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ミレニアル世代が思わずシェアしたくなるコーポレートサイトとは?「IDEAS FOR GOOD」が読者100人アンケート調査結果を公表

ミレニアル世代を惹きつけるためのキーワードは「パーパス」「オーセンティシティ」「デザイン」

Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を手がけるハーチ株式会社(東京都中央区、代表取締役:加藤佑)は5月22日、同社が運営する世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」の読者104名(10~30代のミレニアル世代)を対象に実施した「企業のコーポレートサイト」に関するアンケート調査結果(調査期間:2019年2月4日〜2019年4月17日)を公表しました。




世界中の企業や団体のソーシャルグッドな取り組みを紹介してきた「IDEAS FOR GOOD(https://ideasforgood.jp)」では、企業としてのブランドを体現する場所であり、消費者や投資家、取引先など様々なステークホルダーとのコミュニケーションにおいて大きな役割を果たすコーポレートサイト(以下、企業サイト*)の情報発信のあり方に着目し、企業やブランドがこれからの未来を担うミレニアル世代からの支持を得るためにはどのようなコミュニケーションをとるべきなのかを探るべく、CSVコンサルティングを手がける株式会社エンゲージメント・ファースト、日本マーケティング学会・サステナブルマーケティング研究会と共同で「ミレニアル世代*がシェアしたい企業サイトの調査」を実施し、調査結果を公表しました。(https://ideasforgood.jp/2019/05/22/corporate-site-millennials/

*企業サイト:会社概要・事業内容・採用情報・CSR・IRなどの企業情報が書かれたサイトを指す(オウンドメディアは含み、SNSアカウントやECサイトを除く)。
*ミレニアル世代:1981年以降に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代を指す。

■調査概要


調査目的:ミレニアル世代の心に響く企業サイトのあり方を把握すること。
調査対象:ミレニアル世代10〜30代のIDEAS FOR GOOD読者 104名
調査期間:2019年2月4日〜2019年4月17日
回収方法:IDEAS FOR GOOD読者アンケート(https://ideasfogood.jp/2019/02/25/millennialstandard4good/)+ IDEAS FOR GOOD読者座談会(https://ideasforgood.jp/2019/03/12/corporate-site/

■回答者属性
回答者の属性は男女比が約6:4、年齢は10代(約9%)20代(約77%)、30代(約21%)のミレニアル世代。
世界のソーシャルグッドなアイデアを扱うWEBマガジンIDEAS FOR GOODの読者ということもあり社会課題への関心が「大変ある」と「ある」の合計が76.7%と、関心の高さが伺えました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-307239-10.png ]

■調査結果サマリー


社会課題に興味のあるミレニアル世代でも商品購買に対しては、認知と行動にギャップ
就職活動といった自分と企業の関わりが深くなるほど「社会課題解決への積極性」を意識する
企業サイトを見るのは新商品の情報やキャンペーン時など「用があるとき」のみ
ミレニアル世代の心をつかむ企業サイトの3つの共通点は「パーパス」「デザイン」「オーセンティシティ」


■調査結果
・社会課題への意識と商品購買はまだ結びつきが浅い
企業の商品やサービスを購入する際に、その企業が社会課題解決に貢献しているかどうかを問う設問で「大変意識する」「意識する」の回答が合計で34.9%と、社会課題への関心に比べるとやや低く、社会課題への関心は高い層でも、実際の購買時にはあまり意識していないことがわかりました。つまり、認知と行動の間にはギャップがあるといえます。

次の設問の社会課題解決をしている企業の商品やサービスを友人にすすめたことがあるかを問うと「全くすすめたことがない(13.6%)」が前の設問の回答「企業の商品やサービスを購入する際に、その企業が社会課題解決に貢献しているかどうかを全く意識しない(5.8%)」の倍以上となっており、自分では社会課題に貢献している企業の商品やサービスを購入していたとしても、友人にすすめるまでは至らないミレニアル世代が多い結果となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-153736-7.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-790710-8.png ]


・就職活動など、自分と企業との関わりが深いものほど「社会課題解決への積極性」を意識
就職する際にその企業が社会課題解決に積極的な企業か意識するかを問う設問では「大変意識する」「意識する」の回答が68%と、高い数値となりました。つまり、自分と企業との関わりが深くなればなるほど「社会課題解決への積極性」を意識するようになる、という仮説が成り立ちます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-320719-12.png ]


・ミレニアル世代は企業サイトをあまり見ない
どんな企業も持っている企業サイト。ブランドを体現する企業の顔でもあるからこそ、できる限り多くの人に見て欲しいものです。それにもかかわらず、残念ながら今回の結果ではミレニアル世代は企業サイトをあまり見ないという結果に。

いつ企業サイトを見るかを問う設問では「仕事で情報を得たいとき(56.9%)」「就職・転職活動のとき(54.9%)」「店舗を探したいとき(48%)「新商品の情報があったとき(34.3%)」などの用事があるときのみに「検索(75%)」で見るようです。

IDEAS FOR GOOD読者座談会でも「企業サイトを日常で見ることはほとんどない」という声が多く上がりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-405389-11.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-955304-0.png ]


・ミレニアル世代に支持されるための3つのキーワード
では、どうしたらミレニアル世代に企業サイトに足を運んでもらえるようになるのでしょうか。ミレニアル世代が企業サイトを見る際に重要視するポイント15項目を6段階評価(「1.大変重要」「2.重要」「3.少し重要」「4.あまり重要でない」「5.重要でない」「6.全く重要でない」)してもらった設問をもとに、IDEAS FOR GOOD編集部ではミレニアル世代を惹きつけるために必要な要素として3つのキーワードを抽出しました。

パーパス
オーセンティシティ(真正性、ありのままの意味)
デザイン



[画像7: https://prtimes.jp/i/22102/14/resize/d22102-14-300118-4.png ]


1. パーパス
「大変重要」の割合が高かった「5.社会的な取り組みに対する企業の“想い”がストーリーとして伝わるか(46.5%)」「1.企業の価値が落とし込まれている(34.7%)」などから企業の存在理由や存在意義、つまり「何のためにこの会社があり、何のために事業をするのか」を意味するパーパスが重要視される結果となりました。

豊かな時代に生まれ、お金だけがモチベーションにならないミレニアル世代は、承認欲求や自己実現欲求を満たしてくれるような何かを生活や仕事にも求めています。言い換えれば、個人も企業と同じようにパーパスを求めているといえます。だからこそ、企業がパーパスを示すことではじめて、個人のパーパスと企業の方向性とをマッチングすることができ、個人から共感を生むことができるようになるのです。個人は、自分のパーパスと一致しているブランドを応援し、消費や就職活動を通じてその一部になりたいと考えます。

2. オーセンティシティ(真正性、ありのままの意)
今、ブランディングの本質が「よく見せる」から「ありのままを見せる」に変わってきています。「14.背伸びをしていない(大変重要:32.7%)」が支持されていることからわかるのは、いいことも悪いことも公にしたほうが消費者から信頼されるということです。投資の世界では「インテグリティ」、CSRの世界では「トランスペアレンシー」と言われることもあります。

「ありのまま」を自信をもって見せるためには、そもそも企業のパーパスが明確でないと難しいので、その意味でもパーパスを持つことは企業にとって大切です。

3. デザイン
最後に「6.デザイン性を大事にするか(大変重要:46.5%)」から、デザインが大切なことがわかります。
モノがあふれる時代の中で、ミレニアル世代においても「機能的価値」より「情緒的価値」の重要性が高まっています。ブランドエンゲージメントを高めるうえで「かっこいい」「美しい」というポジティブな感情を消費者から引き起こすことはとても重要です。

これがうまく企業のパーパスと結びつくことで「社会にいいことをやっている=かっこいい」といった文脈でパーパスを消費者が受け取ることができ、社会にいいことは強制されてやるのではなく自分がやりたいからやる、かっこいいと思うからやる、といった「行動」に結びつけることができます。

■ミレニアル世代に支持される企業サイト5選
上記を踏まえ、アンケートの中でよく見る企業サイトを挙げてもらったところ、以下の企業の企業サイトがミレニアル世代に支持されていることが分かりました。

サイボウズ株式会社
UNIQLO(ユニクロ)
Apple(アップル・日本)
Patagonia(パタゴニア)
IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)


※詳しい調査結果はこちらから(https://ideasforgood.jp/2019/05/22/corporate-site-millennials/

■イベントのお知らせ
今回の調査結果を踏まえ、IDEAS FOR GOODではミレニアル世代の視点を取り入れたコーポレートコミュニケーションのポイントを探るイベントを開催いたします。企業のPR担当・CSR担当者の方からメディアの編集者・ライターの方、NPO・NGOの広報担当者の方など、興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

<ミレニアル世代の視点から考えるソーシャルグッドなPR・コミュニケーションデザイン>
開催日時:2019年6月21日(金)15:30~20:30(開場:15:00〜)
会場  :六本木DORA 2F 東京都港区六本木7-17-16 米久ビル
最寄駅 :六本木駅
参加費 :イベントのみ…無料/イベント+懇親会…3,000円
定員  :40名(先着順)※ Peatixからの申込は20名
内容  :アンケート調査結果報告/欧米先進企業の最先端サステナブルマーケティング事例紹介/パネルディスカッション
イベントURL (https://socialgood-southeastasia.peatix.com/)

◆ サイト概要:
・サイト名:IDEAS FOR GOOD(アイデアズ・フォー・グッド)
・サイトURL:https://ideasforgood.jp/
・主なコンテンツ:ニュース、コラム、インタビュー、イベントレポート、用語集
・テーマカテゴリ:テクノロジー/マーケティング/デザイン/アート/CSR/政府系プロジェクトなど

◆ 会社概要:
・商号:ハーチ株式会社
・代表者:代表取締役 加藤 佑
・所在地:東京都中央区日本橋富沢町10-13 &WORK NIHONBASHI 503
・設立:2015年12月
・事業内容:ウェブメディア事業の運営
・資本金:20,000,000円
・企業URL:https://harch.jp/

◆ 会社概要:
・商号:株式会社エンゲージメント・ファースト
・代表者:代表取締役 原 裕
・所在地:東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアオフィスタワーX
・設立:2012年10月
・事業内容:CSVコンサルティング事業
・資本金:10,000,000円
・企業URL:http://engagement1st.com

◆ 団体概要:
・サステナブル・マーケティング研究会(日本マーケティング学会)
・代表者:青木 茂樹(駒澤大学 経営学部 教授、総合情報センター 所長)
・研究期間2018年4月〜2020年3月
・団体URL:https://www.j-mac.or.jp/research-project/17565/
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