京大発ライノフラックス、燃やさないバイオマス発電で累計240時間超の運転を達成
[26/05/30]
提供元:PRTIMES
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住友林業との共同実証を完了、2028年の商用化へ前進
ライノフラックス株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役CEO:間澤敦、以下「当社」)は、独自の「湿式ケミカルルーピング技術」を用いた1kWプロトタイプにより、住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:光吉敏郎、以下「住友林業」)から提供を受けた木質バイオマスを含む複数原料による連続運転試験を実施し、累計240時間(10日間相当)を超える安定運転を達成しました。本技術は含水率の高い湿潤バイオマス燃料でも燃焼方式の従来技術を大きく上回る発電効率を実現する独自技術であり、本実証においてもその性能が裏付けられました。あわせて、発電と同時に純度99.9%以上のCO2を回収できることも確認しています。
今回の実証完了により、当社は5段階の成長ロードマップにおけるプロトタイプフェーズを完了しました。2027年の20kWパイロット機での実証を経て、2028年に商用初号機(100kW級)による事業化を目指します。当社は2024年4月の創業から約2年、前回資金調達から約1.5年で本マイルストーンを達成しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-4fab9b34f03c741a6de42a717ce88fe4-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1:プロトタイプ「Katsura-1J」
実証実験の概要と成果
住友林業との連携によるプロトタイプ試験の完了
国内有数の森林資源を有し、木質バイオマスの利活用に積極的に取り組んできた住友林業との連携により、木質バイオマス原料で連続120時間超の安定運転を達成。その後、食品・飲料メーカー等の複数パートナーから提供を受けた木質以外のバイオマス原料を用いた継続的な試験を実施し、累計240時間(10日間相当)を超える連続運転に到達しました。
累計240時間超の安定運転を達成
発電プラントにおいて連続運転時間は、技術の実用性を測る最も重要な指標の一つです。今回の達成により、湿式ケミカルルーピング技術が安定的かつ持続的に電力を供給できることに加え、木質バイオマスから食料系残渣まで異なる種類の原料で動作することが実証されました。発電プロセスで生成されるCO2についても、純度99.9%以上での分離・回収を確認しています。当社は今回の成果を踏まえ、グローバル展開も見据えた事業開発を進めていきます。
プロトタイプの情報と試験結果
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-b9fd0a7bf6d990c78fd03ab6efea9279-1230x581.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
湿式ケミカルルーピング技術について
燃焼を伴わない次世代エネルギー変換の仕組み
当社の「湿式ケミカルルーピング技術」は、京都大学・蘆田隆一講師の基礎研究を基盤に、水溶液中の化学反応で電力を取り出す次世代エネルギー変換技術です。バイオマスを燃やすことなく高効率なエネルギー変換を実現し、副次的に高純度のCO2を分離・回収します。
従来のバイオマス発電技術と比較して約2〜4倍の発電効率となるため、同じバイオマス投入量から大幅に多くの電力を取り出せるようになり、バイオマス資源の経済的な活用を可能にします。
また、従来のバイオマス発電が大規模な燃焼設備を必要とするのに対し、本技術は燃焼設備を持たないため、装置の規模を柔軟に設計でき、工場やプラント単位での導入が可能です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-87fbe84d9c865c3ab7eed1a9be1b7d8f-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2:湿式ケミカルルーピング技術
社会的価値
AI・脱炭素時代の電力需要への対応
本技術は、クリーンかつ24時間安定供給できる電源として、AI・脱炭素時代の電力需要に応えます。規模を柔軟に設計できる分散型電源として、電力を必要とする工場・データセンター・プラントに直接導入することが可能です。
エネルギー安全保障への寄与
バイオマスは国内および地域で調達可能な再生可能エネルギー資源であり、海外資源への依存を低減し、エネルギー自給率の向上と地政学リスクへの耐性強化に貢献します。加えて、分散型導入が可能な特性により、災害時の電力供給の強靭化にも寄与します。
多様なバイオマス資源の有効活用
バイオマスは地球規模で豊富に存在し、本技術は木質から食料系残渣まで多様な原料に対応可能です。当社は本技術を国内のみならずグローバルに展開することで、持続可能なエネルギー供給に貢献していきます。
事業フェーズと商用化ロードマップ
当社は1.ラボ→2.プロトタイプ→3.パイロット機→4.商用機→5.大規模プロジェクトの5段階の成長ロードマップを描いており、今回の実証完了によりプロトタイプフェーズを完了、20kWパイロット機フェーズへ移行します。商用機段階では「24時間365日稼働可能な水準」での運転を目指します。
1kWプロトタイプは商用初号機(100kW級)の100分の1規模の実証機です。住友林業との実証を起点とした累計240時間超の安定運転により本フェーズの目標を完了し、当社技術は研究開発段階から実装段階へと移行する節目を迎えました。
20kWパイロット機の開発着手(2027年実証予定)
出力規模を拡大した20kWパイロット機の開発に着手しています。商用化を見据えた装置構成・運転制御などの検証を実用環境で実施し、ここで得られる知見はその後の商用機設計に直接活かされます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-ca82de6b230e8e9f6e7e984b05300509-1927x1311.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3:パイロット機のイメージ
商用機展開(2028年以降)
パイロット機での検証後、2028年以降に商用初号機(100kW級)の市場投入を計画しています。その後、工場・プラント単位での導入が可能な100kW〜2MW級の商用機を本格展開し、分散型電源としての普及を進めます。さらに2032年以降は、10〜100MW級の大規模プロジェクトへの展開も視野に入れています。
シリーズA資金調達計画(2026年予定)
創業から約2年、前回資金調達から約1.5年での今回のマイルストーン達成を踏まえ、パイロット機開発と人材採用を加速するため、当社は2026年中に国内外の投資家を対象としたシリーズA資金調達を予定しています。
各社の役割
本実証は、ライノフラックスの技術開発力と住友林業の木質バイオマスに関する知見が組み合わさることで実現しました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-fa91bb14d6b09c619111b8f20221a877-3397x1668.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図4:協業イメージ
ライノフラックス株式会社
湿式ケミカルルーピング技術の研究開発・装置設計・運転の主体として、技術提供と試験運営を担当。
住友林業株式会社
木質バイオマス原料の提供および原料特性に関する知見の提供を担当。
代表メッセージ
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-ea1b8858acbc52d5b0fbd783c137820d-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ライノフラックス株式会社 代表取締役CEO 間澤 敦
AIの普及と脱炭素化が同時に進む今、世界はかつてない規模でクリーンな電力を必要としています。一方でバイオマスは、地球上のあらゆる地域に存在しながら、その多くが未活用のまま眠っています。私たちは、このバイオマスを「燃やさず高効率に」電力に変える技術で、エネルギーの新しい選択肢を世界に届けたいと考えてきました。今回、住友林業様との連携により、その第一歩となるプロトタイプ実証を完了できたことを大変嬉しく思います。日本で生まれた技術を、日本のエネルギー安全保障に貢献させると同時に、グローバルに展開していく。その実現に向けて、これからが本番です。
採用情報
当社では、科学者・エンジニア・ビジネスマンなど、「世界のために一肌脱ぎたい方」を積極的に採用しています。詳細は採用ページをご参照の上、ぜひご応募ください。
採用ページ:https://rhinoflux.com/careers
会社概要
法人名 :ライノフラックス株式会社
代表者 :代表取締役CEO 間澤 敦
本社 :京都市左京区吉田本町36-1 京都大学 国際科学イノベーション棟西館104号室
研究所 :京都市西京区御陵大原1-39 京大桂ベンチャープラザ南館2214号室
設立日 :2024年4月22日
事業内容:バイオエネルギー炭素回収装置及び関連機器の設計・製造・販売・管理・運営
連絡先 :info@rhinoflux.com
会社ウェブサイト:https://rhinoflux.com/
ライノフラックス株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役CEO:間澤敦、以下「当社」)は、独自の「湿式ケミカルルーピング技術」を用いた1kWプロトタイプにより、住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:光吉敏郎、以下「住友林業」)から提供を受けた木質バイオマスを含む複数原料による連続運転試験を実施し、累計240時間(10日間相当)を超える安定運転を達成しました。本技術は含水率の高い湿潤バイオマス燃料でも燃焼方式の従来技術を大きく上回る発電効率を実現する独自技術であり、本実証においてもその性能が裏付けられました。あわせて、発電と同時に純度99.9%以上のCO2を回収できることも確認しています。
今回の実証完了により、当社は5段階の成長ロードマップにおけるプロトタイプフェーズを完了しました。2027年の20kWパイロット機での実証を経て、2028年に商用初号機(100kW級)による事業化を目指します。当社は2024年4月の創業から約2年、前回資金調達から約1.5年で本マイルストーンを達成しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-4fab9b34f03c741a6de42a717ce88fe4-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1:プロトタイプ「Katsura-1J」
実証実験の概要と成果
住友林業との連携によるプロトタイプ試験の完了
国内有数の森林資源を有し、木質バイオマスの利活用に積極的に取り組んできた住友林業との連携により、木質バイオマス原料で連続120時間超の安定運転を達成。その後、食品・飲料メーカー等の複数パートナーから提供を受けた木質以外のバイオマス原料を用いた継続的な試験を実施し、累計240時間(10日間相当)を超える連続運転に到達しました。
累計240時間超の安定運転を達成
発電プラントにおいて連続運転時間は、技術の実用性を測る最も重要な指標の一つです。今回の達成により、湿式ケミカルルーピング技術が安定的かつ持続的に電力を供給できることに加え、木質バイオマスから食料系残渣まで異なる種類の原料で動作することが実証されました。発電プロセスで生成されるCO2についても、純度99.9%以上での分離・回収を確認しています。当社は今回の成果を踏まえ、グローバル展開も見据えた事業開発を進めていきます。
プロトタイプの情報と試験結果
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-b9fd0a7bf6d990c78fd03ab6efea9279-1230x581.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
湿式ケミカルルーピング技術について
燃焼を伴わない次世代エネルギー変換の仕組み
当社の「湿式ケミカルルーピング技術」は、京都大学・蘆田隆一講師の基礎研究を基盤に、水溶液中の化学反応で電力を取り出す次世代エネルギー変換技術です。バイオマスを燃やすことなく高効率なエネルギー変換を実現し、副次的に高純度のCO2を分離・回収します。
従来のバイオマス発電技術と比較して約2〜4倍の発電効率となるため、同じバイオマス投入量から大幅に多くの電力を取り出せるようになり、バイオマス資源の経済的な活用を可能にします。
また、従来のバイオマス発電が大規模な燃焼設備を必要とするのに対し、本技術は燃焼設備を持たないため、装置の規模を柔軟に設計でき、工場やプラント単位での導入が可能です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-87fbe84d9c865c3ab7eed1a9be1b7d8f-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2:湿式ケミカルルーピング技術
社会的価値
AI・脱炭素時代の電力需要への対応
本技術は、クリーンかつ24時間安定供給できる電源として、AI・脱炭素時代の電力需要に応えます。規模を柔軟に設計できる分散型電源として、電力を必要とする工場・データセンター・プラントに直接導入することが可能です。
エネルギー安全保障への寄与
バイオマスは国内および地域で調達可能な再生可能エネルギー資源であり、海外資源への依存を低減し、エネルギー自給率の向上と地政学リスクへの耐性強化に貢献します。加えて、分散型導入が可能な特性により、災害時の電力供給の強靭化にも寄与します。
多様なバイオマス資源の有効活用
バイオマスは地球規模で豊富に存在し、本技術は木質から食料系残渣まで多様な原料に対応可能です。当社は本技術を国内のみならずグローバルに展開することで、持続可能なエネルギー供給に貢献していきます。
事業フェーズと商用化ロードマップ
当社は1.ラボ→2.プロトタイプ→3.パイロット機→4.商用機→5.大規模プロジェクトの5段階の成長ロードマップを描いており、今回の実証完了によりプロトタイプフェーズを完了、20kWパイロット機フェーズへ移行します。商用機段階では「24時間365日稼働可能な水準」での運転を目指します。
1kWプロトタイプは商用初号機(100kW級)の100分の1規模の実証機です。住友林業との実証を起点とした累計240時間超の安定運転により本フェーズの目標を完了し、当社技術は研究開発段階から実装段階へと移行する節目を迎えました。
20kWパイロット機の開発着手(2027年実証予定)
出力規模を拡大した20kWパイロット機の開発に着手しています。商用化を見据えた装置構成・運転制御などの検証を実用環境で実施し、ここで得られる知見はその後の商用機設計に直接活かされます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-ca82de6b230e8e9f6e7e984b05300509-1927x1311.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3:パイロット機のイメージ
商用機展開(2028年以降)
パイロット機での検証後、2028年以降に商用初号機(100kW級)の市場投入を計画しています。その後、工場・プラント単位での導入が可能な100kW〜2MW級の商用機を本格展開し、分散型電源としての普及を進めます。さらに2032年以降は、10〜100MW級の大規模プロジェクトへの展開も視野に入れています。
シリーズA資金調達計画(2026年予定)
創業から約2年、前回資金調達から約1.5年での今回のマイルストーン達成を踏まえ、パイロット機開発と人材採用を加速するため、当社は2026年中に国内外の投資家を対象としたシリーズA資金調達を予定しています。
各社の役割
本実証は、ライノフラックスの技術開発力と住友林業の木質バイオマスに関する知見が組み合わさることで実現しました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-fa91bb14d6b09c619111b8f20221a877-3397x1668.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図4:協業イメージ
ライノフラックス株式会社
湿式ケミカルルーピング技術の研究開発・装置設計・運転の主体として、技術提供と試験運営を担当。
住友林業株式会社
木質バイオマス原料の提供および原料特性に関する知見の提供を担当。
代表メッセージ
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151345/4/151345-4-ea1b8858acbc52d5b0fbd783c137820d-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ライノフラックス株式会社 代表取締役CEO 間澤 敦
AIの普及と脱炭素化が同時に進む今、世界はかつてない規模でクリーンな電力を必要としています。一方でバイオマスは、地球上のあらゆる地域に存在しながら、その多くが未活用のまま眠っています。私たちは、このバイオマスを「燃やさず高効率に」電力に変える技術で、エネルギーの新しい選択肢を世界に届けたいと考えてきました。今回、住友林業様との連携により、その第一歩となるプロトタイプ実証を完了できたことを大変嬉しく思います。日本で生まれた技術を、日本のエネルギー安全保障に貢献させると同時に、グローバルに展開していく。その実現に向けて、これからが本番です。
採用情報
当社では、科学者・エンジニア・ビジネスマンなど、「世界のために一肌脱ぎたい方」を積極的に採用しています。詳細は採用ページをご参照の上、ぜひご応募ください。
採用ページ:https://rhinoflux.com/careers
会社概要
法人名 :ライノフラックス株式会社
代表者 :代表取締役CEO 間澤 敦
本社 :京都市左京区吉田本町36-1 京都大学 国際科学イノベーション棟西館104号室
研究所 :京都市西京区御陵大原1-39 京大桂ベンチャープラザ南館2214号室
設立日 :2024年4月22日
事業内容:バイオエネルギー炭素回収装置及び関連機器の設計・製造・販売・管理・運営
連絡先 :info@rhinoflux.com
会社ウェブサイト:https://rhinoflux.com/









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