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障がい者スポーツを応援する田中貴金属グループ 社員が競技の魅?について学ぶブラサカ講演会を実施

2018年6月6日

TANAKAホールディングス株式会社

ブラインドサッカー?本代表選?が丸の内のオフィスに登場!
障がい者スポーツを応援する田中貴金属グループ
社員が競技の魅?について学ぶブラサカ講演会を実施

 TANAKAホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:田苗 明)は2018年5月30日(水)に、本社オフィスにてブラインドサッカーの魅力を学ぶブラインドサッカー講演会を実施しました。

 TANAKAホールディングス株式会社は2017年より NPO 法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)のパートナーおよびブラインドサッカー女子日本代表スポンサー企業として、ブラインドサッカーの啓発と普及のため、その活動を支援しています。今回の講演会は、ブラインドサッカー男子日本代表の寺西一(はじめ)選手と日本ブラインドサッカー協会の松崎英(えい)吾(ご)事務局長を迎え、「ブラインドサッカーの魅力」をテーマに開催。TANAKAホールディングスでは、日頃から社員による障がい者スポーツの試合観戦やボランティア活動を行っていることから、ブラインドサッカーへの関心は高く、講演には35名の社員が参加しました。

 松崎事務局長は、ブラインドサッカーの競技の紹介や、障がいについて偏見・ステレオタイプを負の烙印として持ってしまっている現状を説明。ブラインドサッカーらしいアプローチで競技の魅力を伝えていきたいという協会側の想いや、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」というビジョン、「ブラインドサッカーに携わるものが障がいの有無にかかわらず、生きがいを持って生きることに寄与すること」というミッション、「2024年 世界一であること」というゴールを掲げて活動していることを紹介しました。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054688-O3-1lleAtG3
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054688-O1-DoOLwSW7 】【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054688-O2-6M977W68

 続いて登場した寺西選手は、ブラインドサッカーを始めたきっかけから、初めて日本代表に選出された時のこと、普段行っている普及活動を中心に寺西選手の人柄がうかがえるユーモアたっぷりのエピソードで語りました。地域のクラブチームには40歳を過ぎてから競技を始めたり、障がいを持っていなくてもブラインドサッカーに魅了され競技に携わる方がいることを紹介。様々なストーリーを持って活動している選手がいることを知ってもらい、日本代表以外の試合にも足を運んで競技の魅力を感じてほしいと語りました。

 さらに寺西選手は講演会場の壁に向かって歩き、自分の足音と壁の反響音で壁の位置を探り、ぶつかる寸前で止まるというデモを披露。ブラインドサッカーではピッチを囲む壁にぶつからないための大切な技術なのですが、目の前で見たこの光景に、ブラインドサッカーを観戦したことがある社員も観戦したことがない社員も皆が驚くとともに、その研ぎ澄まされた感覚に感動していました。

 質疑応答では活発な質問が飛び交い、「普段どんなトレーニングをしているのか?」「思い出深い試合は?」といった寺西選手やブラインドサッカーの競技そのものに対する疑問から、ブラインドサッカーの普及活動に対して、「どうやって他の障がい者スポーツと差別化しているのか?」「競技力向上のための施策は?」という踏み込んだ質問もありました。これには、両氏も講演後に「普段あまり聞かれない競技の魅力、観戦してより楽しみたいという観点からの質問が飛び出し、ブラインドサッカーや、障がい者スポーツに目が肥えている参加者の聞きたいことは違う。」と感心するとともに、今後のメッセージを考えるいい気づきになったという手ごたえを述べていました。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054688-O4-9Iu7aFyZ

<参加者の声>
・ブラインドサッカー協会の情熱や戦略がよく理解できる内容で興味深かった。
・寺西選手がブラインドサッカーを始めた経緯やブラインドサッカーの内容など、知らないことばかりで興味がわいた。また、日本代表選手としての目線でのお話が面白かった。
・視覚障がい者の講演を聴くのは初めてだったが、寺西選手のお話が分りやすく、話に引き込まれた。
・試合の映像を観て感動して涙が出そうになり、障がいがある人は強者であると実感した。実際の試合の熱気が伝わるような映像をもっと観てみたい。


講演者プロフィール
寺西一(てらにし はじめ)
1990年5月23日生まれ、広島県出身。日本ブラインドサッカー協会にてダイバーシティ事業部に所属。所属チームは「松戸・乃木坂ユナイテッド」。2004年よりブラインドサッカーを始め、2010年の世界選手権イングランド大会にて日本代表に選出される。その後、日本代表や所属チームの主軸として、活躍を続け、2017年IBSAブラインドサッカーアジア選手権、2018年のIBSAブラインドサッカーワールドグランプリに日本代表として出場。ニックネーム「はじ」。

松崎英吾(まつざきえいご) 
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会事務局長。国際視覚障がい者スポーツ連盟理事。国際基督教大学卒。学生時代に偶然に出会ったブラインドサッカーに衝撃を受け、深く関わるようになる。大学卒業後は、株式会社ダイヤモンド社に勤務。一般企業での業務の傍らブラインドサッカーの手伝いを続けていたが、「ブラインドサッカーを通じて社会を変えたい」との想いで、日本視覚障害者サッカー協会(現・日本ブラインドサッカー協会)の事務局長に就任。「サッカーで混ざる」をビジョンに掲げる。サステナビリティをもった障がい者スポーツ組織の経営を目指し、事業型非営利スポーツ組織を目指す。

■TANAKAホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社)
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22階
代表:代表取締役社長執行役員 田苗 明
創業:1885年
設立:1918年※  
資本金:5億円
グループ連結従業員数:5,120名(2016年度)
グループ連結売上高:1兆642億5900万円(2016年度)
グループの主な事業内容:田中貴金属グループの中心となる持ち株会社として、グループの戦略的かつ効率的な運営とグループ各社への経営指導
HPアドレス:http://www.tanaka.co.jp(グループ)、http://pro.tanaka.co.jp(産業製品)
※2010年4月1日にTANAKAホールディングス株式会社を持株会社とする体制へと移行いたしました。

■田中貴金属グループについて
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、宝飾品や資産としての貴金属商品を提供。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術が一体となって連携・協力し、製品とサービスを提供しております。また、さらにグローバル化を推進するため、2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。

今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。

田中貴金属グループの中核5社は以下の通りです。
・TANAKAホールディングス株式会社(純粋持株会社) 
・田中貴金属工業株式会社
・田中電子工業株式会社 
・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社
・田中貴金属ジュエリー株式会社


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