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福岡発のeスポーツ研究組織「福岡eスポーツリサーチコンソーシアム」(FeRC)eスポーツセミナー第1弾を開催

心理学の専門家「eスポーツやゲームの健全かつ健康的な活用のために『学術的有用性』を明らかにするべきだ」と提言

福岡の大学・専門学校の教員やIT企業の役員などが今年2月に「eスポーツを科学する」を理念に立ち上げた「福岡eスポーツリサーチコンソーシアム」(FeRC)が8月19日(水)、会員限定のeスポーツセミナーをオンライン上で初開催しました。
当日はFeRCに参画している研究者が、eスポーツ分野の知見を講演する「研究者講演」、会員企業がeスポーツ関連商品をプレゼンテーションする「企業ミニセミナー」を催したほか、現在進行中のeスポーツ研究の進捗状況も報告され、まさにeスポーツ談議が目白押しの夏夜となりました。




●FeRCは福岡発のeスポーツ専門研究組織
「福岡eスポーツリサーチコンソーシアム」(FeRC)は、「eスポーツを科学する」のミッションのもと、主に福岡県内の大学・専門学校の教員をはじめとする有識者やIT企業の役員などの関係者が集結し、今年2月に発足しました。目下、eスポーツの機能を科学的に解明し、eスポーツの普及・発展、そして選手の健全育成に寄与するため、実験・調査や学会発表などの研究活動に取り組んでいます。


[画像1: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-279251-11.jpg ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-706816-10.jpg ]


これまで、FeRC理事長で九州産業大教授の磯貝浩久先生の研究チームが行ったeスポーツのトップ選手を被験者とした実験では、eスポーツのパフォーマンスアップに認知トレーニングが有効である可能性が既に明らかにされています。現在は、高齢者を対象としたeスポーツの機能性に関する研究や、eスポーツが人体の自律神経などに与える効果測定など複数のプロジェクトが進行中で、特に高齢者研究では県内の自治体からも全面的な後援を受け、注目されています。
そのほか、eスポーツ市場向けの商品開発で地元企業とコラボレーションを行うなど、eスポーツを活用した地域社会の活性化にも力を注いでおり、研究組織の特長を活かしたFeRCの新たな試みに、産官学やメディアからも関心が寄せられています。
FeRCは当初、福岡市科学館(福岡市中央区)で今年3月にeスポーツセミナーなどの啓発イベントを予定していましたが、当時の新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況に配慮して開催を延期。オンライン上で行うウェビナーに形式を改め、今回がeスポーツセミナーの初開催となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-289260-3.jpg ]

写真:研究活動を後援する福岡県豊前市の後藤元秀市長(中央)FeRC作花浩聡会長(左)FeRC磯貝浩久理事長(右)

[画像4: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-268884-0.jpg ]

写真:地元民放RKBの「発掘ゼミ!!」取材を受けた磯貝理事長(左)と番組リポーターのPA:LADIN Taichiさん

●【セミナー報告1.】日本初、心理学とeスポーツの「二刀流」講師が登壇

研究者講演では、FeRC運営会員で参画研究者の臨床心理士・神崎保孝先生が「臨床的に見るeスポーツの機能と課題」をテーマに登壇しました。神崎先生は、普段は教育委員会スーパーバイザー、総合病院アドバイザー、民事訴訟事件裁判鑑定人などとして、学校や病院でカウンセリングなどの臨床活動、教員や医療従事者への研修指導を務めています。一方、日本で初めて心理学の専門家としてeスポーツチーム「ニワカゲームス」と顧問契約を結び、メンタルアドバイザー・メンタルコーチの立場でeスポーツ選手の指導に当たっている「心理学とeスポーツの二刀流」です。
ニワカゲームスは、FeRC会員企業の「ニワカソフト株式会社」が立ち上げた地元福岡のeスポーツチームで、今や「グランツーリスモ」の国体準優勝選手らを擁する日本トップレベルのeモータースポーツチームです。今シーズンは、国体福岡県代表選手を4名輩出したほか、プロレーサーも参戦した「JeGT GRAND PRIX」でもチーム優勝を飾りました。

また、神崎先生自身が学生時代に大手ゲーム会社プロデューサーからの依頼で企画参加した経験を持つためゲームに造詣が深く、「ゲーム症(障害)」が新設されたWHOのプロジェクトにも参加経歴がある専門家としての立場から、eスポーツやゲームの健全かつ健康的な活用の啓発のためメディアなどにも出演しています。

講演では、主に教育や医療の分野からゲームに対して厳しい目が向けられている現実を指摘しながらも、将来eスポーツ選手になることを夢見て闘病を続ける小児患者の臨床ケースについて解説。また、メディアを通じてFeRCの研究活動を知った知人教員がゲームに対する見方を変えた例が紹介され、FeRCの取り組みによってゲームの「学術的有用性」を明らかにし、現在の「競技性」「エンターテイメント性」と三本柱を組むことで、将来的に社会におけるeスポーツやゲームの健全かつ健康的な活用を目指すことができると提言しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-743913-1.jpg ]


写真:FM FUKUOKA「Have Fun!! e-sports」出演時の神崎保孝先生(右)とパーソナリティ西川さとり氏

[画像6: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-944581-2.jpg ]

図:神崎先生はFeRCの取り組みによって「学術的有用性」「競技性」「エンターテイメント性」の三本柱でeスポーツやゲームを健全かつ健康的に活用する提言を行いました

●【セミナー報告2.】眼科医療機器最大手がeスポーツチームと共同開発したゲーミンググラスを紹介
企業ミニセミナーでは、FeRC会員企業の「株式会社ニデック」の高橋大氏が登壇しました。ニデックは、覗き込むと気球が見える視力検査機器でお馴染みの、世界的なシェアを持つ日本の眼科医療機器リーディングカンパニーです。高橋氏は、eスポーツ市場向けに展開している商品として、eスポーツチーム「DetonatioN Gaming」と共同開発したゲーミンググラス「G-SQUARE」についてプレゼンテーションを行いました。

G-SQUAREは、eスポーツの生命線である目を保護し集中の持続や疲労の軽減をサポートするために開発された眼鏡で、「レクアメッシュ・コーティング」と呼ばれる六角形の網目状の特殊なコーティングをレンズに施すことで、まぶしい光の透過を抑えて視認性を高められるように設計されています。また、ゲームプレイ中にヘッドセットを長時間着用することを想定し、フィッティングしやすく頭部や耳周辺部への負担を軽減できるようにフレームの素材や長さも調整されています。

ミニセミナーでは、これらのG-SQUAREの特長や開発経緯が説明されたほか、プロeスポーツ選手を監修として巻き込み、「ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)向け」や「格闘ゲーム向け」など、eスポーツのジャンルごとに推奨されるレンズカラーの開発案について提案がありました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/64566/3/resize/d64566-3-521559-4.jpg ]

写真:株式会社ニデックがeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」と共同開発したゲーミンググラス「G-SQUARE」

FeRCは今後もeスポーツセミナーの毎月開催を計画しており、次回は9月19日(土)に開催予定です。詳細はFeRC公式ホームページまで。

▼「eスポーツを科学する。」福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(FeRC:フェルク)
■HP:https://www.ferc.jp
┣研究者の眼

┣西薗秀嗣先生(FeRC運営会員・九州産業大教授):https://www.ferc.jp/research/n20200806/
┣森田泰暢先生(FeRC運営会員・福岡大准教授):https://www.ferc.jp/research/jul07-2020/
┣磯貝浩久先生(FeRC理事長・九州産業大教授):https://www.ferc.jp/research/jul03-2020/
┗神崎保孝先生(FeRC運営会員・臨床心理士・ニワカゲームスアドバイザー):https://www.ferc.jp/research/may14-2020/

■Twitter:https://www.twitter.com/Fukuoka_eRC
■Facebook:https://www.facebook.com/FeRCesports
■Instagram:https://www.instagram.com/fuk_erc
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