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BNGパートナーズは、2025年12月8日（月）、「Japan CxO Award 2025 powered by 明治安田生命保険相互会社」を開催し、総エントリー数135名、得票数2,742票、ファイナリスト64名の中から、審査員総勢21名による厳正な審査の結果、時代をリードするCxOたちの栄えある16部門が選出されました。

授賞式当日はご招待したファイナリストと関係者の皆様約200名の方々にご参加いただきました。

今回は受賞結果と併せて、各受賞者の功績を称える具体的な受賞ポイントについても詳細にご報告いたします。
※写真は授賞式当日のダイジェスト掲載のため、必ずしも紹介テキストの順序や内容と一致するものではないことをご了承ください。
?Japan CxO Awardについて
本Awardは、企業の持続的成長に不可欠なCxO（最高経営層）の功績が、その貢献度に比して社会に広く共有される機会が十分ではないという課題意識から生まれ、次世代の経営人材を育成し、日本産業を活性化させるため、優れたCxOの知見とリーダーシップを「ロールモデル」として社会の共有資産とすることが不可欠であるという強い想いから始まりました。

私たちの信念は、日本のベンチャー・スタートアップ業界における「人材エコシステム」の構築が喫緊の課題であるという認識に基づいています。リスクマネーや起業数が増加する一方で、CxO人材の層が薄い現状では、日本のスタートアップのスケールアップは困難です。

私たちは、ロールモデルを提示し志望者を増やし、日々の難題を解決してきたCxOたちを「ヒーローの隣にいる、もう一人のヒーロー」として称賛します。

グランプリ受賞者

今回のJapan CxO Award 2025において、全候補者の頂点に輝いたグランプリ受賞者は以下の通りです。
株式会社Helpfeel / 執行役員 COO 宮長 志帆 氏
【表彰ポイント】 入社後間もなく、資金ショートの危機を乗り越え、営業組織の再構築でARRを大幅拡大。年功序列を廃止し、多様な人材の実力と「変化を楽しむ」姿勢でチームを強く牽引した点が評価されました。
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各部門の最優秀賞者
各分野で栄えある最優秀賞に輝いた皆様は以下の通りです。

事業部門 受賞者

メジャークラス 最優秀賞 株式会社Luup/ 取締役COO / 牧田 涼太郎 氏
【表彰ポイント】 事業の初期段階から安全性の確保を重視し、揺るぎない事業基盤を築きました。また、現場に深く入り込むことで、全社戦略の仕組みを整え、絶対に生活様式を変えるんだ！という強い使命感でチームを支え続けた点が、高く評価されました。
チャレンジャークラス 最優秀賞 株式会社ウタイテ/ 取締役 COO/CHRO / 白石 一豪 氏
【表彰ポイント】 PEファンド、年商100億-300億の企業での幅広いCXO経験を活かし、エンタメの各専門分野の職能を理解しプロフェッショナルや役員経験者を採用しまとめあげ、非連続な成長を実現するための体制を整備。さらに全社的にAIを活用し意思決定を迅速化。時価総額1000億以上達成へのコミットメントが高く評価されました。

経営管理部門 受賞者

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メジャークラス 最優秀賞 株式会社アトラエ / 取締役CFO / 鈴木 秀和 氏
【表彰ポイント】 戦略的IRによる機関投資家比率上昇とフェアバリューの追求、エンゲージメントと株価の相関を学術的に立証、ゼロからプロバスケットボールチームを設立し、Bリーグプレミアに向けたMBOを実施した点が評価されました。
グロースクラス 最優秀賞 ファストドクター株式会社 / 取締役CFO / 中川 修平 氏
【表彰ポイント】LBOファイナンスによる持続的な成長実現、全国展開による医療偏在解消と生産性向上、そして組織の困難を乗り越える覚悟を支えたチームへの貢献が高く評価されました。

人材部門 受賞者

メジャークラス 最優秀賞 DeNA Corp. (DeNA USA) / Head of Global Human Resources/Head of AI Technology Development / Rocky Kako 氏
【表彰ポイント】 新規ライブストリーミング事業の売上をグローバル人材の登用やグローバルなジョブ型人事制度の導入などで400億円級に拡大。約10名のエグゼクティブを適材配置し、成長を促す筋肉質な事業基盤の確立が評価されました。
グロースクラス 最優秀賞 ブラウンリバース株式会社 / CHRO / 佐藤 浩太郎 氏
【表彰ポイント】 メルカリ時代には、3年で400名まで組織を急拡大させ、かつ最大７割までリファラル採用比率を向上させ自立させました。また他社では行動ログ分析で組織の離職リスクを可視化。４社のIPOを経験するなど幅広い実績が評価されました。

技術部門 受賞者

最優秀賞 株式会社ナレッジワーク / CTO / 川中真耶 氏
【表彰ポイント】小規模ながら2年先を見据えたリアーキテクチャで10プロダクト開発を実現。組織課題を乗り越えVPoE採用で相互扶助の文化を再定義。AIと人が共業するSaaSへの転換基盤を構築した点が評価されました。
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セールスマーケ部門 受賞者

メジャークラス 最優秀賞 VALX株式会社 / Chief Fan Strategy Officer（CFSO） / 林 果穂 氏
【表彰ポイント】 KPIを広告競争からファンの熱量へ転換し、LTVを大幅に向上。共創を軸にUGCが自然に生まれる構造を築いた点や、ポジティブな文化を組織に浸透させた点が評価されました。
グロースクラス 最優秀賞 株式会社Sales Marker / Marketing Marker事業本部 本部長 / 花田 海 氏
【表彰ポイント】 プロダクトがない状態にも関わらず、お客様よりご期待をいただき事業を開始。1年未満でARR2億円を達成。知見共有による強固なチームと、恩送りの哲学に基づく長期ビジョンが、顧客と社員の笑顔を支えた点が評価されました。
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クロスドメイン部門 受賞者

最優秀賞 ソースネクスト株式会社 / CPO（最高製品責任者） / 柳沼 友香 氏
【表彰ポイント】 会社として初めてのハードウェア製品となるポケトークのプロジェクトをリード。日本のニーズに対応できる強固な国内外のパートナーシップを構築。そして挑戦を成長の機会と捉える前向きな哲学が評価されました。

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U40部門 受賞者

最優秀賞 株式会社ウタイテ / 取締役 CFO / 茅 子桐 氏
【表彰ポイント】 厳しい条件のもと総額100億円超の大型資金調達を成功させました。Win-Winと透明性の徹底により海外ファンドの投資を逆転させ、「日本を強く」という情熱でエンタメ業界の地位向上を支え続けた点が、高く評価されました。

グローバルチャレンジ部門 受賞者

最優秀賞 株式会社オレンジ / Chief Operating Officer / 長谷川 寛 氏
【表彰ポイント】 世界で広がる漫画の海賊版問題、とりわけ未翻訳作品の海賊版流通に対し、権利者と協働しながら正規版の提供を拡大し、新たなIP経済圏の構築に取り組んできた点が高く評価されました。さらに、AIのみで完結させるのではなく、専門性の高い翻訳・編集チームとそれを補助するAIを組み合わせたハイブリッドな運営体制により、品質と生産性の両立を実現し、出版社と信頼関係を築きつつ漫画市場の課題解決に貢献していることも、大きな評価ポイントとなっています。

ローカルリーダー部門 受賞者

最優秀賞 株式会社eiicon / CHRO / 村田 宗一郎 氏
【表彰ポイント】大手資本からのMBOによる独立に際し、約50名の社員全員と対話を行い、離職率ゼロを実現。さらに、成長に最適化した評価制度の大規模な再構築に加え、「全てに誇りを持つ」という哲学を文化施策として徹底し、市場創造の基盤を築いた点が評価されました。

ハードシングス部門 受賞者

最優秀賞 matsuri technologies株式会社 / 取締役 / 呉 培宏 氏
【表彰ポイント】コロナ禍でも売上激減の危機を乗り越え、新規事業の立ち上げやコロナ禍での資金調達など、長期的な信念と実行力が評価されました。

オーディエンス部門 受賞者

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最優秀賞 株式会社GENOVA / 経営企画室 室長 / 伊藤 修次郎 氏
【表彰ポイント】 これまで7社のスタートアップに属し、その過程で一緒に働いた同僚、取引先、大学院の同窓生など幅広い層からの支持を集め、事業や業務に関するものだけでなく、親しみあるキャラクターについての投票も多かったことも高く評価されました。


多くの候補者の中から選ばれた皆様の目覚ましい功績を心より称賛いたします。

また、今回、候補者としてご応募いただいた皆様、そして熱い投票をくださった皆様に心より感謝申し上げます。

Japan CxO Awardはこれからも、次世代のCxOが活躍できるような場を作り、日本経済を牽引するリーダーたちの功績を称え、ロールモデルを世に送り出すことに尽力してまいります。

この度の「Japan CxO Award 2025 powered by 明治安田生命保険相互会社」は、以下の企業のご協力により開催されました。

【タイトルスポンサー】明治安田生命保険相互会社

【スポンサー】 株式会社リブ・コンサルティング / 株式会社ライトアップ / 株式会社ダイドーフォワード（NEWYORKER）/ 株式会社サイバーセキュリティクラウド / 株式会社PROCAN / 株式会社共立ドクターズラボ（KUJIME） / 株式会社あしたのチーム / 株式会社 セルクラウド（マイクロCTC検査）/ GVA TECH株式会社（OLGA） / 株式会社るうふ

【後援・協力】グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社 / ジャフコ グループ株式会社 / 株式会社Monozukuri Ventures / W株式会社 / XTech Ventures株式会社

▼審査員情報はこちら（一部抜粋）▼
楽天グループ 常務執行役員 Group CCuO 小林 正忠 氏
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表 今野 穣 氏
サイバーエージェント 常務執行役員 CHO 曽山 哲人 氏

審査員情報はこちら

BNGパートナーズについて

BNGパートナーズは、企業の持続可能な成長を支援するため、独自のCxOネットワークと専門人材を活用したサービスを提供しています。
主な支援領域
- 営業支援：営業戦略策定、新規顧客開拓、営業プロセス改善など
- プロジェクト推進：プロジェクトマネジメント、PMO構築、プロジェクトリスク管理など
- デジタルトランスフォーメーション (DX)：DX戦略策定、デジタル技術導入、業務プロセス改革など
- システム開発：システム企画・設計・開発、システム導入支援、システム運用・保守など
- グローバル人材の活用：グローバル人材採用、登録支援管理システムの提供

代表取締役 蔵元二郎について
1975年生、鹿児島県出身。九州大学経済学部経済工学科を卒業後、一部上場金融機関にて、人事・経営企画・金融庁対応に従事。その後、スタートアップ企業で新規事業の立ち上げ、大手ベンチャー企業で人事部長・海外事業部長・新規事業部長・社長室長などを歴任し、27歳で株式会社ジェイブレインを共同創業、取締役最高執行責任者に就任。

上場直前期にリーマンショックを経験した後、2009年にBNGパートナーズを設立。代表取締役に就任（現任）。

鹿児島イノベーションベース理事、情報経営イノベーション専門職大学客員教授なども務める。
?本件に関するお問い合わせ
BNGパートナーズ 広報担当 茅場