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環境移送ベンチャーイノカ、日本全国のアクアリストの知見を地球貢献に活かすことを掲げ、「第1回 INNOVATE AQUARIUM AWARD」開催決定!2023年2月開催に向け、応募受付スタート

〜 日本の重要資源である一方で、気候変動をはじめとした様々な環境問題により失われる可能性のある水棲生物の「遺伝資源」の保全および持続的利用に貢献。国内の関連イノベーション創出に期待 〜

株式会社イノカ(本社 : 東京都港区、代表取締役CEO : 高倉葉太、以下「イノカ」)は、深刻化する海洋や河川湖沼の水環境課題の解決を目指し、水棲生物飼育者の生物飼育技術をシチズンサイエンスとして結集するべく「第1回 INNOVATE AQUARIUM AWARD -アクアリウムで、世界を変えよう。- 」を2023年2月に開催します。

本アワード参加を希望されるアクアリストの皆様のご応募をお待ちしております。(応募受付期間:2022年12月1日 〜 2023年1月31日)

開催にあたっては、国内大手アクアリウム用品メーカーであるジェックス株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:五味宏樹、以下「GEX」)をプラチナパートナーとして迎えており、本理念に共感してくださるパートナー企業の追加募集の開始も、併せてお知らせいたします。




※ 遺伝資源:生物多様性条約においては「遺伝の機能的な単位を有する植物、動物、微生物、その他に由来する素材のうち、現実の、又は潜在的な価値を持つもの」と定義される。全ての生物は遺伝子を持っており、医薬品開発やバイオテクノロジーの素材として役に立つ可能性がある。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47217/34/resize/d47217-34-ac6eebb27e70c8c89925-2.png ]




日本が世界に誇る「水域由来の遺伝資源」の危機

イノカは、2030年までに世界での市場規模が約500兆円に達する見込みであるブルーエコノミー(出典1)の拡大を牽引すべく、日本が有する固有の海洋・河川湖沼生物多様性を重要な資源と捉えています。これらの貴重な資源の保全を目指すことはもちろんのこと、医薬品や化学品、化粧品、食料品をはじめとする研究開発での利用を促進することにより、将来的なグローバル競争力の源泉とすることを目指しています。

日本は体世界第4位の海洋体積を持つ国であり、サンゴに関しては世界の約800種のうち約450種類が日本に分布しているなど、海洋資源に関して量・質ともに恵まれています。しかし、その一方で現在、地球温暖化やマイクロプラスチック問題などをはじめ、様々な要因によって海洋環境が危機に直面しています。

また淡水域には、世界の水の約0.01%、地球表面の約0.8%という狭い面積にもかかわらず、地球上に生息する動物の10%以上(14万種以上)の種が生息していると言われています。しかし海洋同様、人間活動に起因する様々な影響を強く受け、淡水域の生物多様性は急速に失われています。世界自然保護基金(WWF)の2020年のレポート※1では、淡水生物多様性の状態を示す「生きている地球指数」はこの50年の間に84%まで減少(陸域や海域の2倍の速さで減少)し、淡水生物の約3分1が絶滅に瀕していることが報告されています。

このような深刻な劣化状況にも関わらず、淡水域の生物多様性の研究と保全への投資は、国際的にも到底十分とは言えません。


本アワード立ち上げの経緯

ここでイノカが注目したのが、研究職としてではなく、個人の趣味でアクアリウム(水生生物の飼育等)を行っている人々です。アクアリウムは、インテリアとしての側面だけでなく、生き物が好きという思いをベースにした、水生生物の飼育手法などの市民科学としての可能性を秘めていると確信しております。

イノカの技術コンセプトである「環境移送技術」※2 はまさに、水槽内に生態圏(生態系を含む環境)を構築する技術であり、技術的基礎は全て、アクアリストである弊社取締役 CAO(Chief Aquarium Officer)増田の趣味から構築されたものです。CAO増田のアクアリウム技術に、代表の高倉が持っていた水環境問題を解決したいという思いが掛け合わされたことにより、完全閉鎖系かつ産卵時期をコントロールした世界初のサンゴ産卵成功など、一歩ずつ地球環境貢献に向けた成果を残すことができつつあります。

そこで、我々は水生生物の飼育者を”生態圏エンジニア(Biosphere Engineer)”と称し、彼らの活動を「一つの水槽の中に、生き物も含めた環境維持システムの設計・構築を行う」という新たな概念として捉えることにしました。

現在、水環境・水域の生態系に関する研究を推進する上でのハードルの一つに「研究環境」が挙げられます。異分野の研究やテクノロジーが積極的に関わりやすくするためにも、生態圏エンジニアのノウハウを活かし、高度な研究環境を提供していくことを目指します。

本アワードには水環境の問題に関心のある企業パートナーにも協力いただいており、パートナー企業の取り組みとマッチングできそうな生態圏エンジニアを発掘し、研究開発やサステナビリティ活動とのコラボレーションをプロデュースしてまいります。

水環境課題解決・活用を志す企業や研究者と、世界中の生き物を愛している方が出会うことにより、次々に新たな技術がうまれ、未曾有の危機を解決への導き、人と自然が共生できる世界の実現に近づけることができるよう、一丸となって取り組んでまいります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/47217/34/resize/d47217-34-4bf1997f0eceefa7342d-7.png ]



本アワードの概要について

<スケジュール>
今後のスケジュールとしては下記を予定しております。

アワード公募開始
(12月1日)
  ↓
一次選考:書類審査
(1月31日締め切り)
  ↓
二次選考:オンライン面談
(2月4日(土)・5日(日)予定)
  ↓
ファイナリスト決定
(2月上旬)
  ↓
アワード当日:生態圏エンジニア×イノカによるパートナー企業へのプレゼンテーション
(2月末ごろ)

<選考について>
なるべく多くの方にご参加頂きたいという思いのもと、一次選考では「生き物への愛や水槽へのこだわり」を記載いただいた資料をご提出いただきます。二次選考では、オンライン面談を予定しております。

選考を通過し、ファイナリストに選ばれた方には、最終審査に向けて株式会社イノカ所属のメンターが伴走し、ディスカッションを重ねながら最終プレゼンまでサポートします。

<ご参加いただく特典>
イベント後もアワード選出者の研究活動がさらに発展できるよう、選出者には表彰や賞金が贈呈され、継続的なサポートをイノカからも提供予定です。

本アワード全体を通じて、企業と生態圏エンジニアとの共同プロジェクト創出を目指し、生態圏エンジニアならではの感性や知を、地球貢献につなげられればと考えています。

<特設HPについて>
アワードの詳細に関しては特設HPをご覧ください。
審査員・パートナー企業は順次公開予定です。
特設HP:https://innoawa.innoqua.jp/

<パートナー企業 一覧 2022.12.1時点>

[画像3: https://prtimes.jp/i/47217/34/resize/d47217-34-c144538bb1c16273562c-4.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/47217/34/resize/d47217-34-86d2912ce0a3fc821e92-5.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/47217/34/resize/d47217-34-0e42dd2a8875500a8021-6.png ]



事前説明会に関して

本アワード立ち上げに際して主催の株式会社イノカとジェックス株式会社により事前説明会を実施致します。
メディア関係者様、学校関係者様、団体代表者様など、奮ってご参加いただけますと幸いです。
各団体内での告知素材等については個別にご相談いただけますと幸いです。

詳細は以下の通りでございます。

<事前説明会 日時>
12月2日(金) 13:00 ~ 14:00 @ 株式会社イノカ 本社オフィス
(住所:東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル2階)

<事前説明会タイムスケジュール>
13:00-13:05 株式会社イノカ 代表取締役 高倉葉太よりご挨拶
13:05-13:15 本アワードのご説明
13:15-13:45 特別対談「アクアリウムを1つの趣味から、1つの地球を救う選択肢へ。」(株式会社イノカ 代表取締役 高倉葉太 × ジェックス株式会社 代表取締役 五味宏樹)
13:45-13:55 本アワード申し込みにあたってのご説明
13:55-14:00 閉会のご挨拶

<事前説明会 参加申し込み方法>
「氏名」「ご所属」「事前説明会 参加希望の旨」をメールにご記載の上、
info@innoqua.jp までご連絡いただけますと幸いです。


事務局からのコメント

◆ 株式会社イノカ取締役CAO 増田直記 コメント

アクアリストが持つ無限の可能性を世の中にお伝えできる祭典を企画・主催できますことを、いちアクアリストとして大変光栄に思っております。

私は工業高校を卒業後、10年間工場に勤務しながら、趣味としてサンゴ礁生態系のアクアリウムを作り上げるか試行錯誤していました。それがまさか、仕事としてサンゴ礁の調査でモーリシャスに行く経験ができるようになるとは、想像もしていませんでした。

生き物が好きという気持ちと行動を続けた結果、思いもよらぬ面白い人生を歩んでいます。
生き物が大好きで大好きでしかたのない人たちにたくさん応募していただき、私のように生き物が大好きな人たちが、見たこともない生き物の魅力をたくさん教えてくれることを、そして同じ生き物好きの仲間たちと一緒に、まだ見ぬ景色を見られることを心より楽しみにしています。

◆ジェックス株式会社 代表取締役 五味宏樹 コメント

ペット用品、アクアリウム用品を製造開発しているジェックス株式会社、代表の五味宏樹です。今回、ご縁あって INNOVATE AQUARIUM AWARD に参画させていただくことになりました。
株式会社イノカ代表の高倉社長とは、イノカさん創業以前からジェックスのIoT関連商品の開発に携わっていただいておりました。高倉社長をはじめとするイノカさんのサンゴや地球環境への思い、強い熱意、新たな可能性への研究の姿勢に、私自身非常に共感しております。

私たちジェックスはペット用品メーカーという立場で、「ひとりでも多くのお客様に、生きものと暮らすよろこびを提供する」という考えのもと、これまで多くのペット用品をご提供してまいりました。特にアクアリウムは魚や水棲動物と自然環境を共存させるもので、アクアリストには「生きものを大切にする気持ち」、「生きものの源である海や自然も大切にしたい」という方が多くいらっしゃいます。こうした普遍的な思いを持った多くの人たちとお会いし、一緒に活躍してもらえるような機会があればと思い、この企画に賛同させていただきました。

私たちジェックスも未来に向け、これからの環境を考え、人と生きものとの暮らしに変化を起こすためにも、今回の INNOVATE AQUARIUM AWARD のような全く新しいプロジェクトからヒントを得ていかなければならないと思っております。
未来に向けての新たなプロジェクトに期待するとともに、非常に楽しみにしております。

出典・解説
1: World Wildlife Fund (2020) Living Planet Report 2020.
https://livingplanet.panda.org/
2:環境移送技術
天然海水を使わず、水質(30以上の微量元素の溶存濃度)をはじめ、水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係性など、多岐に渡るパラメーターのバランスを取りながら、自社で開発したIoTデバイスを用いて、任意の生態系を水槽内に再現するイノカ独自の技術のこと。2022年、時期をずらしたサンゴの人工産卵に世界で初めて成功。


◆ 株式会社イノカ
イノカは「人と自然が共生する世界をつくる」ことをビジョンに掲げ、国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアがタッグを組み、2019年に創業したベンチャー企業です。

「海の見える化」をミッションに掲げ、自然を愛し、好奇心に基づいて飼育研究を行う人々の力と、IoT・AI技術を組み合わせることで、任意の生態系を水槽内に再現する『環境移送技術』の研究開発を推進しています。2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵実験に成功しました。

当社は、遺伝資源を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、2022年7月には国内ベンチャー企業としては初の事例となる、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」のフォーラムメンバーへの参画を公表しております。

会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設立 2019年4月
所在地 東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門2階
会社HP https://corp.innoqua.jp
お問合せ info@innoqua.jp
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