【北海道白糠町】漁師の働き方に新時代!“好き”をとことん貫き、海と生きる「サーファー漁師」とは
[25/12/05]
提供元:PRTIMES
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〜2025年度「本ししゃも」の受付開始〜
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-4c4cf276598600ea11238b7b6a769aca-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
北海道白糠町では、今年秋に水揚げした「ししゃも」について、ふるさと納税返礼品の受付を開始いたします。「ししゃも(本ししゃも)」は北海道の太平洋の一部にのみ生息する日本固有の希少種で、漁期は10月から11月半ばのごくわずかな期間のみ。漁獲量も少なく、一般市場にはほとんど出回らない貴重なものです。
白糠町ふるさと納税サイト|ししゃも
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-4b37ec2c355b16bcbe162ace3132b51c-950x950.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
豊かな自然に恵まれた北海道・白糠町。
四季を通して多彩な海の幸が水揚げされる“漁業のまち”ですが、漁師の高齢化や後継者不足といった課題も抱えています。白糠町の漁師の平均年齢は60歳以上。現在約80人いる漁師が、このままいくと10年後には半分以下になってしまう危機的状況です。
そんな白糠の海に、この秋、新しい時代の漁師像を体現する若者が現れました。
一年のうち半分は漁師として海に立ち、もう半分は大好きなサーフィンに没頭する--そんな自由で新しいライフスタイルを実践する、トムとアレン。
日本の漁業に明るい未来をもたらすヒントを探しに、ふたりを訪ねました。
全文は白糠町公式noteよりご覧いただけます。
白糠町note: https://note.com/_shiranukacho/
なぜ白糠で漁師をやることに?
「今年の9月、じっちゃんから『船の仕事やってみるか?』って連絡もらったんです。これまでも年に1回ぐらいは会いに来てたんですが漁はやったことがなくて“やってみたい!” って思い、今年初めてししゃも漁を手伝いに来ました」(トム)
千葉ではサーフィン中心の生活。白糠でもサーフィンができると聞き、サーファー仲間で幼馴染のアレンを誘って、ふたりで白糠の町へ飛んできたそうです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-ffcbe60777e1e3588a1637cbfa04c4b2-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
どうしようって思ったけど、とりあえず行ってみるかって。自分は地元で伊勢エビ漁をやっていたので、千葉の海とは全然違う北海道の海で、どんな漁をするのか興味もあって。なので“これはチャンスだ”って思って来ました」(アレン)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-16064698291136c831f0a169b65f9d85-1108x1477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白糠の海ではタンタカ(カレイ)も揚がる!笑顔のアレン(撮影:トム)
誰かがサボるとか、本当にない。
一人ひとりができることを全力でやって、やっと1つの仕事になる。みんなで1つの船を動かすんだって思った」(トム)
若い漁師も少数ながらいて、「意外と新しい世代もいるんだ」と感じたといいいます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-61a8f9bf6f496678263f242789ae6658-1474x1110.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ししゃも漁の船上の様子(撮影:トム)
「僕は1年目だからまだそんな分かってないですけど、今日は漁ができないって判断がめちゃ早い。ちょっとの風でも、ロープが揺れたらもうダメ。
厳しい条件のなか、限られたチャンスで漁に出る。獲れなければ値段も上がるし、希少になってくる。自分たちが“一次産業のど真ん中にいる”って、すごく感じています」(トム)
アレンは、千葉と北海道の両方の漁を経験して、日本の漁のクオリティの高さを確信したといいます。
「伊勢エビもそうなんですけど、死んじゃったら売り物にならないから、生けすで活きたまま管理したり、輸送のトラックも死なないようにエアを出しながら運ぶなど。
日本は鮮度管理が細かいし、品質が本当に高い。獲ってからのひと手間で、価値がめっちゃあがるんですよね」(アレン)
ちなみに、トムとアレンも参加する「ししゃも漁」で水揚げされたししゃもは、白糠漁港の市場で競りにかけられます。
漁師から漁業協同組合へ、そして仲買・卸を経て町の水産加工業者へと、バトンが渡されていきます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-b876beaebe94752de4561985d99871a4-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ししゃもの競りの様子
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-79ecbe304282fcf2b9841564f011af6c-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
競り落されたししゃも
製品となった白糠産本ししゃもはコチラ
(ふるさと納税返礼品として全国へお届けしています)
具体的にはどんな一年のサイクルなのか、まずはトムに聞いてみました。
「1月から4月は、地元・千葉の自動車整備工場で働きながらサーフィン、夏から秋には土木関係や草刈りの仕事をやりながらサーフィン、です!地元のサーファーの先輩が、”時間”と”お金”のバランスの良い単発の仕事を紹介もしてくれます。
そして秋からは白糠町で漁師をやりながら、やっぱりサーフィン!
サーフィンが軸の一年ですね。
それ以外にも、趣味のバイクいじりもしながら、色んなところへ出かけます。1ヶ月くらい海外へサーフトリップすることも!」(トム)
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-79999bbea1ea3da68a1b2e40521434fa-1179x905.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アレンはどうでしょうか?
「自分は、昨年は11・12月はハワイでサーフィン、1月から4月はずっと雪山にこもって、仕事しながらスノーボード。5・6月は伊勢エビ漁の時期になるんで、漁師をしながらサーフィンです!7・8月は伊勢エビが禁漁時期になるんで、メキシコへサーフトリップ!
そして今年は9月から白糠町に来て、トムと漁師やりながらサーフィンやってます。」
(アレン)
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-192c38ba243659ccfdcd69f9b3d0efbd-1706x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
こんなふたりが言うには、実はサーフィンと漁師は、抜群に相性が良いそうです。
「どちらも海を相手に、波を読み、風をよむ。共通点が多いんです。
そして、波が高くて漁に出られないときは、波乗りの絶好のチャンス。逆にベタ凪で波が無い日はサーフィンには不向きですが漁に出られる!需要と供給のバランスがまさにピッタリ!」(アレン)
そして、白糠の海はサーファーにとっても最高だそう。釧路から伸びる長い海岸線は波が良く、ポイントを探せばいくらでもありそう、とのこと。
「あと正直、お金の面も大事じゃないですか。自分たちみたいに、サーフィン中心の生活をしていて年2〜3回は海外に行くような生活をしている人たちにとって、漁師っていう仕事は少しの危険はある分、お給料が結構いい。海と向き合いながら、短期間でパンと稼げていい仕事だと思いますね。」(トム)
白糠の漁師の平均年齢は60歳以上。あと10年もしたら80人いる漁師の数は半分になってしまうのではという危機に直面しています。
若い人に“漁師になる”という選択肢を持ってもらうためにはどうしたらよいのでしょうか?
ふたりに聞いてみました。
「漁師の仕事には危険もあるし、もし怪我でもしたら船頭の責任も大きい。なのである程度慣れてからじゃないといきなり漁には出られないかも。船の上で即戦力になるには、ちょっと経験値がある方がいいかな。」(アレン)
「自分は漁の経験はなかったけど、水産高校だったので2週間ぐらいの航海の経験はあって。船酔いしたら仕事にならないので、船に慣れてるとか最低限の経験は必要だと思うけど、本気でやる気があればいけると思います!」(トム)
「やる気はあるけど、経験はない」
そんな若者に研修の場を提供するなど受け皿を作ることで、漁師を志す若い人が増えるかもしれません。ふたりの話から、白糠漁業の若返りについて大切なヒントをもらいました。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-1304890c017074ff1cb40d1de78020d8-1477x1109.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トムのじっちゃんこと渡邊祐一郎さん。千代丸の親方兼船頭としてレーダーを駆使し舵を取る
「自分が来てみて思ったのは、生活しやすいってこと。
銭湯もあるし、ご飯も美味しいし、自然も最高。サーファーなら波もいい!
今回は釣り竿を持ってこなくて残念だったけど、川釣りやワカサギ釣りも楽しそう。
そういう魅力をちゃんと伝えられれば、若い人がもっと来ると思う」(トム)
「自分にとっては初の北海道だったんですが、釧路空港について車に乗ったらもう驚きの連続!野生のキツネ、タヌキ、鹿、嘘でしょ?みたいな。
羽田から直行便でたった1時間半なのに、ここは関東とは全然違う世界。
景色も違うし、食べ物も違うし、すげえ面白いと思います!」(アレン)
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-e72f83f0e8713ccdd42a8568b31c49ba-1108x1477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
夜明け間近な白糠漁港の空(撮影:トム)
自分の好きなことを追求し、経験こそが全てと、新しい世界に飛び込んで生きていく。
未知の波にひるまず、楽しみ乗りこなす、サーファースピリッツをふたりが見せてくれました。
若き“サーファー漁師”との出会いは、漁業の未来への確かな希望を感じさせるものでした。
〇4時40分 出航 白糠漁港から、沖のししゃもの漁場へ
〇5時ごろ 作業開始 ししゃもの魚影を追いかけ船上を走り回るアクティブな漁
〇 食事は船上で。じっちゃんの奥さんが作ってくれる手作り弁当を食べる
〇12時〜14時頃 帰港 その日の漁獲によって帰港時間は変わる
〇漁が終われば、獲ったししゃもを漁協に出しての日の仕事は終了!
その後は銭湯に行ったり、船の仲間とご飯に行くことも。
〇午後からは自由な時間 サーフィンに行ったり、サーフボードのメンテや、
スポットを探して車を走らせたりなど。
豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れ、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり(R)」として新たな名産品の一つになっています。
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-773649ea54471947861484b0de1d7666-712x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白糠町ホームページ:https://www.town.shiranuka.lg.jp/
白糠町公式note: https://note.com/_shiranukacho/
Instagram:https://www.instagram.com/shiranukacho_hokkaido/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-4c4cf276598600ea11238b7b6a769aca-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
北海道白糠町では、今年秋に水揚げした「ししゃも」について、ふるさと納税返礼品の受付を開始いたします。「ししゃも(本ししゃも)」は北海道の太平洋の一部にのみ生息する日本固有の希少種で、漁期は10月から11月半ばのごくわずかな期間のみ。漁獲量も少なく、一般市場にはほとんど出回らない貴重なものです。
白糠町ふるさと納税サイト|ししゃも
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-4b37ec2c355b16bcbe162ace3132b51c-950x950.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
豊かな自然に恵まれた北海道・白糠町。
四季を通して多彩な海の幸が水揚げされる“漁業のまち”ですが、漁師の高齢化や後継者不足といった課題も抱えています。白糠町の漁師の平均年齢は60歳以上。現在約80人いる漁師が、このままいくと10年後には半分以下になってしまう危機的状況です。
そんな白糠の海に、この秋、新しい時代の漁師像を体現する若者が現れました。
一年のうち半分は漁師として海に立ち、もう半分は大好きなサーフィンに没頭する--そんな自由で新しいライフスタイルを実践する、トムとアレン。
日本の漁業に明るい未来をもたらすヒントを探しに、ふたりを訪ねました。
全文は白糠町公式noteよりご覧いただけます。
白糠町note: https://note.com/_shiranukacho/
■ ルーツは「じっちゃん」。白糠の海に戻ってきたトム
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-33abb626378e25abff7bb1d937083237-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]なぜ白糠で漁師をやることに?
「今年の9月、じっちゃんから『船の仕事やってみるか?』って連絡もらったんです。これまでも年に1回ぐらいは会いに来てたんですが漁はやったことがなくて“やってみたい!” って思い、今年初めてししゃも漁を手伝いに来ました」(トム)
千葉ではサーフィン中心の生活。白糠でもサーフィンができると聞き、サーファー仲間で幼馴染のアレンを誘って、ふたりで白糠の町へ飛んできたそうです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-ffcbe60777e1e3588a1637cbfa04c4b2-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■誘われて3日で初の北海道へ
「トムから“ししゃもの船あるから来ない?”って、行く2〜3日前に言われて。どうしようって思ったけど、とりあえず行ってみるかって。自分は地元で伊勢エビ漁をやっていたので、千葉の海とは全然違う北海道の海で、どんな漁をするのか興味もあって。なので“これはチャンスだ”って思って来ました」(アレン)
■ 千葉との漁の違いは?
「俺がいるのは千葉の太東(たいとう)っていう漁港で、伊勢海老の他はキンメ(金目鯛)とかが獲れる。鮭やししゃもは千葉にはいなんで、どうやって獲るんだろうって興味がありました。鮭の定置網は初めて見るもので、構造の複雑さに驚いたし、新鮮だった」(アレン)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-16064698291136c831f0a169b65f9d85-1108x1477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白糠の海ではタンタカ(カレイ)も揚がる!笑顔のアレン(撮影:トム)
■ 漁で感じた“プロの現場”
「秋鮭の定置網漁に乗って感じたのは、全員プロ意識がめちゃくちゃ高い。誰かがサボるとか、本当にない。
一人ひとりができることを全力でやって、やっと1つの仕事になる。みんなで1つの船を動かすんだって思った」(トム)
若い漁師も少数ながらいて、「意外と新しい世代もいるんだ」と感じたといいいます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-61a8f9bf6f496678263f242789ae6658-1474x1110.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ししゃも漁の船上の様子(撮影:トム)
■一次産業のど真ん中で、日本の魚文化を誇りに思う
ししゃも漁は、風や波が強いと漁に出られず中止になります。「僕は1年目だからまだそんな分かってないですけど、今日は漁ができないって判断がめちゃ早い。ちょっとの風でも、ロープが揺れたらもうダメ。
厳しい条件のなか、限られたチャンスで漁に出る。獲れなければ値段も上がるし、希少になってくる。自分たちが“一次産業のど真ん中にいる”って、すごく感じています」(トム)
アレンは、千葉と北海道の両方の漁を経験して、日本の漁のクオリティの高さを確信したといいます。
「伊勢エビもそうなんですけど、死んじゃったら売り物にならないから、生けすで活きたまま管理したり、輸送のトラックも死なないようにエアを出しながら運ぶなど。
日本は鮮度管理が細かいし、品質が本当に高い。獲ってからのひと手間で、価値がめっちゃあがるんですよね」(アレン)
ちなみに、トムとアレンも参加する「ししゃも漁」で水揚げされたししゃもは、白糠漁港の市場で競りにかけられます。
漁師から漁業協同組合へ、そして仲買・卸を経て町の水産加工業者へと、バトンが渡されていきます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-b876beaebe94752de4561985d99871a4-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ししゃもの競りの様子
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-79ecbe304282fcf2b9841564f011af6c-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
競り落されたししゃも
製品となった白糠産本ししゃもはコチラ
(ふるさと納税返礼品として全国へお届けしています)
■サーフィンと漁師の相性は最高!そのワケとは
一年の半分は働いて、もう半分はサーフィンやスノボというライフスタイルのふたり。具体的にはどんな一年のサイクルなのか、まずはトムに聞いてみました。
「1月から4月は、地元・千葉の自動車整備工場で働きながらサーフィン、夏から秋には土木関係や草刈りの仕事をやりながらサーフィン、です!地元のサーファーの先輩が、”時間”と”お金”のバランスの良い単発の仕事を紹介もしてくれます。
そして秋からは白糠町で漁師をやりながら、やっぱりサーフィン!
サーフィンが軸の一年ですね。
それ以外にも、趣味のバイクいじりもしながら、色んなところへ出かけます。1ヶ月くらい海外へサーフトリップすることも!」(トム)
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-79999bbea1ea3da68a1b2e40521434fa-1179x905.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アレンはどうでしょうか?
「自分は、昨年は11・12月はハワイでサーフィン、1月から4月はずっと雪山にこもって、仕事しながらスノーボード。5・6月は伊勢エビ漁の時期になるんで、漁師をしながらサーフィンです!7・8月は伊勢エビが禁漁時期になるんで、メキシコへサーフトリップ!
そして今年は9月から白糠町に来て、トムと漁師やりながらサーフィンやってます。」
(アレン)
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-192c38ba243659ccfdcd69f9b3d0efbd-1706x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
こんなふたりが言うには、実はサーフィンと漁師は、抜群に相性が良いそうです。
「どちらも海を相手に、波を読み、風をよむ。共通点が多いんです。
そして、波が高くて漁に出られないときは、波乗りの絶好のチャンス。逆にベタ凪で波が無い日はサーフィンには不向きですが漁に出られる!需要と供給のバランスがまさにピッタリ!」(アレン)
そして、白糠の海はサーファーにとっても最高だそう。釧路から伸びる長い海岸線は波が良く、ポイントを探せばいくらでもありそう、とのこと。
「あと正直、お金の面も大事じゃないですか。自分たちみたいに、サーフィン中心の生活をしていて年2〜3回は海外に行くような生活をしている人たちにとって、漁師っていう仕事は少しの危険はある分、お給料が結構いい。海と向き合いながら、短期間でパンと稼げていい仕事だと思いますね。」(トム)
■白糠で漁師をやりたい若者は増やせるか?
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-2f356f3211ab0e045beb1529525b0cb7-3900x2928.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]白糠の漁師の平均年齢は60歳以上。あと10年もしたら80人いる漁師の数は半分になってしまうのではという危機に直面しています。
若い人に“漁師になる”という選択肢を持ってもらうためにはどうしたらよいのでしょうか?
ふたりに聞いてみました。
「漁師の仕事には危険もあるし、もし怪我でもしたら船頭の責任も大きい。なのである程度慣れてからじゃないといきなり漁には出られないかも。船の上で即戦力になるには、ちょっと経験値がある方がいいかな。」(アレン)
「自分は漁の経験はなかったけど、水産高校だったので2週間ぐらいの航海の経験はあって。船酔いしたら仕事にならないので、船に慣れてるとか最低限の経験は必要だと思うけど、本気でやる気があればいけると思います!」(トム)
「やる気はあるけど、経験はない」
そんな若者に研修の場を提供するなど受け皿を作ることで、漁師を志す若い人が増えるかもしれません。ふたりの話から、白糠漁業の若返りについて大切なヒントをもらいました。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-1304890c017074ff1cb40d1de78020d8-1477x1109.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トムのじっちゃんこと渡邊祐一郎さん。千代丸の親方兼船頭としてレーダーを駆使し舵を取る
■トムとアレンから見た、白糠町の魅力
いまはトムのじっちゃんの家に暮らすふたり。白糠の町の感想を聞いてみました。「自分が来てみて思ったのは、生活しやすいってこと。
銭湯もあるし、ご飯も美味しいし、自然も最高。サーファーなら波もいい!
今回は釣り竿を持ってこなくて残念だったけど、川釣りやワカサギ釣りも楽しそう。
そういう魅力をちゃんと伝えられれば、若い人がもっと来ると思う」(トム)
「自分にとっては初の北海道だったんですが、釧路空港について車に乗ったらもう驚きの連続!野生のキツネ、タヌキ、鹿、嘘でしょ?みたいな。
羽田から直行便でたった1時間半なのに、ここは関東とは全然違う世界。
景色も違うし、食べ物も違うし、すげえ面白いと思います!」(アレン)
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-e72f83f0e8713ccdd42a8568b31c49ba-1108x1477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
夜明け間近な白糠漁港の空(撮影:トム)
自分の好きなことを追求し、経験こそが全てと、新しい世界に飛び込んで生きていく。
未知の波にひるまず、楽しみ乗りこなす、サーファースピリッツをふたりが見せてくれました。
若き“サーファー漁師”との出会いは、漁業の未来への確かな希望を感じさせるものでした。
トムとアレンに聞いた!「ししゃも漁のある1日」
〇朝3時 起床・支度 寒いから何枚も着込んで漁港へ向かう!〇4時40分 出航 白糠漁港から、沖のししゃもの漁場へ
〇5時ごろ 作業開始 ししゃもの魚影を追いかけ船上を走り回るアクティブな漁
〇 食事は船上で。じっちゃんの奥さんが作ってくれる手作り弁当を食べる
〇12時〜14時頃 帰港 その日の漁獲によって帰港時間は変わる
〇漁が終われば、獲ったししゃもを漁協に出しての日の仕事は終了!
その後は銭湯に行ったり、船の仲間とご飯に行くことも。
〇午後からは自由な時間 サーフィンに行ったり、サーフボードのメンテや、
スポットを探して車を走らせたりなど。
■北海道白糠町のご紹介
北海道白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,000人のまちです。豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れ、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり(R)」として新たな名産品の一つになっています。
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126577/39/126577-39-773649ea54471947861484b0de1d7666-712x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白糠町ホームページ:https://www.town.shiranuka.lg.jp/
白糠町公式note: https://note.com/_shiranukacho/
Instagram:https://www.instagram.com/shiranukacho_hokkaido/










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