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情報医療、はしか対策用のオンライン相談サービスを開始

感染拡大に対応、期間限定で無償提供

 株式会社情報医療(代表取締役 原 聖吾)は、2018年5月より、オンライン診療サービス“クロン”に、はしか対策用のサービスを新たに追加しました。はしかが疑われる患者に対し、医師が来院前に適切な指導をするための仕組みを提供することで、二次感染のリスクを抑えます。




 はしかは2018年3月に沖縄県で旅行者が感染して以降、5月16日までに愛知県や東京都など、日本全国で149人の感染が確認されています(国立感染症研究所調べ)。はしかは空気感染するため、高熱が出るなど疑わしい症状が出た場合、早い段階で適切な対応をすることが重要となります。
 
 そこで、情報医療はクロンで新たにはしか向けのサービス(https://curon.co/measles/)を提供します(*1)。このサービスでは、高熱の患者から病院に相談があった場合、まずは、はしかへの感染の可能性を確認するため、「過去2週間で感染が確認された地域へ行ったか」などの質問に答えてもらいます。その結果をもとに、医師が「電車を使わないように」と指導したり、患者を病院に迎える前に他の患者と接触しないような体制を整えたりすることで、二次感染のリスクを減らします。医院が事前に準備することで、来院した際の患者の待ち時間を減らすこともできます。
[画像: https://prtimes.jp/i/17806/9/resize/d17806-9-606079-0.jpg ]


 5月28日時点ではクロンを利用している医院のうち、山下診療所大塚駅前(東京都豊島区)や山下診療所自由が丘駅前(東京都目黒区)、リーレクリニック大手町(東京都千代田区)がはしか向けサービスを導入しています。

 クロンでは従来、サービス利用料(1回500円、処方せんや医薬品の配送料含む)を患者が支払いますが、感染を防ぐという目的を踏まえ、はしか向けサービスに限り、期間を限定し、無償で提供します(*2)。
 
 クロンは現在、全国600近い診療所(クリニック)で利用されています。はしかに限らず感染症の大流行(パンデミック)対策にも活用できるため、今後も一層の普及に努めます。


*1今回のサービスは、オンライン受診勧奨にあたります。
*2はしかの流行が一巡したと情報医療が判断した段階で無料サービスは終了します。

 情報医療はオンライン診療システム“クロン”(https://curon.co)に加え、AIを活用したヘルスケア企業・団体向けデータソリューション事業を展開しています。医療・ヘルスケア領域で蓄積した最先端の技術を活用し、様々なパートナー企業との連携を通じ、「健康・医療に関する情報が、自ら所有するものとして蓄積され、主体的に活用されることで、すべての人がより納得して生きて死んでいける社会づくりに貢献する」というビジョンの実現を目指します。

■株式会社情報医療 概要
会社名:株式会社情報医療(MICIN, Inc.)
所在地:
(東京オフィス) 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル9階
(高知オフィス) 高知県高知市梅ノ辻1-1 みつわビルII 302
設立:2015年11月26日
代表者:代表取締役 原 聖吾
事業内容:AIを活用したヘルスケアソリューション事業、オンライン診療サービス“クロン”の展開コーポレートサイト: https://micin.jp
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