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7000人規模の「排尿障害」実情調査を実施、肥満やうつとの関係性など、学会発表へ

日本最大級の病院検索サイトを運営する株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、東京慈恵会医科大学講師の鈴木康之氏と共同で、「排尿障害」に関する実情調査を行った。枝問を含めると約100の設問数だったが、QLife(http://www.qlife.jp/)サイト会員を中心とした約7,000人から回答を得て、泌尿器科領域ではまれに見る大規模な調査となった。集計結果によると、「肥満」や「うつ」と「排尿障害」が深い関係にあることなどが分かった。今後さらに詳細な分析を進めた内容を、2009年4月16〜19日に岡山市で行われる日本泌尿器科学会で、鈴木康之氏が発表する。
今回の調査目的は、「排尿障害が生活者に与える物理的・精神的影響や、他の疾患との関係性、ならびに医薬に対する期待感を知ること」と「疾患疫学調査にインターネットを用いることが可能であるか否かの検証」にあった。そのためインターネット利用者に、WEBを介してアンケート回答してもらう方式で行った。

回収した回答者属性は、男性:女性=54:46、年齢は45歳を中央値とするきれいな正規分布を示し(20代以下:3-40代:5-60代:70代以上=12:47:37:5)、BMIの中央値は日本人の標準値とされる約22であった。インターネット調査は、これまで比較的若年層を対象として行われることが多かったが、今回は、約1週間という短期間に約7,000名の疾患疫学調査を行うことができ、インターネットを用いた疫学調査の有用性が実証できた。

※BMI=Body Mass Index。体重(kg)/(身長(m)x身長(m))で算出し、肥満度を表す指数として使われる。

今回の調査によって判明した内容には、以下がある。

…排尿障害患者さんの「受診率」は、「対人関係の悩み」「外出頻度・時間の減少」と関係がある
…「肥満」であるほど、排尿障害が発生しやすい
…「うつ」などの精神的な障害と、排尿障害は関係がある
…女性では出産回数が多い方が「腹圧性尿失禁」が多いが、「過活動膀胱」との関係はない

さらに、排尿障害の有無にかかわらず9割近くの生活者が、薬に関しては「新しさ」よりも「国内実績・安全性」を優先していることも、わかった。


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<株式会社QLifeの会社概要>
会社名 :株式会社QLife(キューライフ)
所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 リングリングビルA棟6F
代表者 :代表取締役 山内善行
設立日 :2006年(平成18年)11月17日
事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業
企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める
サイト理念:感動をシェアしよう!
URL : http://www.qlife.co.jp/

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本件に関するお問い合わせ先:
株式会社QLife  広報担当 山内善行
TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.jp
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