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株式会社ENBASE、第三者割当増資で資金調達を実施

在宅ケアの会話を解析し、訪問記録・ハラスメント検知・スタッフ評価を自動生成する「スタンドLM」。リリースから半年で訪問看護・介護・居宅介護事業所を中心に100社超が導入。累計3.5億の資金調達完了。




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154525/20/154525-20-23acdcb3dabab82916fa8a89edb0cfef-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ケアサービスの現場の声から生まれた、訪問看護・介護のための音声AIアシスタント「スタンドLM」

 株式会社ENBASE(本社:東京都中央区、代表取締役:無尽 洋平)は、第三者割当増資による資金調達を実施しました。リード投資家はOne Capital株式会社、既存株主のKUSABI 1号投資事業有限責任組合にも追加出資いただき、創業からの累計調達額は3.5億円となりました。スタンドLMは2025年7月のリリース以降、訪問看護ステーションを中心に訪問介護、居宅介護支援事業所を含む100社を超える事業所に現在ご利用いただいています。調達資金は記録・報告の自動化の精度向上、現場のブラックボックス解消、トラブル・ハラスメント等のリスク兆候検知の開発加速に充当し、訪問看護・介護、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターへの拡販を通じて、在宅ケアの持続可能性に貢献してまいります。

■ 背景:医療AIへの関心が急速に高まる中、在宅ケア現場のブラックボックスは未解決

 生成AIの発展に伴い、医療・介護AI領域への投資が加速しています。

 一方で、少子高齢化と人材不足が深刻化する約10万カ所(※)の在宅ケア現場では、記録・報告等の間接業務がケア稼働を圧迫し、密室・直行直帰の慣習から管理者は正確な現場把握が困難なまま、教育・品質管理・リスク対応まで担わざるを得ない構造課題があります。加えて、生成AIの発展が著しい昨今においても、AI・ITの活用は現場でケアを行うスタッフにまでは手が届いておらず、データ利活用・業務効率化・マネジメント等の障壁になってきました。

 そこでENBASEでは、ケア現場の会話を取り込み、AIがレポート生成、ハラスメントやインシデント検知、タスク化等を一気通貫で支援する「スタンドLM」を開発し、2025年7月に販売を開始しました。
※約10万箇所:訪問看護事業所、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターの事業所数の合計

■スタンドLM:「ワンタップで、あとはAIが全部やる」記録・マネジメント・教育を自動化するAIオーケストレーションツール

[画像2: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=154525&t=animationGifImage&f=9f357d05d2bee64e2444e07ecd91dfc3.gif ]
訪問ごとにAIがレポートを生成し、WEBでもアプリでも確認・編集ができる。

 在宅ケアの現場は、生活音、移動中の雑音、利用者・家族・スタッフが同時に話す状況の中で、スタッフは両手がふさがったまま動いています。加えてサービス業・医療福祉従事者のITリテラシーは金融・IT業界と比較して平均3分の1以下とも言われており、操作が必要なAIは現場に定着しません。スタンドLMは「スタッフに操作負担をかけない」を絶対条件に設計されたアンビエントAIです。スタッフが意識しなくても、AIが会話を拾い、意味を解析し、必要な情報を自動生成します。

 ENBASEは、「現場に負担なく使えるUX」と「会話を一次データとして活用すること」にこだわり、在宅ケア領域の「日常オペレーションに埋め込まれるAI」を目指します。スタッフがスマートフォン/タブレットを持って訪問し、ボタンをワンタップするだけで、あとはAIが自律的に以下を実行します。

- 訪問記録・報告書を自動生成(看護・介護計画等の患者情報と照合した高精度な出力)
- ハラスメント・トラブルの検知アラート(言った言わないを防ぎ、事実確認コストを削減)
- スタッフの対応評価・教育フィードバック(現場に同席できない管理者の目を補完)
- 引き継ぎ情報の精緻化(複数担当者間での抜け・漏れを防止)


 書類作成や整理のサポートではなく、ケアが行われた「その瞬間」の現場から情報を生成するアプローチが、スタンドLMの本質的な差別化です。

■導入事業所の声:数字で見る現場の変化

リリースから約半年で100社を超える訪問看護・介護事業所、居宅介護支援事業所等に導入いただき、以下のような成果が現れています。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/154525/table/20_1_fe633281aada5f966f7675eaf44f1caf.jpg?v=202603110545 ]

? (1)記録・報告書作成の時間を約75%削減、月次書類の負荷も大幅軽減
訪問記録にかかる時間が1件あたり10分から2分へ短縮され、本来のケア業務に集中できる時間が生まれています。スタンドLMは看護計画や患者の情報を把握したAIが、当日の会話をもとに各種形式に合わせた報告書を訪問終了後に自動で生成するため、記録時間の大幅な削減につながっています。さらに月末月初に集中する定期書類や報告書を、複数訪問のログから横断して生成できるため、月末や突発時の作業負荷も大きく軽減します。

? (2)事実確認・トラブル対応コストを約85%削減
クレームやハラスメント発生時の調査時間が平均2時間から10分以内に短縮。客観的な音声記録をもとに迅速・公正な対応が可能になるだけでなく、「スタンドLMが記録している」という事実自体が抑止力として機能することも確認されています。

? (3)離職率の約40%低下に貢献
直行直帰が多く孤立感を抱えやすい在宅ケアのスタッフに対し、現場対応の可視化によって管理者が適切なタイミングでフォローできる環境を整備。評価への不満を解消し、定着率向上に貢献しています。

■今後の展望

 訪問看護・訪問介護等の国内約10万カ所の事業所に加え、約3,000万人が従事する接客業全体が、スタンドLMの潜在市場となります。

 訪問ケアで培った現場音声AI技術は、接客・窓口対応・営業など、人が人に対面でサービスを提供するあらゆる領域に展開可能です。訪問看護・介護での実績を起点に、小売・運輸・宿泊・医療等への横展開が可能な汎用設計であり、マネジメントデータ・教育コンテンツ・業界ベンチマーク提供へとレイヤーを拡張するロードマップを描いています。

■投資家からのコメント

? One Capital株式会社 CTO / Capitalist 中島 賢太 様
"ENBASEは驚くほどの実行力とスピード感を兼ね備えたチームです。プロダクトの構想から開発、現場導入に至るまで、一貫して「現場の課題を解ききる」姿勢に感銘を受けました。音声AIが医療・介護の現場にもたらす変革の可能性を強く感じています。特に訪問介護・看護の領域では、記録や報告の負担軽減といった長年の課題をテクノロジーで解決しうる大きなチャンスがあります。ENBASEがその最前線で新しいインフラを築いていくことを、心から期待しています。"

? KUSABI 1号投資事業有限責任組合 / 代表パートナー 吉田 淳也 様
"Abridge、Ambience、さらにはHeidiと、群雄割拠の様相を呈している医療AIスクライブ領域。日本でもプレイヤーが増え、着実に浸透が始まっています。超高齢化が進む日本で、この領域はどう広がっていくのか。無尽さん率いるENBASEは「在宅ケア」の現場からその糸口を探っていきます。在宅ケアに従事する方々の負担が、少しでも軽くなる未来を期待しています。"

■ 株式会社ENBASE 代表取締役 無尽 洋平からのコメント

 今回の資金調達の実現にあたり、お客様、投資家の皆様、弊社メンバー、ENBASEを応援してくださっている皆様に感謝申し上げます。

 日本の訪問看護・訪問介護サービスは、ナースやヘルパーの皆様をはじめ、ケア従事者の献身によって、高品質が担保されています。一方で、慢性的な人材不足・記録業務の過多・属人化によるケア品質のばらつきという課題は依然として深刻です。

 私たちは、AIを活用しDXを進めることで、働き手の負担を減らしながら利用者の安心・満足度をさらに高め、人口減少社会の中で、医療・看護・介護体制の安定的・持続的な構築を目指してまいります。

 私たちのパーパスは「コミュニケーションとテクノロジーで、希望を持てる社会をつくる」ことです。看護・介護は人と人との信頼関係とコミュニケーションに支えられた領域です。そこにテクノロジーを掛け合わせることで、働き手の負担を減らしながら利用者の安心・満足度を高め、人口減少社会における医療・看護・介護体制の持続的な構築に貢献してまいります。

■株式会社ENBASE 会社概要

- 代表取締役 無尽 洋平
- 設立 2022年7月
- 所在地 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル
- 会社URL https://enbase.jp/
- サービスサイトURL https://standlm.com/
- 弊社は、「コミュニケーションとテクノロジーで希望を持てる社会をつくる」をパーパスに掲げるスタートアップです。

※本リリースに記載の内容は、変更となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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