目立つ
[15/01/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
13日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比189.51ポイント高(+0.79%)の24215.97ポイントと5日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数が46.36ポイント高(+0.39%)の12063.02ポイントと反発した。売買代金は848億5400万香港ドル(12日は899億4000万香港ドル)。ハンセンは約4カ月ぶりの高値水準を回復している。
指標発表後に買いが強まる展開。取引時間中に公表された12月の中国貿易統計は、輸出が9.7%増(予想は6.0%増)、輸入が2.4%減(同6.2%減)と輸出が大きく改善した。指数は朝方に昨夜の米国株安などを嫌気して売られたものの、次第に買いが優勢となっている。本土株が小幅ながら4日ぶりに反発したことも、投資家の買い安心感を誘った。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信株の上げが目立つ。中国聯通(762/HK)が3.4%高、中国移動(941/HK)が2.7%高で引けた。今年は4G基地局の設置が加速するとの観測が流れるなか、ハイエンド顧客の増加期待が強まっている。マカオ・カジノ関連株もしっかり。銀河娯楽集団(27/HK)が2.7%高、金沙中国(1928/HK)が2.3%高とそろって反発した。大手ブローカーが最新リポートで、「カジノ売上高は2015年下期に回復する」と分析したことが支援材料。
貿易関連の銘柄群も物色された。海運の中海発展(1138/HK)が3.8%高、同じく海運の中国遠洋HD(1919/HK)が2.2%高、港湾運営の招商局国際(144/HK)が3.7%高、同業の中遠太平洋(1199/HK)が2.0%高と上昇した。
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