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SWCC、汎用光ファイバ関連製品を冨士電線に集約

〜光関連事業のグループ内再編による収益力向上〜




 SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員:小又哲夫、以下「SWCC」)は、光関連事業のさらなる収益力向上を目的とし、グループ内再編を決定いたしましたのでお知らせします。SWCCは、主に海外データセンター等の成長市場向け戦略製品の売上拡大に注力し、国内の建設関連市場向け汎用光ファイバケーブルおよび光加工品(以下「汎用光ファイバ関連製品」)は、グループ会社である冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:井上和彦、以下「冨士電線」)に移管・集約いたします。再編に伴い、汎用光ファイバ関連製品は、「TOKYO FUJI」ブランドに統一いたします。

■再編の目的

 SWCCグループの光関連事業を取り巻く環境は、世界的なデータセンター建設の活況等を背景に高い成長が期待される一方で、国内の建設関連需要は横ばいとなる中で安定した収益の確保が課題となっています。
 SWCCグループは、ターゲットとする市場ごとの事業戦略を的確に進めていくために、光関連事業のグループ内再編を行うことといたしました。具体的には、SWCCは、海外データセンター向けを中心に需要が拡大している間欠接着リボン(「e-Ribbon(R)(イーリボン)」)等の戦略製品の製造・販売に特化し成長事業を拡大させます。冨士電線は、国内の建設関連市場向けを中心にそのブランド力を生かした製造・販売を行い、基盤事業を強化することで、SWCCグループの光関連事業の収益力の向上を図ってまいります。

■再編の方法等

 今回の事業再編を行うにあたり、SWCCと冨士電線の2社で重複して製造・販売してきた汎用光ファイバ関連製品を冨士電線へ移管・集約します。
 この移管・集約によって、SWCCが冨士電線向けにOEM製造していた汎用光ファイバ関連製品は、2026年4月より、冨士電線が自社で製造し、「TOKYO FUJI」ブランドとして販売することで、同社の国内の建設関連市場向けメタル通信ケーブルや消防用ケーブル等と合わせた高いブランド力を生かしてまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133032/40/133032-40-e1c4a06aaf0efd76f52217957d1b7321-1266x1079.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■再編の効果

 SWCCは、「e-Ribbon(R)」等の戦略製品にリソースを振り向け、成長機会をとらえた開発・製造・販売に注力することで、成長事業をさらに伸ばしてまいります。
 冨士電線は、国内の建設関連市場向けに「TOKYO FUJI」ブランドを生かした拡販に努めるとともに、商流の統合・整流化、製造・物流の効率化を行うことで、お客さまへの納期短縮等のサービス向上を実現します。さらに、2社間で重複していたリソースや関連業務を集約することで、業務の効率化を図り、安定したキャッシュの創出につなげてまいります。

 SWCCグループは、事業再編によって、今後も、成長事業の拡大とお客さまのニーズに即したサービスの提供に努めるとともに、SWCCパーパス「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」のもと、高付加価値製品を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【本件に関するお問合わせ先】
SWCC株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
inq-sonota@swcc-g.com
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