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LEXUS DESIGN AWARD 2019入賞作品発表!1,548点の応募作品の中からデザインとテクノロジーで次世代のライフスタイルを提案する6作品を選出

INTERSECT BY LEXUS - NYCにおいて入賞者が世界的クリエイターとのワークショップを体験

LEXUSは、全世界の次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティションLEXUS DESIGN AWARD 2019*1の入賞作品6作品を決定しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10614/36/resize/d10614-36-948713-0.jpg ]

通算7回目を迎える本アワードに対し、世界65ヶ国/地域から1,548点、うち日本国内からは103点の
応募があり、総応募数は昨年に引き続き過去最高を記録しています。
入賞作品を選定するにあたり、2018年12月に審査会を実施。今回も世界的に著名なクリエイターやデザイナー陣により審査が行われ、本アワードの審査基準となる3つの基本原則「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」をいかに具現化しているか、という点が評価されました。

本年度は、テクノロジーの活用によりアイデアを次の次元へと引き上げ、私たちの生活を直接的に向上させうるパワーを持った、革新的なデザインソリューションが受賞作品として選ばれました。
受賞作品のテーマは、海洋汚染の新しいソリューションやエネルギーを再利用するデバイスの開発、災害に適応するデザインなど、環境を背景とした取り組みに関するものが多くを占める結果となりました。

LEXUS DESIGN AWARD 2019の審査員を務めるジョン・マエダ氏は「今年の応募作品は、私たちがひとつの世界で共生していることや、高い社会意識の必要性を訴えるものが多かった。近年はアナログなデザインとデジタルなデザインの融合により、世界の大きな問題を解決しようとしているデザイナーたちが増加傾向にある。こういった新しい世代を育み、応援し続けることができれば、私たちはよりよい未来を迎えることができるだろう。」とコメントしました。

1月16日から1月17日までの2日間、入賞者6名はLEXUSのブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS– NYC*2」 において、メンターとのワークショップに参加しました。ワークショップでは、本アワードのメンター4名により、各作品の完成度をさらに高めるための専門的な指導が行われました。入賞者たちはこの刺激に満ちたワークショップを経て「ミラノデザインウィーク2019*3」までの約3ヶ月で、プロトタイプを制作します。今回メンターとして参加している重松象平氏はワークショップを振り返り、「一方的な指導でなく、入賞者たちとデザインを起点に社会の可能性を模索することは貴重な体験だった。他の入賞者に対するフィードバックや、異なる領域のメンターの意見など、あらゆる議論が学びになっていたと思う。単に提出、表彰をする表層的なアワードでなく、アイデアの醸成・育成に力を入れているフォーマットを評価している。」とコメントしました。

▼ワークショップの様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/10614/36/resize/d10614-36-840917-1.png ]

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プロトタイプ制作期間中、入賞者はメンター陣からプロトタイプ制作の継続的なサポートを受けることができます。また、完成したプロトタイプは2019年4月8日(月)よりイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2019」のLEXUS会場において展示される予定です。

会場では入賞者によるプレゼンテーションと最終審査が行われ、プロトタイプ6作品の中から「LEXUSDESIGN AWARD 2019」のグランプリが決定されます。

LEXUS DESIGN AWARDの詳細に関しては、下記サイトを参照ください。
ホームページ: https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
公式ハッシュタグ:#LexusDesignAward
ミラノデザインウィーク2019でのLEXUSの出展内容の詳細は2月中旬にLexus International公式ホームページで発表予定です。

*1:LEXUSが革新的なアイデアで豊かな社会やよりよい未来を創造する気鋭のクリエイターを発見し、育成・支援
することを目的に2013年に創設した国際コンペティション。今回で通算7回目を迎え、例年全世界から多数の応募を集めるなど、注目を集めている。
*2:LEXUSのブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS」第3の拠点。2018年11月16日に米国・ニューヨークにオープンした。
*3:「Salone Del Mobile Milano(ミラノサローネ)」としても知られる世界最大のデザイン展示会。家具、ファッション、テキスタイルなど、多くのカテゴリーにおけるブランドやデザイナーによるイベントや展示が一挙に開催される。

◆LEXUS DESIGN AWARDについて
2013年にdesignboomの協力のもと創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際的なデザインコンペです。よりよい未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としています。同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を6名の入賞者に提供し、入賞作品デザイン界でも最大級のイベント、ミラノデザインウィークで展示されます。 

◆LEXUS DESIGN AWARD 2019 受賞作品概要
作品名:Algorithmic Lace 受賞者名:リサ・マークス(アメリカ)
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3Dのレースを作る新しいメソッドを用いて製造された、乳房を切除した人のためのカスタムメイドのレース製下着。乳房切除手術後に多くの方々が抱く下着への不快感を取り除き、彼女たちの新しい人生に自信を与える可能性を秘める。
持続可能なものづくりを支援する方法を、手芸とアルゴリズムデザインを組み合わせることで模索するインダストリアルデザイナー。パーソンズ美術大学で美術学修士号を取得。現在、ジョージア工科大学で教員を務める。

作品名:Arenophile 受賞者名:レザン・ハソグル(トルコ)
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“Arenophile”とは様々な砂を集め研究する人を意味する。砂漠の砂とガラスなどの様々な物質を混ぜ合わせ複合材料を生成し、豊富な天然素材であるが産業活用できていない砂漠の砂の可能性を探る。
ロンドンに拠点を置くプロダクトデザイナー。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒。彼女のデザインアプローチはデジタルツールを組み合わせた非常に実践的なものである。自然現象から着想を得た研究と実験に焦点を当て、プロセスや素材を探求することにより、文化的ニュアンスを具体的なオブジェクトに変換する方法を模索している。

作品名:Baluto 受賞者名:ジェフリー・デラ・クルス(フィリピン)
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地震や台風に伴う洪水被害が大きな懸念である低地の解決策として、突然水位が上昇しても居住し続けることができ、ユーザー自身が組み立てられる住宅システムを提供。
フィリピン、バギオのセントルイス大学 建築学部卒業。フィリピンの建築デザインは先住民族の家屋の形状や、材料、構造からインスパイアされたものであると考え、民族建築の更なる発展を目指し研究を続ける。

作品名:Green Blast Jet Energy 受賞者名:ディミトリ―・バラショフ(ロシア)
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航空機が離陸する際に噴射する膨大な風力を収集し、空港で活用が可能な電力エネルギーへ変換する発電装置。
バウマン記念モスクワ国立工科大学卒業、在学中は工業デザインを専攻し、現職はインダストリアルデザイナー。快適さと合理性を重視し、ユニークで革新的なアイデアを提案する。

作品名:Hydrus 受賞者名:シュージャン・ユアン(中国)
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沖合の重油流出事故に対する応急回収装置。重油回収にかかる多大な労力と時間を遠隔操作により効率化し、内蔵されたスキマーや分解菌を用いて迅速に海上の油を回収・分解する装置。
アモイ理工学院卒のプロダクトデザイナー。社会に役立ち生活を有意義にするデザインを追求し、まだ世の中にないプロダクト開発に尽力している。

作品名:Solgami 受賞者名:Prevalent ベン・バーウィック(オーストラリア)
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太陽光の反射を室内に取り込むことによる照明効果と発電効果を兼ね備えたブラインド。プライバシー保護に加え、その形状に折り紙の幾何学模様を採用することで、都市の居住者に外部環境をより身近に感じさせ、生活に寄り添う装置になることを目指している。
社会的空間と空間テクノロジーに焦点を当てている設計会社Prevalentの経営者。先進的なデザインを専門とし、東京大学でフェローとして研究を続け、工学研究科で修士号を取得。現在はシドニー大学で教員として建築学を教えている。

◆審査員プロフィール
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デイビット・アジャイ(Sir David Adjaye)建築家
建築事務所アジャイ・アソシエイツ設立者
タンザニア生まれ。建築材の独創的な使用や高度な彫刻能力を活かし、芸術家としての感性とビジョンに富んだ建築家として高く評価されている。2000年に自身の事務所アジャイ・アソシエイツを設立。同氏が手がけたプロジェクトの中で5億4000万ドルと最大の規模を誇るスミソニアン協会国立アフリカ系米国人歴史文化博物館は、2016年秋にワシントンD.C.のナショナル・モールにオープンし、カルチャー・イベント・オブ・イヤーとしてニューヨーク・タイムズにも掲載された。2017年にはエリザベス2世によって大英帝国勲爵士(ナイト)に叙任され、TIME誌の「2017年、世界で最も影響力のある100人」のひとりとして紹介された。

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パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館(MoMA)、建築・デザイン部門シニアキュレーター
1994年よりニューヨーク近代美術館(MoMA)勤務。現在、研究開発部門責任者であると同時に、建築、デザイン部門のシニアキュレーター。展覧会のキュレーション、執筆、講演会など世界中で活躍。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ハーバード大学院デザイン科、ニューヨークのデザインスクール「MFA Products of Design」で教鞭をとる。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動。デザインや建築、科学技術の領域も含め日々の生活の中でデザインが与える影響を調査している。現在は、第22回トリエンナーレ・ディ・ミラノ*(the XXII Triennale di Milano)の準備に取り組んでいる。*3年に1度イタリアのミラノで開催されるデザイン、ファッション、建築、都市計画、メディアアートなど、産業と芸術の関係を扱ってきた美術展覧会。

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ジョン・マエダ(John Maeda)/テクノロジスト
オートマティック社コンピュテーショナル・デザイン+インクルージョン部門
グローバルヘッド
デザインとテクノロジー産業を牽引するアメリカ人実業家。2016年にコンピュテーショナル・デザイン及びインクルージョン部門のグローバルヘッドとしてオートマティック社に入社。過去には、世界有数のベンチャー投資会社クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)のデザインパートナーを務めた。国際的に活躍する講演家・作家であり、著書に『シンプリシティの法則』『Creative Code』『Redesigning Leadership』などがある。マサチューセッツ工科大学(MIT)より電気工学及びコンピューターサイエンスの学位、アリゾナ州立大学よりMBA、そして筑波大学より博士号を取得している。グーグル社の先進テクノロジー・プロジェクト(ATAP)のメンバー、世界経済フォーラムが組織する「新しい成長モデル」に関するグローバル・アジェンダ・カウンシルなどを歴任。直近では、イーベイ(eBay)社のジョン・ドナヒューCEOのアドバイザーを務めた。産業界での活躍以前は、MITのメディア・ラボでテニュア教授として、そしてロードアイランド・スクール・オブ・デザインにおいて16代目学長として教鞭をとった。

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澤 良宏(Yoshihiro Sawa) / Lexus International President
京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。1980年入社。カローラなどの小型車外形デザインを担当。米国駐在、内外装デザインを経て、異色のデザイナー出身チーフエンジニアとして、アイゴの開発を担当し、2017年4月にLexus International Presidentに就任。エンジニアリングからデザイン、商品企画まで、自動車事業の様々な側面を率いてきた経験をもとに、クルマに留まらない驚きと感動の提供を目指すLEXUSの商品・ブランド活動の両面において陣頭指揮を執る。


◆メンター プロフィール
[画像16: https://prtimes.jp/i/10614/36/resize/d10614-36-820235-21.jpg ]

ハイメ・アジョン(Jaime Hayon)/
アーティスト、デザイナーアジョン・スタジオ設立者
1974年生まれ、マドリード出身のアーティスト・デザイナー。彼の芸術性は最初に「Mediterranean Digital Baroque」や「Mon Cirque」などのインスタレーションで発揮された。これらのコレクションは、コンテンポラリーなデザイン文化の文脈においてアート、デコレーション、デザインの境界線を曖昧にし、複雑で精巧につくられたオブジェの発展という新たなウェーブの第一人者に彼を位置付けた。その後、世界中の主要ギャラリーやデザイン・アート祭における単独の展示会やショーにおいて自らの芸術性を確立。2001年にアジョンスタジオを設立した後は、b.d. barcelona、Cassina、Fritz Hansen、&Tradition、Magisの家具、Parachilna、 Metalarte、Swarovskの照明、Bisazza、Lladró、Baccaratの洗練されたオブジェなど、幅広い分野で実績がある。その他、世界中の主要ホテル、レストラン、ミュージアム、リテールショップなどのインテリアデザインも多数手がけている。

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ジェシカ・ローゼンクランツ(Jessica Rosenkrantz)/ アーティスト、デザイナー、プログラマー
ナーバスシステム共同創立者、クリエイティブ・ディレクター
科学、アート、そしてテクノロジーの交差点で活動するジェネラティブデザイン・スタジオであるナーバスシステムを共同創立。クリエイティブ・ディレクターのローゼンクランツの仕事は、自然現象からインスピレーションを受け、そのような現象のシミュレーションがどのようにデザインに利用できるのかを探ると共に、デジタルファブリケーション技術で、一点限りの独自にカスタマイズされた商品を生み出している。マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学デザイン大学院で生物学と建築を学び、2016年からはMITでデザインの教鞭をとっている。ローゼンクランツの作品は、『WIRED』『ニューヨーク・タイムズ』そして『ガーディアン』など数多くのメディアに取り上げられ、さらにニューヨーク近代美術館(MoMA)、クーパーヒューイット国立デザイン博物館、そしてボストン美術館などの常設コレクションに収蔵されている。

[画像18: https://prtimes.jp/i/10614/36/resize/d10614-36-603002-23.jpg ]

重松象平(Shohei Shigematsu)/建築家
OMAニューヨーク、パートナー兼ディレクター
1998年にオランダの建築事務所オフィス・フォー・メトロポリタン・アーキテクチャー(OMA)に入社。2006年よりニューヨーク事務所代表を務め、そして2008年にパートナーに就任している。これまでケベック美術館やマイアミのファエナ・アートセンターなどの文化施設の設計を手がけたほか、蔡國強、マリーナ・アブラモヴィッチ、カニエ・ウェストなどのアーティストとのコラボレーションを行ってきた。現在、サンフランシスコ、ニューヨーク、マイアミにおいて高級高層ビルを、そしてサンタモニカにおいて複合施設のデザインに着手している。世界中の都市環境における実践にも取り組んでおり、コロンビアのボゴタ市の新しい市民センター、ハリケーン・サンディ後のニュージャージー州の都市水道戦略、そしてケンタッキー州ルイビル市のフードハブなどにかかわってきた。ハーバード大学デザイン大学院においてデザイン批評家としても活動している。

[画像19: https://prtimes.jp/i/10614/36/resize/d10614-36-979455-24.jpg ]

セバスチャン・ロング(Sebastian Wrong)/ デザイン・ディレクター
エスタブリッシュド&サンズ、デザイン・ディレクター
エスタブリッシュド&サンズ(Established & Sons)のデザイン・ディレクターであり、数々の賞を受賞しているプロダクト・デザイナー。デザインの分野において18年以上の経験を積む。ノーリッチ美術デザイン大学で彫刻を学んだ後、2001年に自身の会社を設立。同氏はクリエイティブデザインのみならず、その後の製造プロセスにも深く携わっており、極めて幅広い技術を有する。過去には、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート、スイスのECALで教鞭をとる。デザイナーとしては、家具、照明、アクセサリー、ギャラリープロジェクトなど、幅広い分野で成功を収めているほか、製造業者としては、コンテンポラリーデザインの分野で注目される様々なクリエイターとコラボレーションしている。








                                                   
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