マクニカ、高性能FPGA 向けOpenCL開発環境をネットワーク経由で利用可能「Mpression OpenCL ラボ」を無償提供開始
[16/04/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社マクニカ (神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島 潔、以下マクニカ) は、このたび同社技術ブランドMpression(エムプレッション) のサービスとして「Mpression OpenCL ラボ」を本日より提供開始する事を発表します。
「Mpression OpenCL ラボ」は、アルテラ社の高性能FPGA(*1) 搭載ボードとFPGA 開発ソフトウェア一式(アルテラ SDK for OpenCL 含む)が導入されたサーバを、暗号化されたセキュアなネットワーク経由でユーザーに無償貸出を行うサービスです。ユーザーはFPGAによるCPUアクセラレーションやソフトウェア開発フローの評価プラットフォームとしてMpression OpenCL ラボを活用可能です。FPGA 開発環境としては、評価用サーバにアルテラ SDK for OpenCLを含むFPGA開発ソフトウェア一式をインストールして提供します。
当サービスを活用頂く事によりプロセッサの演算アクセラレータとして、高性能FPGAをOpenCL(*2)で開発することを検討しているユーザーは初期投資なしで評価を始める事ができます。
Mpression OpenCL ラボは、現時点では特定ユーザーに対して当環境の試験提供を行います。その後、WEBページより申し込みをいただいたユーザーを対象に貸出を行っていく予定です。
[画像: http://prtimes.jp/i/14021/8/resize/d14021-8-782407-0.jpg ]
■ CPU演算アクセラレータとしてのFPGA、OpenCL への期待の高まり
スマートフォンの利用やIoT(Internet of Things)の広がりにより端末からデータセンタへのデータ量は爆発的に増加しており、データセンタの負荷増大と共に消費電力が課題となってきています。これらの課題を解決する手段の一つとして、プロセッサで行っている大量のデータ処理を処理内容にあわせて専用の回路を構成することができるFPGAへの期待が高まっています。FPGAにCPUによる演算をオフロードする事で、消費電力低減、演算性能向上、設置スペース削減が可能となり、データセンタ全体のTCOの削減が可能です。またFPGAの設計言語としてOpenCLが加わったことにより、CPU上で動作するプログラムを開発するソフトウェアエンジニアによるFPGAアクセラレータの設計が可能となり、開発時間を短縮しTime to Marketを実現します。
〜〜応用分野〜〜
ディープラーニング、ハイパフォーマンスコンピューティング、画像処理アプリケーション(車載、医療機器、MFP等)
■ Mpression OpenCLラボ環境及びインストール済みソフトウェア
・CPU: インテル Core i7-6700 プロセッサ ( 4コア、3.4GHz )
・メモリ: DDR4、2133MHz 64GB
・OS: Ubuntu 14.04 LTS
・ソフトウェア: Quartus(R) Prime スタンダード エディション v15.1.2、
アルテラ SDK for OpenCL v15.1.2
・FPGA 搭載ボード: Stratix V 搭載FPGA ボード
※今後、Arria(R) 10 FPGAの追加サポートを予定
※SSL-VPN で安全にリモート接続することが可能
<Mpression OpenCL ラボ詳細>
以下WEBページをご参照ください
http://www.m-pression.com/ja/solutions/evaluation
■(*1) FPGAとは
FPGA はASIC(Application Specific Integrated Circuit) やASSP(Application Specific Standard Product) とは異なり、ユーザーが開発した回路を自らプログラムすることでオリジナルハードウェアを開発できる柔軟性の高いロジック・デバイスです。
■(*2) OpenCL とは
OpenCL 規格は、異機種システムにおけるアルゴリズムの高速化を実現する、業界初のオープンかつロイヤルティー・フリーの統合プログラミング・モデルです。OpenCL では、C ベースのプログラミング言語を使用して、中央処理装置(CPU)、グラフィック処理ユニット (GPU)、デジタル信号プロセッサ (DSP)、そしてFPGA をはじめとする各種プラットフォームで実行可能なコードを開発できます。
■Mpressionについて
「Mpression(エムプレッション)」は、マクニカグループ各社が国ごとに開発・サポートしてきた、ソフトウェア、プラットフォーム、評価ボードなどを結集した総合的な技術ソリューションです。経験豊富なグループ各社の技術者のノウハウを詰め込んだ、より高度で、すぐに使えるシステムレベル・ソリューションとして、お客様の導入の期間短縮と、製品価値の最大化を図っていきます。また、国内のみならず、グループ各社を通じて、中国、アジア、欧米など、国や地域を問わずワンストップで提案・サポートしていきます。Mpressionに関する詳細はWebサイト (http://www.m-pression.com/ja) をご覧ください。
■マクニカについて
マクニカは、1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。当社は、横浜に本社を構え、香港、上海、台湾、シンガポール、韓国、タイ、アメリカ、ドイツに現地法人を有しています。
Webサイト (http://www.macnica.co.jp) をご覧ください。
※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標また登録商標です。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社マクニカ
イノベーション推進統括部
マーコム戦略推進室 江川 egawa-s@macnica.co.jp
経営管理部 広報企画課 宮原
電話:045-470-8977 FAX:045-470-8955
「Mpression OpenCL ラボ」は、アルテラ社の高性能FPGA(*1) 搭載ボードとFPGA 開発ソフトウェア一式(アルテラ SDK for OpenCL 含む)が導入されたサーバを、暗号化されたセキュアなネットワーク経由でユーザーに無償貸出を行うサービスです。ユーザーはFPGAによるCPUアクセラレーションやソフトウェア開発フローの評価プラットフォームとしてMpression OpenCL ラボを活用可能です。FPGA 開発環境としては、評価用サーバにアルテラ SDK for OpenCLを含むFPGA開発ソフトウェア一式をインストールして提供します。
当サービスを活用頂く事によりプロセッサの演算アクセラレータとして、高性能FPGAをOpenCL(*2)で開発することを検討しているユーザーは初期投資なしで評価を始める事ができます。
Mpression OpenCL ラボは、現時点では特定ユーザーに対して当環境の試験提供を行います。その後、WEBページより申し込みをいただいたユーザーを対象に貸出を行っていく予定です。
[画像: http://prtimes.jp/i/14021/8/resize/d14021-8-782407-0.jpg ]
■ CPU演算アクセラレータとしてのFPGA、OpenCL への期待の高まり
スマートフォンの利用やIoT(Internet of Things)の広がりにより端末からデータセンタへのデータ量は爆発的に増加しており、データセンタの負荷増大と共に消費電力が課題となってきています。これらの課題を解決する手段の一つとして、プロセッサで行っている大量のデータ処理を処理内容にあわせて専用の回路を構成することができるFPGAへの期待が高まっています。FPGAにCPUによる演算をオフロードする事で、消費電力低減、演算性能向上、設置スペース削減が可能となり、データセンタ全体のTCOの削減が可能です。またFPGAの設計言語としてOpenCLが加わったことにより、CPU上で動作するプログラムを開発するソフトウェアエンジニアによるFPGAアクセラレータの設計が可能となり、開発時間を短縮しTime to Marketを実現します。
〜〜応用分野〜〜
ディープラーニング、ハイパフォーマンスコンピューティング、画像処理アプリケーション(車載、医療機器、MFP等)
■ Mpression OpenCLラボ環境及びインストール済みソフトウェア
・CPU: インテル Core i7-6700 プロセッサ ( 4コア、3.4GHz )
・メモリ: DDR4、2133MHz 64GB
・OS: Ubuntu 14.04 LTS
・ソフトウェア: Quartus(R) Prime スタンダード エディション v15.1.2、
アルテラ SDK for OpenCL v15.1.2
・FPGA 搭載ボード: Stratix V 搭載FPGA ボード
※今後、Arria(R) 10 FPGAの追加サポートを予定
※SSL-VPN で安全にリモート接続することが可能
<Mpression OpenCL ラボ詳細>
以下WEBページをご参照ください
http://www.m-pression.com/ja/solutions/evaluation
■(*1) FPGAとは
FPGA はASIC(Application Specific Integrated Circuit) やASSP(Application Specific Standard Product) とは異なり、ユーザーが開発した回路を自らプログラムすることでオリジナルハードウェアを開発できる柔軟性の高いロジック・デバイスです。
■(*2) OpenCL とは
OpenCL 規格は、異機種システムにおけるアルゴリズムの高速化を実現する、業界初のオープンかつロイヤルティー・フリーの統合プログラミング・モデルです。OpenCL では、C ベースのプログラミング言語を使用して、中央処理装置(CPU)、グラフィック処理ユニット (GPU)、デジタル信号プロセッサ (DSP)、そしてFPGA をはじめとする各種プラットフォームで実行可能なコードを開発できます。
■Mpressionについて
「Mpression(エムプレッション)」は、マクニカグループ各社が国ごとに開発・サポートしてきた、ソフトウェア、プラットフォーム、評価ボードなどを結集した総合的な技術ソリューションです。経験豊富なグループ各社の技術者のノウハウを詰め込んだ、より高度で、すぐに使えるシステムレベル・ソリューションとして、お客様の導入の期間短縮と、製品価値の最大化を図っていきます。また、国内のみならず、グループ各社を通じて、中国、アジア、欧米など、国や地域を問わずワンストップで提案・サポートしていきます。Mpressionに関する詳細はWebサイト (http://www.m-pression.com/ja) をご覧ください。
■マクニカについて
マクニカは、1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。当社は、横浜に本社を構え、香港、上海、台湾、シンガポール、韓国、タイ、アメリカ、ドイツに現地法人を有しています。
Webサイト (http://www.macnica.co.jp) をご覧ください。
※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標また登録商標です。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社マクニカ
イノベーション推進統括部
マーコム戦略推進室 江川 egawa-s@macnica.co.jp
経営管理部 広報企画課 宮原
電話:045-470-8977 FAX:045-470-8955