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wolfSSL、セキュアブートローダーwolfBootを発表

ファームウェアのロード時 、更新時の署名検証を実現




組み込み向けネットワークセキュリティ専門ベンダーのwolfSSL Inc.(本社:米国ワシントン州エドモンズ)は本日、新製品wolfBoot商用版を発表しました。wolfBootはセキュアブートローダーで、wolfSSLの基盤であるwolfCrypt暗号モジュールと合わせて使うことで、ファームウェアに対する署名検証を可能にします。

セキュアブートローダーの役割は、悪意のある、または不正なファームウェアのロードを効果的に防ぐことです。これに加え、wolfBootはフェイルセーフな更新メカニズムを提供します。いつどこで更新が中断されても、次回の起動時に再開が可能です。wolfBootはあらゆる32ビットマイクロコントローラへの移植を実現する、OS非依存の安全なブートローダーです。ファームウェア認証は、wolfCryptライブラリを併用することで実現しています。最小限の設計と小さなハードウェア抽象化層(HAL)APIにより、wolfBootはどのOS、非OSアプリケーションからも完全に独立しており、既存の組込みソフトウェアソリューションに簡単に移植、統合することができます。
[画像: https://prtimes.jp/i/35612/5/resize/d35612-5-204407-0.jpg ]


wolfSSL創設者兼CEOのLarry Stefonicは次のように述べています。
「wolfSSL製品の基礎であるwolfCrypt暗号エンジンを活用した、高品質な商用版セキュアブートローダーを提供できることを嬉しく思います。オープンソースのこのセキュアブートローダーの登場により、お客様は製品の市場投入までの時間を大幅に短縮することが可能となります。」

wolfSSL CTOのTodd Ouskaは次のように述べています。
「32ビットマイクロコントローラ向けに、移植性の高いセキュアブートローダーを提供できることに興奮しています。wolfBootはOSおよび非OSのアプリケーションから完全に独立しているため、既存の組み込みシステムへのポーティングが容易に実現できます。」

wolfSSLの製品は、オープンソース版と商用版の2種類があります。デバイスや商用ソフトウェアにwolfSSL製品の採用を希望される場合、商用版のご契約が必要です。

wolfBootの詳細:
https://www.wolfssl.jp/products/wolfboot/

オープンソース版のwolfSSL製品は、こちらからダウンロードいただけます。
https://www.wolfssl.jp/wolfsite/download/


wolfSSLについて
wolfSSL Inc.は、米国ワシントン州エドモンズに本社を持ち、組み込みシステム向けに軽量なセキュリティライブラリを提供しています。スピード、サイズ、移植性、機能、標準への準拠にこだわり、自社の専門エンジニアが開発、サポート、コンサルティングを行っています。2004年の創業以来1,000社を超える採用実績OEMカスタマーに採用されています。
社名と同名の組込み向けTLSライブラリであるwolfSSLは、世界初のTLS1.3商用版です。
wolfSSL Japan合同会社では技術サポートセンターを東京に持ち、専任スタッフによるサポートサービスを提供しています。

【お問い合わせ先 】
wolfSSL Japan合同会社 担当: 須賀
Email: info@wolfSSL.jp
TEL: 050-3698-1916
https://www.wolfssl.jp
https://twitter.com/wolfSSL_Japan
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